2006年03月03日

まあだだよ #502

1993年 日本 134分

黒澤明監督最後の監督作品。随筆家・内田百聞(本当は門がまえに月)の晩年と、その門下生の交流がメイン。

ちなみに内田百聞とは、1889年岡山市生まれで、1971年82歳で死去した随筆家であるが、どちらかというと、どこにでも居そうな、そして一目置かれるべき重要な人物として見た方が気楽で良いかも。引退した学校の先生でイメージできる方がいれば、その方を。

所ジョージが黒澤映画に出てる!っていうんで、注目してみたけれど、すべては松村達雄さんですね。黒澤映画には「どですかでん」に続く出演だけど、なんか妙にはまってる。「雨あがる」もそうだったけど、非常にゆっくりとしたテンポで、退屈に思う人もいるかもしれないが、私的にはこういうの好き。

まあだ会の挨拶(駅名を会が終わるまで続ける人や、ユニークな話術の人)、皆で行進する歌を即興で歌う先生も印象深いし、野良猫のエピソードもしんみりする。

先生の生涯を追っていると思って見ていたので、いつ死ぬかとハラハラしていたが、同じ黒澤映画の「夢」を思わせるラストまで生きていて良かった。

ビートたけしが、黒澤監督に所が出るなら俺も!と迫ったが、あの役は所だから、と断られたとTVで言っていた。もしもまだ存命中であれば間違いなく黒澤監督たけし主演、なんてのもあったに違いない。

posted by 映画のせかいマスター at 07:12| Comment(2) | TrackBack(1) | ま行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする