2005年06月11日

マトリックス レボリューションズ #357

2003年 アメリカ 129分

完結編。前作でセンティネルズを止めて意識不明に陥ったネオはマトリックス世界と現実世界の境界に迷い込んでいた。目覚めると謎の少女サティーと父のラマがいた。そこはモービル・トレイン・ステーション。トリニティーらは、ネオを救おうとマトリックス内でメロビンジアンの一派と戦い、救出に成功する。ザイオンにはセンティネルズの大群が迫り、ネオはマシン・シティへ乗り込むことを決意するネオの前に、ベインに憑依したスミスが立ち塞がる。仮想現実ではスミスとネオの最後の戦いが・・・。

なんだかわからなかったけど、とにかくモノスゴイ!というのが正直な感想。1時間以上にも及ぶロボット大戦争とネオとスミスの戦い。いまだかつてどんな漫画でも実現し得なかった大バトルが実写で表現される。マトリックス以前とマトリックス以後で、すべてのバトル・ストーリーに大きな変化が起こること必至だ。できれば大画面で見たかった。

わからなければここを見よ・・・eiga.com「レボリューションズ」FAQ

マトリックス レボリューションズ 特別版
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2005年06月10日

マトリックス リローデッド #356

2003年 アメリカ 132分

衝撃の第1作から4年後に製作された第2弾。すでに続編が決定していることから、次回作への伏線とも取れる謎の多い、とか、1回見ただけじゃわからない、という評判だった。私的には細かい点には気にせず(深みが無いともいいますね^^;)、単純に楽しんで見た。

キャスト、スタッフとも第1作とほぼ同じメンバーで、スケールアップしたストーリー、ということで前作のイメージ通りで良かったと思う。前作の敵役エージェント・スミスはシステムから削除されてるらしいが、個人的な恨みから100人以上増殖し(自己増殖するウィルスということみたい)ネオと戦い、どこまでも追いかけてくる。さらに新たに体を透明にしてモノをすり抜けるザ・ツインズの登場、マトリックス世界の謎の美女・パーセフォニー、味方ではモーフィアスの元恋人ナイオビなど個性的なキャラクターも登場する。預言者の用心棒やキーマスター、ミフネ船長など所々で日本人(らしき人)が出てくるのも興味深い。

ざっとストーリーは、人類最後の理想郷ザイオンに戻ったネオはトリニティーがビルから落ちる際に銃弾を受ける悪夢にうなされていた。平穏に見えたザイオンだったが、殺戮マシン「センティネルズ」が迫ってきた。ザイオン滅亡を阻止すべく、マトリックス世界へ突入するネオとモーフィアス、トリニティー。そこにはやはり?倒したはずのエージェント・スミスが立ちはだかっていた。

必ず理由がある。目的が無ければ存在する意味がない。前作と変わらず、哲学的な台詞が次々に出てきて煙に巻かれるが、高速道路でのトレーラーの上でのアクションシーンやカーアクションなどぶっ飛びアクションは超一流。お見事!である。ただ、どういう話かと聞かれると、一言では答えられず「う〜ん、完結編までのつなぎかな?」とお茶を濁してしまうしかない。続編があることはあらかじめ決定しているわけだから、あのラストシーンも致し方ないことだろうか?映画としてはきっちり終わって1作、として欲しいのではあるが・・・。

さて、マトリックスワールドには日本人アニメ作家らによる番外編「アニマトリックス」があって、9つのエピソードが製作されているそうだ。先にこっちを見ていたら理解しやすくなるみたい。

30年前、宇宙が謎ばかりの遠い世界だった頃、スターウォーズに代表される宇宙を舞台にした映画が一世を風靡した。そして現代、最大の謎はコンピューター。そこでコンピューター世界で戦うヒーローたちを描くこのシリーズはエポックメイキングとなるに違いない。

マトリックス リローデッド 特別版
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2005年06月09日

マトリックス #355

1999年 アメリカ 136分

マトリックス、それは真実を覆い隠す世界、そして真実とは?君が奴隷だということだ。

コンピュータープログラマーのトーマス・アンダーソンは2つの顔を持つ。1つはサラリーマン、もう一つは天才ハッカー/ネオである。ある日トーマスのコンピューターに文字が流れてくる。起きろ、マトリックスが見てる。白いウサギを探せ。

謎の美女トリニティに出会い、危険が迫ってると警告される。答はすぐそこにある。あなたを探してる。あなたが望めば、答はそこにある。

オフィスに送られてきた携帯電話から声がする。やあネオ、誰だかわかるかい?

連中がやってきた。捕らえられたネオは腹に虫を埋め込まれる所で目が覚める。
夢なのか現実なのか、夢と現実を区別するには?

トリニティの車に乗ったネオは腹から虫を摘出され、現実だったことを知る。そして伝説の男、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)と会い、冒頭の言葉を聞かされる。

マトリックス、それは支配だ。マトリックスはコンピューターが作り出した空想の世界。人間を支配下において、あるものに作り変えることだ。

マトリックスが存在する限り、人類に自由は無い。残された道は救世主を復活させることである。ネオは救世主なのだろうか。

そして少林寺ばりの訓練シーンが始まる。仮想現実での強さは筋肉と関係していない。頭で考えず悟る!感情を捨てて心を解き放て。

転送されたネオが入ったカプセルがたくさんあるシーンはとても耽美的だった。続いて仮想現実の記憶を再現した世界と、人類が滅びた後、コンピューターに栽培されるシーン、無機質と機械的な世界が広がる。画面に降ってくる記号、コンピューターの部品のような機械たち。この世界もまた良くぞ作り上げたと感嘆する。

そしてネオは預言者に会う。救世主とは愛と同じ、自分にしかわからない。預言者は言う。ネオは救世主ではないと。その頃、モーフィアスの仲間の一人がエージェント・スミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)側に裏切りモーフィアスを捕らえた。ネオを救世主と信じているモーフィアスは犠牲になろうとするが、ネオは自分は救世主ではないと、仮想現実に飛び込んでいく。そしてエージェント・スミスたちとの戦いが始まる。

銃で武装して乗り込むネオ、かっちょいいー!話題になったワイヤーアクションでの戦闘シーンは、その後の映画や大物歌手のプロモーションビデオだけでなく、プロレス(武藤敬司のシャイニングウィザード!)や欽ちゃんの仮想大賞!?にまで応用されている。螺旋階段や狭い壁を伝って降りてくるところ、銃弾を指で摘んだり、キアヌ・リーブスのポーズなど名シーンが一杯。バリバリのアクションの中に意味深な台詞が散りばめられた名作。

マトリックス 特別版
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2005年06月08日

昭和歌謡大全集 #354

2002年 日本 112分

昭和のヒット曲に乗せて展開する少年チームとオバサンチームの果てしなき殺し合い・・!?村上龍の原作はイッキ読みしたんだけど、原作の雰囲気をそのまま現してて良かった。ただやっぱり映像になるとハチャメチャに思えてしまうのは致し方ないことか。だんだんエスカレートしてトカレフやロケットで爆破するところは小説では楽しく?読めたんだけど。

ミドリという名で離婚してる共通点を持つグループで、集団となったときの波状効果という点では「OUT」にも似ている。裕福でブランド服を着こなし、カラオケで若い男を漁るオバサンなんだけど、ちょっと物悲しく描かれてる。トイレでいい感じになって服の後ろのファスナーを下ろしたらピップエレキバンが・・・。樋口可南子、岸本加世子、森尾由美、細川ふみえ、鈴木砂羽、内田春菊と、みなさんお美しくあられるけれど、樋口、岸本あたりは敵に回すと手強そうだ(笑)

市川実和子が殺害現場で殺された少年と会話しながら物語を引っ張っていくところはワンポイントとなってて印象に残っている。

昭和歌謡大全集
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2005年06月07日

純愛中毒 #353

2002年 韓国 114分

家具の設計士であるホジンは結婚3年目の妻ウンス(イ・ミヨン)と熱愛の日々が続いていた。ホジンの弟テジン(イ・ビョンホン)とも同居し、幸せな3人の同居生活が続いていたが・・・。

カーレーサーのテジンはレース中に事故、奇しくも同時間にレース観戦に行っていた兄もタクシーで事故に遭遇してしまう。兄は意識不明のまま、弟は1年後に目を覚ますが、弟の口から出たのは、・・なんと兄の言葉だった。兄が弟に乗り移ったのか半信半疑のウンスも、テジンが二人しか知らない話を始めるにつれホジンの存在を信じるようになっていく。

タイトル通り(原題は「中毒」)純愛の映画であり、そして実はサスペンスでもある。ラスト15分のどんでん返しは、驚愕の展開なんだけど、純愛サスペンスという異色のジャンルで韓国映画の特異性が浮き出されている。

純愛中毒
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2005年06月06日

トム・クルーズ

ミッション:インポッシブル/フォールアウト (2018)
バリー・シール/アメリカをはめた男 (2017)
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 (2017)
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK (2016)
ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション#4576(2015)
オール・ユー・ニード・イズ・キル (2014)
オブリビオン (2013)
アウトロー (2012)
ロック・オブ・エイジズ (2012)
ミッションインポッシブル ゴースト・プロトコル #2028 (2011)
ナイト&デイ #2332 (2010)
ワルキューレ (2008)
トロピック・サンダー/史上最低の作戦 (2008)
大いなる陰謀 (2007)
Mi:V #1111(2006)
宇宙戦争 #764(2005)
コラテラル #526(2004)
ラスト サムライ #352(2003)
マイノリティ・リポート #1(2002)
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー#350(2002)
バニラ・スカイ #50(2001)
M:I-2 #584(2000)
アイズ ワイド シャット #1529(1999)
マグノリア #243(1999)
ミッション:インポッシブル #12(1996)
ザ・エージェント #21(1996)
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994)
ザ・ファーム/法律事務所(1993)
ア・フュー・グッドメン #351(1992)
遥かなる大地へ(1992)
デイズ・オブ・サンダー(1990)
7月4日に生まれて #1744(1989)
カクテル(1988)
レインマン #238(1988)
トップガン #869(1986)
ハスラー2(1986)
レジェンド/光と闇の伝説(1985)
アウトサイダー(1983)
卒業白書(1983)
爆笑!?恋のABC体験(1982)
エンドレス・ラブ(1981)
タップス(1981)





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ラスト サムライ #352

2003年 アメリカ 154分

舞台は1876年の日本。明治9年である。日本では明治維新、アメリカでは南北戦争の終わった後だ。時代に逆らい頑なに"侍"としての生きる武将・勝元(渡辺謙)と、原住民虐殺を悔やみ酒に溺れるオールグレン大尉(トム・クルーズ)は、共に前時代を引きずって生きている。近代化を目指す日本に教官としてやってきたオールグレンは、侍を一掃しようとする新政府の戦略で勝元と一戦を交えることになる。味方陣営はすべて敗退、一人残ったオールグレンは捕えられ、山深い彼らの村へと連れて行かれる。そこで一冬を越すことになるが、彼の食事を作っているのは彼が殺した侍の妻たか(小雪)であり、息子たちだった。奇妙な共同生活から日本の生活、信念を貫く武士の精神を学んでいく。

黒澤明のような合戦シーンはお見事!近代化VSサムライの戦いなので鉄砲と弓矢で戦うところがキーである。武器もそして兵隊の数も全く違う、言わば負け覚悟の戦であったが、玉砕していくヤマトダマシイがお見事!

鉄砲の弾をかわしつつ弓矢は当てるという職人芸?!や、縦横無尽にされながら渡辺謙とトムクルーズだけが生き残るという展開はさておき(笑)、歴史に弱い私には「実はこういう話(侍の生き残りが蜂起する)は当時の日本のどこかで実際にあったんじゃないか」と思ってしまう説得力があった。極端に日本を誤解してるようでもなく、ロケは日本じゃないと思うけど中世の日本を思わせる美しい風景は、とても情緒溢れてた。

チャンバラ、砲弾、銃弾、弓矢などさまざまな武器でアクセントを付けつつ、トムクルーズが日本文化、「武士道」や「奥ゆかしい妻」などに触れていくのがメインテーマだったのが、映画としての完成度を高めていたように思う。

第76回アカデミー賞で渡辺謙が助演男優賞にノミネートされた。

ラスト サムライ 特別版
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2005年06月05日

ア・フュー・グッドメン #351

1992年 アメリカ 137分

トム・クルーズ&デミ・ムーア&ケヴィン・ポラックVSケビン・ベーコン、ジャック・ニコルソンでおくる法廷ドラマ。
トム・クルーズは偉大な弁護士の父を持つ新米弁護士で、法廷闘争になる前に手打ちにするのが得意。今回デミ・ムーアに尻を叩かれ初の法廷に立つ。ケビン・ベーコンとは手打ち仲間だったが、今回はがっぷり四つで戦う相手となる。ケビン・ベーコンに先行されたトムクルーズは大佐ジャックニコルソンを担ぎ出す。

トムクルーズが法廷で成長していき、不利だった形勢を最後に逆転、恋愛はないけどデミ・ムーアとのチームワークでスッキリ!・・という話なんだけど、中身が米軍の中のアンダーグランド的なことなので興味深く見てた。欲を言えばトムクルーズ以外のスターがイマイチ見せ場が少ないこと。豪華キャストだけにもっと!を期待してしまうのは贅沢と言うものだろうか。その中で登場時間は少ないもののジャック・ニコルソンの存在感はバッチリで、余韻のままラストを迎えるのも彼の迫力によるものではなかろうか。

ドーソン兵長(ウォルフガング・ボディソン)の台詞でそれまでの痛快逆転ストーリーを一気に考えさせられて終わるわけだけど、このラストじゃなかったらイマイチだったかもしれない。法廷+戦争+青春ドラマの詰め合わせ的だけど、相乗効果はアリでした。

ア・フュー・グッドメン コレクターズ・エディション
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オースティン・パワーズ ゴールドメンバー #350

2002年 アメリカ 95分

2作続けて見たシリーズ第三作目。だんだん頭の中がオースティンパワーズになってきましたよ(笑)前作の男性版に続き、女性版のあの形のロケットを人々の台詞でリレー式に形容していくのも良かったが、これ、前回使ってたよなあ、なんて台詞が挟まるのもおかしい。やたらと日本が出てくるんだけど、両国国技館はアサヒ・スモー・アリーナになってて街のあらゆるところに意味不明の力士の名前(と思われる漢字が一杯)あって、マワシはパンツみたいにはいてたり、妙に美しい富士山があったりナカナカ笑える。ファットバスターはいつの間にか日本で力士になってるし。死ぬまでにやりたいことリスト、日本人の双子と3Pってえのはアレですねえ。まったく。
今回はタイムマシンで75年に行くんだけど、ディスコキングのゴールドメンバーもありえない屈曲で物語に絡んでくる、、、と思ったらやっぱりこの人もマイク・マイヤーズ。結局今回はミニミー入れて5役だ。

ラストでパワーズとDrイーブルの出生の秘密が明らかになり、イーブルの息子がイーブル化して次回作へのつなぎも十分、まだ続くのかな??作中映画のオースティン○ッ○ー(恥ずかしいので伏字)の主演、オースティン役はトムクルーズで、ゴールドメンバーはジョントラボルタで、それを見てる場面があったりもする。ブリトニー・スピアーズやグウィネス・パルトローがゲスト出演してる。意味なく豪華だ(笑)ヒロインもなんと今をときめくビヨンセ!

オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
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2005年06月03日

オースティン・パワーズ:デラックス #349

1999年 アメリカ 95分

謀ったか謀らずか2005年4月に2日連続でBS2とwowowでオースティンパワーズの2作目と3作目をやってたので、1作目を見ていないにも関わらず見てしまった。まあコメディ映画なので見てなくてもわかりにくいところは無いのだが、狙っているところで笑えなかった部分はあるかもしれない。

で、中身はと言うと・・・実にくだらない。お下劣ネタ、ハンディキャップネタ満載、ベタベタな話だ。よくこういう映画がヒットするものだなあ。素晴らしいところは映画館で寝てしまっても話がつながることだろう。そのままエンドロールまで寝てしまっても別に構わないし、最初から最後まで眠ってても問題なし!である。

・・なーんちゃって、辛口批評のふりをしてみたけど、ご承知の通りこういう映画は大好きだ。(下ネタが好きというわけではないっす、本当)オープニングからスターウォーズのパロディで、ドクターイーブルという敵に立ち向かうオースティン・パワーズという主人公の構図のわかりやすさは最高だ。ミニ・ミーなんていう(なぜパワーズがモテキャラなのかは理解できないのだが、それは置いといて・・)しかも両方ともマイク・マイヤーズが演じているということを知らずに見たので意外だった。意外といえばこの映画製作脚本主演のすべてをマイクマイヤーズがやっているわけで、つまるところはこのおバカさはすべて彼の頭の中のこと??いやー凄いお方である。

BSとは言えNHKでこの映画が見られたことに乾杯!

オースティン・パワーズ:デラックス
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2005年06月02日

スパイ・ゲーム #348

2001年 アメリカ 127分

新旧スターの共演。CIAのネイサン・ミュアー(レッドフォード)の定年退職の日に舞い込んできた元部下のトム・ビショップ(ブラピ)逮捕のニュース。ビショップを見捨てようとするCIA幹部らに反対し、救出をはかるミュアー。ずっと回想シーンが続くため、出来事の時間軸を理解するのに時間がかかったが、設定もあまり見ない型で、2人のスターをうまく当てはめている。

静のレッドフォード、動のブラピ、ブラピが中国を駆けずり回るのに対し、レッドフォードは回想には登場するもののそのほとんどが会議室。結局会議室から出ずに事態を収めちゃう。屋根を渡るシーンは「スティング」を彷彿させるが、ラストもまたスティングばりにころっと騙されてしまう。企画勝ちな一本。

スパイ・ゲーム DVDコレクターズ・エディション
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2005年06月01日

東京原発 #347

2004年 日本 111分

人類は利益を生み出すためには戦争もしてしまう。日本は唯一の核被爆国だ、戦争反対!と言いつつも原子力発電所で似たようなことをしている。戦争と原発を一緒にしてはいけないが、原発でできるプルトニウムを1万年先まで処分できないと知りつつも利益のために原発を造り続ける原発大国日本の先行きを非常に不安に思った映画だった。

で、シリアスなドキュメンタリーかというと全くそうではない。ブラックユーモアを交えた超娯楽映画だ。でありつつ鋭い!その鋭さゆえに公開する劇場が見つからずお蔵入りしそうになったほどである。原発の危険性を訴えるのは大学教授役の元東京乾電池の綾田俊樹。彼の話を東京都の局長たちが、初めて知る驚きと、結局は他人事の無関心さで受け止める。それぞれを演じるのは段田安則、岸部一徳、平田満らの個性派俳優たち、みんな光ってます。散々原発が危険だと議論しながら多数決になると右へ倣えで挙手する人々。無責任ではあるけど、日本人ってこういう人多そう。そうした無関心な人々ばかりの東京を変えようと原発を東京に誘致すると発表することで原発を真剣に考えさせようとするのは東京知事役の役所広司、最初はいい人なのか悪い人なのか周りの人も見てる方も全然わからないが、徐々にその正義感を出していく。それが最高潮になったのは原子ゴミ処理トラックが爆弾魔の少年にジャックされたとき。爆弾処理に当たるシーンは現都知事にも見せたいものだ。

都庁の中とトラックと場所を限定して低予算で作った名作。日本に住んでいて平和だなあと思っているとトンでもないことになるかもしれない。まずはこの映画を見よう!

オフィシャルサイト

東京原発
posted by 映画のせかいマスター at 05:58| Comment(9) | TrackBack(7) | た行映画(49)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする