2006年03月21日

ドラえもん のび太の恐竜2006 #508

2006年 日本 映画ドラえもん

いろんな意味で、この映画を新声優陣でリメイクしたことには意義があると思う。これだけ長い間、国民的な人気を誇っていれば、視聴者も世代交代するのも当然。かくゆう私も小学生の頃この映画を見た記憶がある。私の記憶に間違いが無ければ公開前に「コロコロコミック」(この雑誌まだ健在なのに驚いた。)の創刊号からの特別企画に映画ドラえもんのび太の恐竜の原作マンガが一挙公開されたはずである。そもそも「のび太の恐竜」は単行本の何巻目かに収録されている短編の一つで、映画化に当たって長編として編集しなおされている。新映画にも出てきた目玉型のスパイロボなんかがミステリアスで長編にするにはもってこいの内容だったし、たしか作者もこの話しには愛着があるようなことを言っていたように思う。

そして新作。なんとなくドラえもんのキャラクターが変わっちゃったような気もしなくも無いが、オリジナルに似た内容。細部は覚えていないが、お父さんお母さんも懐かしさと同時に新たにハマって見てしまうことだろう。

冒険の中でドラえもんアイテムをうまく使ってパズルを解くような面白さは、TVアニメのドラえもんではなかなか同時に複数の道具が出てくることは無いので、謎解きも加味されてる。

私事だけどスネ夫がタケコプターの電池を少しずつ使えば消耗を遅らせると言っていたのを自分のおもちゃに応用したことを覚えてる。

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2006年03月15日

僕の彼女を紹介します #507

2004年 韓国 123分

え〜!!そんなラストが〜!!っと、思わず絶叫しそうになった。「猟奇的な彼女」になんらかの感情を持たれた方必見です。必ず順番どおり見るように。

「猟奇的」ばりのキャラ満開のスタートから、ほのぼのした恋愛ドラマまでやや冗長に思える部分をビルから飛び降りるオープニングとうまく繋げることでメリハリつけてる。あのラストが無かったら退屈、で終わりだったかもしれない。

X JAPANの挿入歌は気付かなかった。もともと知らない曲?


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2006年03月14日

着信アリ2 #506

2005年 日本

前回が設定のインパクトで怖かっただけに、いろいろ解説加えたら怖くなくなっちゃった。そもそも未来の自分から着信があるというなんとも怖い設定に説明不要。わざわざ謎解きに台湾に行く必要も無いかも。ヒロインは瀬戸朝香かミムラのどっちかにしてほしー。ま、退屈しない程度にコワ映像露出するんで、そこそこ。


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2006年03月10日

2006年03月09日

大病人 #505

1993年 日本 116分 伊丹十三監督作品

大俳優が入院して、そこでのドタバタを描くコメディだとばかり思っていたら大間違い。いわば伊丹一座、今回は医療ギョウカイ編!といったところだろうが、癌の告知、医者と患者の関係、死とは?、死に方生き方など非常に重厚なテーマだった。

患者である三国連太郎、医者である津川雅彦。場面場面で二人に強弱がつけられる。高飛車な患者、医師の威厳を持ってさらに上を行く医者。こういう(迷惑な)患者いるよなあ。医者はああではなくては。と思いながら見ている。

手術を繰り返しても治らない患者。それでも必死で治そうとする医者。次第に正しいはずの医療行為が残酷なものに見えてくる。「死」には各々いろいろな見方があるが、ちょっと立場を変えてみると正にも悪にも取れてしまう。

そして患者の怒りが爆発する。「お前のメスのために俺の体があるんじゃない。俺の幸せのためにお前のメスがあるんだ。」そして患者は治療よりも死ぬまでの間をどう生きるか、を問い始める。医者は困惑する。病気を治すことは教科書で習ったが、放置することは習っていない。どうしたらいいのか怖いんだ、と。

癌という病気の前ではとても歩み寄れなかった患者と医者が、「幸せ」を考え始めた時に共通の思いを持ち、最期は友情を伴って別れていく。

伊丹映画の中では一番メッセージを感じることが出来た名作だと思う。


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2006年03月08日

ソウ #504

2004年 アメリカ 103分

面白かった。私の好きなスペース限定モノ、プラスいきなり謎から始まり、だんだんと謎が解けていくストーリー。

登場人物は少ない。密室で目が覚めた二人の男。足を鎖でつながれている。真ん中に横たわる血だらけの人間。二人の男のうちの一人、ゴードン医師(ケイリー・エルウィズ)は連続して起きた猟奇事件の容疑者として疑われていた。

彼を追っていたのはタップ刑事(ダニー・グローバー)相棒を殺され、刑事をクビになり狂気の生活を送っている。

もう一人の男アダム(リー・ワネル)は、最初こそトンガリ若造だが、ゴードンをパパラッチしていたカメラマン。中盤それが明らかになる。どうやら彼を雇っていたのはタップ刑事のようだ。ちなみにこの人がこの映画の脚本書いてる。

ここまでで三人のトライアングル人間関係がある程度判明したわけだけど、それ以上に謎が多い犯人像に三人の関係は霞む。この犯人、謎に次ぐ謎である。展開が強烈で犯人が誰かなんて考える余地もなかったのだが、随所に伏線が張られているから見逃さないで欲しい。

そしてもう一人。ゴードンの家族を襲う男。彼についてはここでは書かないが、当然注目すべき人物だ。


タイトルはsaw。タンクに入っていた鋸を思い浮かべるが、その意味ではないらしい。犯人のニックネームがジグソウであることから?そうでもないようだ。タイトルもまた謎解きの一つである。

ストーリーの起伏がマイナス点にもとられがちだけど、この映画、深いですよ。

リンク
「ソウ」完全解読・・現在は無料レポートとしてダウンロード制になっている。141ページにもわたる「ソウ」の完全解読版、お勧めです。

ソウ #504
ソウ2 #650
ソウ3 #1040

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2006年03月04日

着信アリ #503

2004年 日本 112分

ケータイが瞬く間に普及しちゃって、小説や映画の世界が追いつかなくなった。数年前の小説読んだら、「そんなの携帯があったら一発じゃん!」って突っ込みたくなるシーン満載。そこで一気に携帯が小道具、とか、ネットが舞台とかいう話がでてきたわけだけど、この映画もその一つ。身近なものにいかに恐怖を与えるか、、ってのがホラーの醍醐味だけど、ケータイといういきなり身近なものになってしまったものを一気に恐怖の対象にしたという点で、早い者勝ちだったかもしれない。

話は柴崎コウのまわりの脇役たちが次々に謎の死を遂げていき、柴崎コウが謎を追うという柴崎マンセーな内容。着信した番号を見たら自分の携帯番号からで、留守電に未来の時間に自分の声が入ってる。その時間になったらその声の通りに・・・、という設定はすごーく恐怖なんだけど、映画自体がその設定を超えられなかったのではというのがもっと恐怖だったりして。でも続編も見ちゃいます。

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2006年03月03日

まあだだよ #502

1993年 日本 134分

黒澤明監督最後の監督作品。随筆家・内田百聞(本当は門がまえに月)の晩年と、その門下生の交流がメイン。

ちなみに内田百聞とは、1889年岡山市生まれで、1971年82歳で死去した随筆家であるが、どちらかというと、どこにでも居そうな、そして一目置かれるべき重要な人物として見た方が気楽で良いかも。引退した学校の先生でイメージできる方がいれば、その方を。

所ジョージが黒澤映画に出てる!っていうんで、注目してみたけれど、すべては松村達雄さんですね。黒澤映画には「どですかでん」に続く出演だけど、なんか妙にはまってる。「雨あがる」もそうだったけど、非常にゆっくりとしたテンポで、退屈に思う人もいるかもしれないが、私的にはこういうの好き。

まあだ会の挨拶(駅名を会が終わるまで続ける人や、ユニークな話術の人)、皆で行進する歌を即興で歌う先生も印象深いし、野良猫のエピソードもしんみりする。

先生の生涯を追っていると思って見ていたので、いつ死ぬかとハラハラしていたが、同じ黒澤映画の「夢」を思わせるラストまで生きていて良かった。

ビートたけしが、黒澤監督に所が出るなら俺も!と迫ったが、あの役は所だから、と断られたとTVで言っていた。もしもまだ存命中であれば間違いなく黒澤監督たけし主演、なんてのもあったに違いない。

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2006年03月02日

あげまん #501

1990年 日本 118分 伊丹十三監督作品

伊丹十三監督&宮本信子と津川雅彦のコンビの定番。タイトルは流行語にもなった。
伊丹監督と言えば業界モノだが、本作は財界と政界のウラ話的な部分を含んでいる。

7月4日に捨て子として拾われたからナヨコと名付けられた女(宮本信子)は、芸者として僧呂と結婚。僧侶の地位はどんどん上がっていくがあえなく病死。銀行勤めに転身する。電車で偶然出会った結婚紹介所の男から政界の黒幕である大倉善武を紹介される。しかしナヨコの心はすでに銀行員鈴木主水(津川雅彦)へと傾いていた。

最終的には総理大臣の椅子を巡る攻防にまで発展するんだけど、この黒幕のじいさん大倉氏が、いかにもいそうな雰囲気出てて良かった。片目の黒いアイパッチは誇張しすぎだろうけど、「○×建設の株を上げようとしているのは誰だ?」と電話してるところなんていかにも・・である。本当かどうかはもしかしたら私には永遠に知ることは無いのかもしれないけど、なんか本当っぽいなあ(笑)そしてそのアングラマネーの矛先が銀行の取締役となった主水へと向かい・・。

主役である宮本信子がやや控えめに描かれているけど、本当の「あげまん」ってのはえてしてそんな感じなんだろう。次期総理の椅子を狙う役が、伊丹映画では悪役が多い宝田明。「ホテルに弁当を持ってくるように・・」なんて台詞も一度は吐いてみたいものだ(笑)

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