2005年12月31日

静かな生活 #475

1995年 日本 121分 伊丹十三監督作品


原作は大江健三郎の同名小説。大江小説は何冊か読んだが、凄まじいまでのパワーを感じさせる言葉が沸々と並べられてなんだか凄いぞ、というのが第一の感想。そしてこの伊丹十三監督作品、う〜ん、原作を読んでいないが、全然結びつかない!!本当にこの映画のような話が書かれてあったのだろうか??スクリーンの中の大江健三郎(を演じる山崎努)と大江氏本人はなんとなくこんな感じなんだろうなあ、という気がしたが、大江氏がこんな話を書くのかなあ?という疑問が残る。書いたとしたら大江小説風に書かれてあるだろうけれど、なんか違和感が・・・。

で、映画として面白くなかったかというと、そうではない。語り部であるマーちゃん(佐伯日菜子)純真な笑顔が良かった。イーヨーを迫真の演技で演じた渡部篤郎も凄かった。気になるのは悪役としての新井君(今井雅之)。アクセントにはなっているけど、映画の中に必要だったの?そもそもこの話ってノンフィクション?気になる〜!

イーヨーは大江小説の中にも何度も登場するので、小説を読もうとしている方は一度この映画も合わせて見てた方が良いと思います。

posted by 映画のせかいマスター at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の映画(54)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする