2005年05月13日

ショーン・コネリー

ご存知初代007ジェームス・ボンド。90年代、インディジョーンズあたりから人気が再沸騰した感じがあるが、007時代からコンスタントに映画には出てて出演作は50を超える。

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた闘い #329(2003)
ザ・ロック #328(1996)
理由(1995)
ハイランダー2/甦る戦士(1990)
レッド・オクトーバーを追え!(1990)
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989)
ファミリービジネス(1989)
アンタッチャブル(1987)
ハイランダー/悪魔の戦士(1986)
薔薇の名前 #330(1986)
ネバーセイ・ネバーアゲイン #592(1983)
氷壁の女 #1098(1982)
メテオ#429(1979)
オリエント急行殺人事件 #430(1974)
007/ダイヤモンドは永遠に(1971)
007は二度死ぬ(1967)
007/サンダーボール作戦(1965)
007/ゴールドフィンガー(1964)
わらの女(1964)
007/ロシアより愛をこめて(1963)
史上最大の作戦(1962)
007/ドクター・ノオ(1962)
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薔薇の名前 #330

1986年 フランス/イタリア/西ドイツ 132分

中世の修道院で起こった連続殺人事件を追う秀逸なミステリー映画。ネットで見たのだが、京極夏彦の「鉄鼠の檻」に似てる。(が似てる、が正しいか)見立て殺人、犯人の動機、宗教の世界、図書館と書蔵。

ホームズとワトソンばりに捜査するのはショーンコネリーと少年。コネリーが渋いのはもちろんのこと、少年の足の引っ張りっぷりも面白い。しっかりした脚本と中世の修道院を雰囲気抜群に再現した映像で、緊張感と共に過ぎていく。原作はウンベルト・エーコ。推理好きならお勧めです。

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リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた闘い #329

2003年 アメリカ 110分

海底二万哩のネモ船長が他の映画にも出てるぞ!ってことで教えてもらったのがこの映画。原作者および企画考えた人たち、きっとドキドキしてたんだろうなあー。透明人間、ジキルとハイド、ネモ船長、ドリアングレイ、ドラキュラ(のヒロイン・ミナ)、トムソーヤ、アラン・クォーター。これだけのメンバーが一堂に会するスペクタクル巨編。オールスターです。日本だったら座頭市と石原裕次郎と坊ちゃんとアントニオ猪木と・・って感じでしょうか。

制作費もかなりのものだったようで、アクション映画としてもギッタンバッタンの連続。・・なのは、まあいいんだけど、主役はショーンコネリーだよねえ、これ。演じてるアラン・クオーターメインが、・・・誰だかわからなかった。なんたる不覚。あとで調べたら「キング・ソロモンの秘宝」の主人公だそうで・・・。もうこの際、“007”で行っちゃえばよかったのに。ミスターMも出てるんだし。って、そのMじゃないのかな。

で、たくさん出しすぎてそれぞれのキャラクターを愛する人には不評かもしれない。なんで「超人ハルク」になっちゃうかなーとか、実は・・は・・だったとか。ネモ船長は何気に活躍してた。ある意味主役かも。

というわけで、アラカルト丼や、アイスクリームの5段重ねなんかが好きな人にはいいかも!

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2005年05月12日

ニコラス・ケイジ

ジャックはしゃべれま1,000(せん) (2012)<未> 製作
ゲットバック (2012)
ゴーストライダー2 (2011)
ブレイクアウト #1857 (2011)
ハングリー・ラビット #1864 (2011)
デビルクエスト (2011)
ドライブ・アングリー3D (2010)
魔法使いの弟子 #1471 (2010)
キック・アス (2010)
ノウィング #1324 (2009)
ATOM (2009)
スパイアニマル Gフォース (2009)
バッド・ルーテナント (2009)
バンコック・デンジャラス (2008)
ゴーストライダー (2007)
ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記 #1234 (2007)
ワールド・トレード・センター (2006)
アントブリー (2006)  Anime声の出演
ウィッカーマン (2006)
ロード・オブ・ウォー (2005)
ニコラス・ケイジの ウェザーマン #917(2005)
ナショナル・トレジャー(2004)
マッチスティック・メン#326(2003)
ウインドトーカーズ(2002)
アダプテーション #1107(2002)
SONNY ソニー(2002)
コレリ大尉のマンドリン(2001)
クリスマス・キャロル(2001)
60セカンズ #808(2000)
天使のくれた時間 #170(2000)
シャドウ・オブ・ヴァンパイア(2000)
8mm #441(1999)
救命士(1999)
シティ・オブ・エンジェル #240(1998)
スネーク・アイズ #915(1998)
コン・エアー#325(1997)
フェイス/オフ#327(1997)
ザ・ロック#328(1996)
死の接吻 #909(1995)
リービング・ラスベガス(1995)
あなたに降る夢 #912(1994)
パラダイスの逃亡者(1994)
不機嫌な赤いバラ #914(1994)
アモス&アンドリュー(1993)
ハネムーン・イン・ベガス(1992)
レッドロック/裏切りの銃弾(1992)
プロフェッショナル(1992)
エネミー・ウォー(1991)
アパッチ(1990)
ザンダリーという女(1990)
ワイルド・アット・ハート(1990)
ハートにびんびん火をつけて(1988)
バンパイア・キッス(1988)
赤ちゃん泥棒 #938(1987)
月の輝く夜に #910(1987)
ペギー・スーの結婚(1986)
ボーイ・イン・ブルー(1985)
コットンクラブ(1984)
月を追いかけて(1984)
バーディ #916(1984)
アップタウン・ガール(1983)
ランブルフィッシュ(1983)
初体験/リッジモント・ハイ(1982)
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ザ・ロック #328

1996年 アメリカ 135分

昔は島全体が刑務所だったアルカトラズ島。アル・カポネが収容されていたことでも有名である。今は「パピヨン」のギアナ島と同じく観光地となっている。

舞台はその観光地となったアルカトラズ島。観光客81人を人質に米海軍のかつての英雄ハメル准将(エド・ハリス)が、神経ガス・ロケット弾を持って島を占拠した。
島に潜入してロケットの発射装置を除去する任務に選ばれたのは戦闘体験のないFBIの化学兵器スペシャリスト、スタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)。そしてアルカトラズの複雑な設計を知り尽くし脱獄した囚人ジョン・パトリック・メイソン (ショーン・コネリー)。メイソンを案内人に、アンダーソン中佐(マイケル・ビーン)率いる海軍特殊部隊シールが海中から島に潜入する・・・。

FBIからその存在を幽閉された男メイスンの一杯食わせ者っぷりが最初から最後まで描かれてて面白い。初代ジェームスボンドもこの時66歳。すっかり渋いおじさんになって、アクションも新境地である。この作品を見た後でまだまだ彼の姿を見たいと痛切に感じたファンも多いと思う。ただ長髪のショーン・コネリーは・・・似合わないっ!

そして拳銃も撃ったことがないのに最前線に派遣されるグッドスピード。街中をぶっ壊し、スーパーカーも廃車にしてしまうカーアクションからアルカトラズ島でのバトル・シーン。ニコラス・ケイジのキャラクターがアクション映画にしっかりとハマってて良かった。

この2人の名優の共演、ツーショットを見られるというだけでもオトク感があるんだけど、エドハリスの敵将も渋く、設定も納得!で、どちらにも肩入れできるし、なんと言ってもアクションシーンバリバリでしたね。


アルカトラズ島を題材にした映画
奪還DAKKANアルカトラズ #11
アルカトラズからの脱出1979年。C・イーストウッドの脱獄モノ
告発 1995年 一人の囚人と弁護士の物語。
ダーティーハリー3 



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2005年05月11日

フェイス/オフ #327

1997年 アメリカ 139分

FBI捜査官とテロリスト、二人の顔を取り替えちゃった、そんなことってあるの?と思っていたが、そんなことは気にせずに見て欲しい映画。

顔が変わるのはこういう理由。6年前息子を殺されたショーン・アーチャー(ジョン・トラヴォルタ)はついにテロリストのキャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)を追い詰める。トロイは昏睡状態に陥る。しかしトロイはLAのどこかに細菌爆弾を仕掛けていた。手掛かりになるのは獄中のトロイの弟のみ。6年間トロイを追いかけていたアーチャーは、最もトロイをよく知る男として極秘でトロイの顔を移植する手術を受ける。これでトラボルタはケイジに変身!刑務所へ送り込まれる。

一方、昏睡状態だったトロイはある日奇跡の回復を遂げる。自分の顔が無いことに気づいたトロイは極秘捜査チームと執刀医を脅し、アーチャーの顔を取り付けたあと、皆殺しにしてしまう。トラボルタになったケイジは、細菌爆弾を直前で停止させ、一躍スターダムにのし上がる。

顔が変わったことを知るものはすべて葬り去られてしまったアーチャーはトロイとして獄中生活を強いられるが、脱獄に成功、トロイへの復讐が始まる。

話が面白くなるのはやっぱり二人が入れ替わってからだ。トラボルタの中身はケイジに見えるし、ケイジはトラボルタに思えてしまう。その辺のキャラクター設定と二人の演技力が、この設定の説得力を飲み込む。二人が銃を持って対峙するが、実は鏡に向かって銃を向けているシーンは屈指の名シーンだ。アーチャーが手を焼いていた思春期の娘が、入れ替わった父親のトロイには心を開きそうになるところとかよく練られてる。

香港映画のジョン・ウーの米国進出第3作め。


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2005年05月10日

マッチスティック・メン #326

2003年 アメリカ 116分

マッチスティックマンとは詐欺師のことだ。今で言うところの「オレオレ詐欺」みたいなことをやってる。詐欺師が主人公の映画は数あれど、この映画の主薬のロイ(ニコラス・ケイジ)はなんと病的な潔癖症。1日の大半を掃除して過ごしている。なんでまたそういう人が詐欺師になっちゃったのかわからないけど、薬を服用してたら大丈夫なんだ。そんなロイの部屋に土足で上がってパンくずをこぼしていく相棒のフランク(サム・ロックウェル)はロイの潔癖症が気になってる。そんな時ロイに薬を処方してた医者が夜逃げしちゃってさあ大変。フランクの紹介で精神科医を訪れる。フランクは相棒のロイのことを思いやるナイスガイだ。

さてさて、この精神科医がなかなかの名医だ。医者と会わずに薬だけ欲しいというロイの要求は呑まず、しかもロイに心を開かせる。古物商だというロイが年代物の足置きを見て何も言わないことから泥棒であることを見抜く。つまりそういう年代物をさりげなくコレクションしてるってことだ。そしてロイの症状を把握してロイにぴったりの薬を処方するんだ。医者の権威と友好的な態度で、ロイは別れた妻との間に顔も見たことがない娘がいることを思い出し、娘アンジェラ(アリソン・ローマン)に会うことになる。

このアリソン・ローマンがまた可愛い。天才子役だ!と思っていたら、この時すでに22歳だったそうで、見た目は変わるものだと感心した。ロイとアンジェラは、最初反発するんだけど、だんだん親子の絆を取り戻していくんだ。家族の愛情をまるで自分が主人公のように感じることができるいい映画だ。

あ、これはハートフルドラマではなかったね。詐欺師の話。ロイと打ち解けたアンジェラも詐欺の一端を担ぐんだけど、アンジェラのせいで敵に素性がばれてしまって・・・。ラスト30分のどんでん返しはきっと騙されると思うよ。そして最後は心温まるんだ。映画を観たらこの記事も見直してくれ。私が正直者なのがきっとわかると思うから。


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2005年05月09日

コン・エアー #325

1997年 アメリカ 115分

ニコラス・ケイジがアクションやるんだと思って見た映画。筋肉隆々で長髪の彼はアクションも似合っているなあーと思いながら前半を見ていたが、これがなかなかどうして面白いではないですか!私的にはヒットです。

凶悪犯ばかりを輸送する飛行機が囚人たちにジャックされる。だから言ったじゃない(笑)ニコラスケイジは妻に絡んだ酔っ払いを殺してしまう罪で服役していたが8年ぶりに釈放され、同機に乗り合わせてしまう役。中継地点で着陸した際降りるチャンスはあったが、長年の同房仲間を助けるために残ってしまう。よせばいいのに(笑)さらに凶悪犯が乗り込んできた囚人飛行機・コンエアーは飛び立っていく。

登場人物のキャラクターが後半際立ってきて面白かった。まずはニコラスが飛行機の危機を伝える保安官ラーキン(ジョン・キューザック)。どこに行っても協力を得られず、単身捜査に乗り込むが、かなーり危険な目に・・(笑)そしてラーキンの同僚(上司?)のコンビ。爆破しろ、と過激な作戦を実行する割に、コンエアーの探知機を付けた観光旅客機を追いかけたり、ちょっとマヌケ。ラーキンに勝手に使われた車はコンエアーに引っ掛けれられて空を飛ぶ!

囚人たちも粒ぞろいで、リーダー役のジョン・マルコビッチを筆頭に、自分だけ抜け駆けしようとして爆破される人。(サヨナラと言いつつタバコを投げるマルコビッチ最高!)この期に及んで乗組員の女性を狙う強姦魔。オカマちゃん。

それから小道具の使い方も好きだった。ニコラスが初めて会う娘に買ったウサギのぬいぐるみや、荷物に貼られたニコニコマーク。死体のシャツに書くメッセージ。差し入れのおやつで芽生えた糖尿病の同僚との友情。

迫力満点のアクションも凄い。車輪に引っかかった死体を空から落として走行中の車に落ちてくるシーン。田舎の空港での攻防。そしてなんと言ってもクライマックスのラスベガスの街中に飛行機が着地、いや墜落するところ!ハードロックカフェのギターに片翼がぶつかる。道路を滑走路代わりに飛行機が邁進。どうやって撮ったんだろう?一件落着と思われたその時に次のアクションが始まるのもドキドキ。

いやー良かったなーと思ってネット検索したら、そんなに評判が良くなかったりする。ま、でも面白かったですよ。

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2005年05月08日

穴 #324

1960年 フランス 126分 Le Trou

脱獄モノ。監視されている生活から抜け出したい、というのは現代人なら誰でも一度は感じたことのある感情だろう。刑務所から、っていうのはナカナカ考えないが、よく抜け出そうとして見つかってドキドキ、っていう夢をよく見るのは私が小心者のせい?

で、刑務所の部屋に穴を掘って、地下室へ抜け、そこからまた穴を掘って地下水道に出るとそこはパリの街並み、っていうのがこの映画の大まかなストーリー。穴を掘るっていってもコンクリート。部屋の家具やどこやらからこっそり忍ばせてきたグッズから鉄パイプのようなものでカンカン掘り進めて行く。凄いのはこの映画BGMが全く無いこと。コンクリートを掘る音が見てる部屋全体に響いてくる。

当然看守の目を盗むわけだが、このVS看守との駆け引きも興味深い。看守が部屋を覗く穴から逆に丁寧に作成してあるミニ潜望鏡で看守の動きを監視する。ちなみに脱獄に必要な小物は当然彼らが自主制作していて、砂時計を作るところは圧巻だ。地下室では看守らとニアミス!柱を盾になんとかかわすシーンは超ドキドキ!看守の方もさまざまで、地下で見つけた蜘蛛に虫をあげる人、主人公の囚人に理解を示し、物を盗んだ排水工夫をやっつけるのを黙認する人。そして囚人とコミュニケーションをとりつつ裏ではその動きをしっかりと把握しようとしてるボス。厳しい点もゆるい点も両方描きながら刑務所の生活を浮き彫りにしている。

で、ソノ部屋の囚人はもともとの4人と新たに加わった新人1人で、5人が主人公になるわけで、そりゃ個性的な方々なのだ。中でも薄毛のロラン!強靭な精神力で脱獄の道を切り開いていく。この人俳優じゃなくて、元になった脱獄事件の主犯格なんだって!すげー!本人が演じてるわけだ。それも納得の迫力を存分に見せつけてくれる。そして新人と他の4人の駆け引きも・・・。

ラストまで気の抜けない、脱獄モノの最高傑作という呼び声も高い秀作だ。ちなみにオープニングで出てくるのはあの人だって気付いてました?気付かなかったの私だけ?


穴 デジタルニューマスター版
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2005年05月07日

ミニミニ大作戦 #323

2003年 アメリカ 110分

1969年の同名作品をリメイク。金庫破りのジョン率いるプロの犯罪集団は、金塊の強奪に成功!祝杯をあげたあと、仲間のスティーヴが裏切り、チャーリー(マーク・ウォールバーグ)らの車を凍った湖に落とし去っていった。車に忍ばせた酸素ポンプで一命を取り留めたが、ジョンは浮かばれぬ命となってしまう。
そして1年後、ジョンの娘・ステラ(シャーリズ・セロン)はハイテク金庫破りに成長し、生き延びて復讐の時を待つチャーリーたちと合流する。ターゲットはもちろんスティーヴ。ステラは彼に近づく・・。

復讐モノっておもしろい!特にこの映画みたいにオシャレな感じだと、復讐の持つダークなイメージが薄れて、観る方も自分のダークサイドを隠蔽できるのかも。きっと誰もが心のどこかに復讐したいことっていうのが多かれ少なかれあって、実際にはやらないけれど、スカッと復讐できたらいいなと思っているに違いない。そういう意味では悪役はやっぱり憎らしいとね。本作のスティーヴもなかなかの小狡さだ。恨みを持つものが集結して、あっと驚く方法で金塊の奪回に成功する。

オープニングのベニスでのモーターボートでの水路の逃走、ラストのロスでの地下鉄へのミニクーパーの突入、ヘリの追跡など、ちょっと変わったアクションシーンが面白い。シャーリズ・セロンは涼しげな表情で、この映画のヒロインにぴったり!他の映画も観てみたい。特に「モンスター」?!?

ロスで交通渋滞の間にスパーダーマンがチラリと映った。
69年の最初の映画と変わってないのは車業界の中のミニのスタンスではなかろうか。

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2005年05月06日

パリの恋人 #322

1957年 アメリカ 103 分

ローマの休日とマイフェアレディを足して割ったような感じかな、と思いながら見てた。パリの街で浮かれて観光名所を回る三人がエッフェル塔で出会うところはローマ〜と同じ、ミュージカル映画でオードリーヘップバーンの恋愛という点でマイフェア〜と似てる。違うのは古本屋の店員のオードリーが哲学家の思想にはまり込むところだろうが、中盤から終盤のこの辺のシーンは要らなかったんじゃないかと思っちゃう。でも物語の辻褄としては合っている。

カメラマンのフレッドアステアがオードリーに目をつけ、パリでの撮影を依頼。最初は拒んでいたが哲学の教授に会いに行くことを目的に承諾する。オードリーがだんだんモデルのように自ら自己表現していくところは、モデルがポーズを取るのとはまたちょっと違った感じで活き活きと描かれている。

雑誌(「ヴォーグ」誌をモデルにしてる)のオフィスの受付、球状の壁に色とりどりのドア、ジヴァンシーの衣装、鮮やかな静止画像、とお洒落な見所も多い。編集長マギー(ケイ・トンプソン)のちょっと強引だけど、いかにも流行に敏感そうな辣腕ぶりも嫌味なく見れたし、アステアとオードリーの関係も良かったんじゃないかな。実在の人物、リチャード・アヴェドンとイヴリン・フランクリンの話がヒントだそうだ。

原題のファニー・フェイスは美人というよりキュートな女性を表す言葉として流行したそうだ。オードリーは美人でもありキュートでもあり、変幻自在な魅力をここでも遺憾なく発揮している。

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2005年05月05日

噂の二人 #321

1961年 アメリカ 108分 The Children's Hour

縦横比の比率で最もバランスの良い比率は黄金比と呼ばれている。昨今話題のモナリザの輪郭、目鼻の位置も黄金比にぴったりだ。そしてオードリーヘップバーンも黄金比に沿った典型的な美人顔なのである。

一方、シャーリー・マクレーンはどちらかというと美人というより「癒し系」。一緒にいると楽しそうな感じが表情から出ている。「ハリーの災難」などのコメディも似合う。二人並んで迫ってきたらマクレーンを選ぶかなあ。・・なんて書いていて虚しくなってきたので本題へ。

「ローマの休日」に続きヘプバーンと組んだW・ワイラーが「ベン・ハー(1959)」以来、2年ぶりに監督。元はL・ヘルマンの傑作戯曲だ。

カレン(オードリー・ヘップバーン)とマーサ(シャーリー・マクレーン)は親友同士、二人で寄宿学校を経営している。カレンには街の有力者であるティルフォード夫人の甥のジョー医師という婚約者がいた。マーサは学校の経営を考えると二人の結婚には賛成できない部分もあった。一方、学校にはティルフォード夫人の孫のメリーがいたが、わがまま放題の問題児。カレンは外出禁止、部屋の交代を言いつける。メリーは祖母にカレンとマーサは恋人同士だと耳打ちする。

当時と現在で同性愛の社会的な対応も異なるだろうが、子どものちょっとした嘘から、話がだんだんと大きくなり学校は壊滅的なダメージを受けてしまう。この子役の子の素とも演技ともつかないような憎たらしいまでの表情や悪っぷりが凄い。子どもって、悪意があるのかないのか知らないが、保身のためには平気で泣いたり嘘を吐いたりするんだよねえ。で、それに対応する先生たちは大変だと思う。特に最近のように弱者保護の世の中になってしまったら先生の立場をどこに置くのか、子どもと対等?あくまで教師?・・・ということすら悩んでしまうのではなかろうか。親からも聖職者であることを求められるわけで・・・。

この映画では、二人は学校のために、自分たちのために戦い、一応は疑いを晴らすわけだが、その果てに待っていたのは、虚しさだったり人間関係の悪化だったりする。この映画から何かを感じるかと言えば、何にも感じられないくらいのダメージを受けてしまう。他人事でよかったなーということくらい????そういう意味では怖い作品。

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2005年05月04日

Re:プレイ #320

2003年 アメリカ 91分  The I Inside

病院のベッドで目覚めたサイモン・ケーブル(ライアン・フィリップ)は、事故が起きた2000年から2年間の記憶が失われていた。その前の記憶、生年月日や親の名前は覚えているのに、妻の名前が思い出せない。そこへ妻らしき女性が現れる・・・二人も。以来サイモンは事故直後である2年前の2000年と、現在である2002年を交互に行ったり来たりすることになる。果たしてそれは夢か妄想か、それとも仕組まれた罠なのか。現在と過去が同時進行でだんだんと過去に起きた出来事を知っていく。過去を変えるべく動くサイモンだったが。。。

タイムトラベルものと言うと語弊がありそうだが、主人公の頭の中では現在と過去を行き来する。ただそれがなんなのか、最後までわからないのだが、そこを解明しなくても物語としては楽しめる作りとなっている。

鍵となるのは主人公の兄の死だ。妻と名乗る女からは「殺したのはあなただ」と言われる。事故の時の話を知りたいが、看護師はすべてを語らない。記憶と共に明らかになっていくのだが・・・。

MRI検査台に固定されたまま何者かに命を狙われヘルプミーと叫んだところで起きたら過去になっていたり、鎮静剤を打たれて目覚めるとまた現在、病院のある部屋に入ると過去、・・・だんだん過去なのか現在なのか、見てるほうも主人公もわからなくなっていく。

何度目覚めても同じ夢を見てる感じで、凝ったストーリーだ。もともとは舞台を映画化したものだが、なるほど舞台のほうが合うかもしれない。物珍しさ、奇抜な話という点では一見の価値はあると思う。

公式サイト
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2005年05月03日

ジョニー・イングリッシュ #319

2003年 イギリス 87分

Mrビーン(ローワン・アトキンソン)がスパイ・ジョニー・イングリッシュに扮し、計画をすべて台無しにしていく!・・けど、丸く収まってく・・・。

勘違い、夢オチ、ズッコケ、・・ベタなギャグが続く。Mrビーンの濃い顔も加味してるし、さらにギャグとギャグの間をストーリーをつなげているので、ちょっと「濃い」なー、と思いながら見てた。飽きる前に笑いが入るので良かったのだが、最後まで見るとこれがなんと超面白かった!誰もが次の展開を予想できる話でやっぱりその通りやってくれて、その上ここまで笑わせてもらえるとは・・。

自らのミスが元でスパイを全滅させてしまったジョニー・イングリッシュにやっとこスパイ役が回ってくる。張り切って出勤するが、ハンガーにかけようと投げたコートは窓から落としちゃうし、ボールペン型の武器で秘書を誤爆するし、ろくなことをしない。家宝の展示場で停電の隙に皇族の人をやっつけ、一人芝居で賊と格闘、賊の似顔絵は無茶苦茶な証言をする(この人が出てくるんだよねー最後に)。棺桶に隠した家宝を追って本物の葬儀に突入したり、ビルを間違ってお医者さんを悪者と間違えたり、お約束ギャグもこれでもかとばかりだ。シャベール(自白剤)とヨワクナール(筋肉弛緩剤)を間違えて、秘密を持った男を眠らせ、頑強な警備員から出口を聞き出す。部下のボフ、ピンチを救い、冴えてると思いきや、浸入経路はジョニーと同じ臭い所からだったりしてやっぱり笑える。そしてラスト、ジョン・マルコビッチの悪を暴くと大衆の面前で流したDVDに、アレが流れてくるところは、オチはわかっているのに1分間はゆうに笑ってしまったぜい^^

これだけのことをやらかしながら、自分では決まってると思い込んでるジョニー・イングリッシュ。ジェームス・ボンドばり(組織も一つ数が増えてMI7だし)に英国のためにと、奮闘

ミスタービーンでここまで笑えると自分では思ってなかったが、良かった。


公式サイト


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2005年05月02日

油断大敵 #318

2004年 日本 110分

役所広司って、ほとんどの日本映画に出ずっぱりだ。テレビはあまり出なくて映画中心の活動というのも凄いことだと思うけど、それだけの役柄が役所広司に求められているというのも凄いことだ。私の印象では可もなく不可もなく、インパクトはないけど、きっちり標準以上のものを出す人、っていうイメージだ。

対する大泥棒の柄本明。こっちは舞台出身の個性派俳優で、彼が出てくると只ではすまないぞ、って感じがする。本作でも何度捕まっても口を割らず逃げ切ってしまう一杯食わせ者の泥棒を演じているが、彼の役は全部地でやってるんじゃないかと思うくらい、この役はこの人に!って感じさせるタイプだと思う。

その二人が共演するのだが、刑事と犯人なのでそうそう同じ立場では並ばない。ラストの取調室での長回しが、この映画の意図だったのかもしれないと思わせる印象的なシーンだ。でもそこに行き着くまでの男やもめで育児と仕事の両立に悩む刑事、子どもの頃のトラウマを引きずる泥棒、お互いを弱みを反映させながら時に強がり、時に謙虚に触れ合うシーンの一つ一つが繋がってきてる。いかにも邦画っぽい邦画って気がする。



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2005年05月01日

ティム・バートン

アリス・イン・ワンダーランド #1383 (2010) 監督  
9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜 (2009) Anime 製作  
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 (2007) 監督  
ティム・バートンのコープスブライド (2005)
チャーリーとチョコレート工場 #661(2005) 監督
ビッグ・フィッシュ #701(2003) 監督
PLANET OF THE APES/猿の惑星 #899(2001) 監督
スリーピー・ホロウ#315(1999) 監督
ジャイアント・ピーチ(1996)  Anime 製作
マーズ・アタック! #316(1996) 監督/製作
バットマン・フォーエヴァー#313(1995) 製作
エド・ウッド(1994) 監督/製作
ナイトメア・ビフォア・クリスマス #1119(1993)  Anime製作/原案
バットマン リターンズ#312(1992) 監督/製作
シザーハンズ#317(1990) 監督/製作/原案
バットマン#310(1989) 監督
ビートルジュース #1118(1988) 監督
ピーウィーの大冒険 #1096(1985) 監督
フランケンウィニー(1984) 監督
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シザーハンズ #317

1990年 アメリカ 98分

山の上のお城に一人で住んでいる「手がハサミのまま博士に急死された人造人間」が街にやってきた。・・というだけで話が作れる、というだけで凄いと思う。しかも映像化してラストはファンタジックに締める、という神技?に近い映画だ。この想像力はどこから来るんだろう。

親切な化粧品のセールスウーマンのペグに招待されて街に出てきたエドワード(ジョニーデップ)は、娘のキムに一目ぼれする。やがてハサミ使いで庭の植木をアートしたり、犬や髪の毛をカットして人気者になっていくが、ジェラシーからキムのボーイフレンドに嵌められ、警察に追われてしまう。

ざーっとこんな話なんだけど、エドワードはあまり喋らないし、ペグ一家とその他大勢だけでストーリーを引っ張っていくのはやっぱし凄い。エドワードが最初の日の夕食でハサミで食事するところはチャップリンみたいでつい笑ってしまった。笑っていい場面なのかわからないんだけど、笑わせようとして作ってるんだもの。家族も温かく?見守ってるし、あの家族の順応性はすごーい(笑)それから、お城はティム・バートンちっくなんだけど、町の建物はパステルカラーで可愛らしい。おんなじような家が続くが、町の人たちの同一性、他人と違うことをして目立つことは町の中では禁じ手であることを物語っているのかもしれない。そんな町での風評の怖さ、ってのもあったけど、それも含めて一つの町をとてもうまく描いていると感心した。

ティム・バートン映画リスト



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マーズ・アタック! #316

1996年 アメリカ 105分

火星人が攻めて来た。友好?侵略?それは一撃のレーザー光線により明らかに。そして地球軍VS火星軍が地球で開戦!

この映画の魅力は火星人の造形がすべてだ。コワイ部分もあるがどこかコミカルでカワイらしい。それまでのティム・バートン作品とはちょっと違った火星人は人気が出ること間違いなしの計算し尽くされたキャラクターだ。レーザーで撃たれ溶けて骨になっていく人間も、頭が爆発して溶けていく火星人も、グロさが緩和されててヨイし、逆になんか笑えてしまう。

そして迎え撃つ地球軍はジャック・ニコルソンが大統領。バットマンの怪人つながりでダニーデビート(この人の役割はなんなのか結局わからずじまい)。大きくなったナタリー・ポートマンが大統領の娘。奥さんグレン・クローズ。記者役でマイケル・J・フォックス。ピアース・ブロスナンが007ばりに戦おう・・とするが、あえなく首だけに。そうそう、首といえば、笑ったのが人間と犬の首の挿げ替え。セクシー美女の顔が犬で、犬が人面犬。それからハリウッドスターの4人の顔が次々に火星人の顔に塗り替えられていく。突然ゴジラが登場したり、伊達政宗の像が出てきたり、日本も登場して面白シーンが続出する。

で、鉄壁と思われた火星人に意外な弱点があった。一つは子どものおもちゃのレーザーガンがなんと火星人に有効で、出来の悪いいたずらっ子兄弟が大統領の命を救ってしまう。一躍ヒーローになる兄弟だが、戦い終わるとやっぱりただのイタズラ坊主で母ちゃんに怒られてばっかり。それともう一つは・・・ネタバレなので書かないでおく。おばあちゃんが好きだったこれが、危機一髪で地球を救うのだ。いやー笑える。

というわけで、豪華キャストをいじくり倒して、壮大なギャグ映画を作ってしまったティム・バートン監督、これからもこういう路線はやめないで欲しいと思う。

ティム・バートン映画リスト

posted by 映画のせかいマスター at 07:39| Comment(0) | TrackBack(4) | ま行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする