2005年05月10日

マッチスティック・メン #326

2003年 アメリカ 116分

マッチスティックマンとは詐欺師のことだ。今で言うところの「オレオレ詐欺」みたいなことをやってる。詐欺師が主人公の映画は数あれど、この映画の主薬のロイ(ニコラス・ケイジ)はなんと病的な潔癖症。1日の大半を掃除して過ごしている。なんでまたそういう人が詐欺師になっちゃったのかわからないけど、薬を服用してたら大丈夫なんだ。そんなロイの部屋に土足で上がってパンくずをこぼしていく相棒のフランク(サム・ロックウェル)はロイの潔癖症が気になってる。そんな時ロイに薬を処方してた医者が夜逃げしちゃってさあ大変。フランクの紹介で精神科医を訪れる。フランクは相棒のロイのことを思いやるナイスガイだ。

さてさて、この精神科医がなかなかの名医だ。医者と会わずに薬だけ欲しいというロイの要求は呑まず、しかもロイに心を開かせる。古物商だというロイが年代物の足置きを見て何も言わないことから泥棒であることを見抜く。つまりそういう年代物をさりげなくコレクションしてるってことだ。そしてロイの症状を把握してロイにぴったりの薬を処方するんだ。医者の権威と友好的な態度で、ロイは別れた妻との間に顔も見たことがない娘がいることを思い出し、娘アンジェラ(アリソン・ローマン)に会うことになる。

このアリソン・ローマンがまた可愛い。天才子役だ!と思っていたら、この時すでに22歳だったそうで、見た目は変わるものだと感心した。ロイとアンジェラは、最初反発するんだけど、だんだん親子の絆を取り戻していくんだ。家族の愛情をまるで自分が主人公のように感じることができるいい映画だ。

あ、これはハートフルドラマではなかったね。詐欺師の話。ロイと打ち解けたアンジェラも詐欺の一端を担ぐんだけど、アンジェラのせいで敵に素性がばれてしまって・・・。ラスト30分のどんでん返しはきっと騙されると思うよ。そして最後は心温まるんだ。映画を観たらこの記事も見直してくれ。私が正直者なのがきっとわかると思うから。


posted by 映画のせかいマスター at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ま行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする