2006年01月16日

モンスター #486

2003年 アメリカ 109分

シャーリーズ・セロンが役作りのために体重を増やしてブス顔になって・・というので見てみた。頭から登場するんだけど、ずっと誰だかわからなかった。腹はたるみ、もともと背は高いのでウェイトが増えるとかなりの迫力になる。咥えタバコでの表情やたたずまいはプロレスラーがリング上で見せるそれのようだ。いやー、凄い。日本の女優でここまで出来る人が存在するだろうか?

話は自殺を考えていた娼婦がその夜出会った少女と意気投合し、彼女を愛し、二人で行きていこうとしたその日、取った客から暴行され瀕死の思いで手に取った銃で客を殺してしまう。彼女を連れてホテル暮らしを始め、もう客は取らないと誓うが、仕事も全く無い。仕方がなくまた娼婦に戻った彼女はまたもや客を殺し、財布を掠め取る。

生きるため、とはいえ、連続殺人を繰り返す主人公は卑劣である。が、どうしてもこの映画を見ていると彼女に肩入れせずにはいられない。良心の呵責に苦しみながら引き金に手をかけるシーンは見ている方も苦しく、彼女の共同生活はせつないし、捕まってしまうところは可哀想とさえ思ってしまう。

ここまで映画の中に入り込めてしまうのは、やはりシャーリーズ・セロンという大女優がこれほどの役を挑んだことが大きな要因の一つだと思う。最初はやらなくてもいいじゃんとか、他の人でもいいんじゃない?とか思ってみてたけど、やはりその影響力は絶大で、アカデミー主演女優賞を受賞したのも納得である。


posted by 映画のせかいマスター at 06:23| Comment(2) | TrackBack(3) | ま行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする