2005年04月22日

黄金狂時代 #304

1925年 アメリカ 69分 チャップリン映画

どんな映画だったっけ?と聞かれると、ほら、チャップリンが靴を食べるやつだよ、と答えてしまうアラスカの山小屋のコントっぽい話が印象的な作品。実際には山小屋→街へ降りる。美女と知り合う→また山小屋へ→金鉱を見つけて大金持ちに→美女と再会しハッピーエンド。。という展開なのだが、前半の山小屋の中と後半の崖で傾く山小屋のやりとりが面白すぎて、そこだけが記憶に残っていた。でも今回、改めて観てみると全編を通じてそもそもがかなりの手の込んだ製作で、撮影したフィルムもかなりの量らしく、完璧主義のチャップリンの拘りが見えてくる。どこをとっても面白い、無駄な部分の少ない完成度の高い映画になっている。

チャップリンの映画の魅力は、昨今のハリウッド映画のようにこれでもかこれでもかとばかりに、極端に強調したり、おおごとになってしまったりしないこと。ストーリーのみを追うだけだったら、そりゃ、起承転結七転八倒の方が面白いだろうが、一人の風来坊がてくてく歩いていく、基本的にはただそれだけ、騒動は起こるけど明日もまた同じ毎日・・・というのもなんとなく日常に近くて良い。

ちなみに本作、チャップリンがナレーターを務めてる方を観たのだけど、ナレーション無し版もあるようだ。ラストがちょっと違うらしいが。。

黄金狂時代 コレクターズ・エディション
posted by 映画のせかいマスター at 06:29| Comment(2) | TrackBack(4) | チャップリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする