2006年01月21日

ミンボーの女 #489

1992年 日本 124分 伊丹十三監督作品


網走番外地が60年代のヤクザ映画なら、こっちは現代のヤクザ映画?

ホテルに居座ってしまったヤクザ達の対策に、入社したばかりのドアボーイ(村田雄浩)と、ヤクザに渡すお金は無駄だと主張したばかりに対策員長にされてしまった経理のおいちゃん(大地康雄)が立ち向かう・・つもりだったが・・。

前半はひたすらヤクザの恐怖が描かれる。いやー、まじでこわーい。いつ誰もが陥るかわからない現代人の恐怖である。そしてミンボーの女(宮本信子)登場!カコイー!ヤクザとの立ち向かい方をレクチャーしつつ、自らもヤクザと対峙する。

対するヤクザ(伊東四朗、中尾彬、小松方正、我王銀次ら)側もあの手この手で攻めてくる。このしっかりした対立関係が物語をぶれさせず、ストーリー性を引き立たせる。そして最後は全面対決へと陥るのであるが・・。

この映画以前とこの映画以降で、とりまく環境も一変していると思う。丁度法律も変わったりして時代の変遷期であった事もあるが、この映画の影響もかなりのものだろう。公開中、伊丹監督は暴力団員に襲撃されるという事件も起き、文字通り体を張った力作となった。


posted by 映画のせかいマスター at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ま行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする