55年作品「マダムと泥棒」をジョエル&イーサン・コーエン兄弟がリメイク。主演はトム・ハンクス・・なんだけど、一瞬「誰?」と思うヒゲ面。口八丁手八丁の詐欺師役。とある家と金庫の距離に目をつけた彼は老婆に地下でバンドの練習をすると偽ってトンネルを掘る。マイペースの老婆に翻弄しつつもついに計画達成!・・が、すべてばれてしまい、ついには老婆の殺害を計画する・・・。
大きく盛り上がるわけではないが、決して外さない一本。ブラックジョークでニヤッと笑いたい方へオススメです。トム・ハンクスは「ビッグ」や「パンチライン」の時より抑えた演技で、表情がわかりにくいけど、それだけ存在感で演じているようになったということだろうか。
ここからネタバレ
改行
どちらかと言えば、作戦に成功した後が急展開だったので、もっと早い段階で老婆の始末を練り始めた方が面白かったかも。ネコちゃんももっと出番があれば・・・。
ラベル:トム・ハンクス