1989年 アメリカ 101分
ブラックジョークを交えつつ、豪快にどかんと笑わせるコメディー。こういう映画いいですねー。トムハンクスも現在となっては、もうこういう役もやらないのかもしれないけれど、「マネーピット」とか昔の役柄も良かったです。
で、近所の謎の一家に疑いを持ち始めた隣人たちの妄想がどんどん膨らんでいき、ごみを調べたり、部屋に上がり込んだりついには留守の際に地下室を掘り出してしまうという話。最近では本当にやってしまいそうな人が増えたんで事実は映画よりも奇なりになってしまっているかもしれない。「何をやってるのかわからない隣人」というのはいかにもホラー的要素だけど、
トムハンクスのだんだんとエスカレートしていく姿や、人間関係の変化は見てて面白い。邦題からはSFっぽいのを想像するが、中身はご近所コメディ。
ラストはああなのがいいのか、ああじゃないのがいいのか分かれるところだろうけど、コメディ的には納得。