2005年07月27日

地球の静止する日 #397

1951年 アメリカ 

地球にUFOがやってくる。・・と聞けば、ハリウッド映画の悪影響?か、侵略?パニック?としか見れなくなっている自分に気付くが、この映画の切り口はちょっと違う。なんと言っても作られたのは1951年。第二次世界大戦が終わったばかり、冷戦下での核戦争の恐怖が根強かったことと思われる。UFOそして宇宙の使者は、そんな世界を第三者的に見て平和を問うメッセンジャーであり、メンターである。

UFOが当時どれほど具体的に解されていたかは知らないが、その造形は「お見事」としか言いようがない。一旦ふさがったらまったくその痕跡が無くなるUFOの外面といい、動きが止まったら鋼鉄のままのロボットといい、想像力の賜物だ。

中でも宇宙人が少年と街を歩くシーンが印象的である。宇宙人をそうと知らずに案内する少年と、地球を新鮮に少年に案内される宇宙人という協力関係を、少年の視線で描くことで映画の雰囲気をより柔らかくしていると思う。

貴重な一本!


地球の静止する日
posted by 映画のせかいマスター at 05:46| Comment(6) | TrackBack(4) | た行映画(49)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする