2006年04月06日

ミクロの決死圏 #510

1966年 アメリカ 100分

人体は宇宙である。この映画の映像を見ててそう確信した。ただ一つ違うのは宇宙には行けるかもしれないが、人体の中にはおそらく未来永劫行くことは無い、ということだろう。もし行けるようになったとしても行きたくなーい!

この映画は「海底二万哩」のリチャード・フライシャー監督、「ベンハー」のスティーブン・ボイド、「恐竜100万年」のラクエル・ウェルチ出演の名作。なんで人体の中に入らないといけないかというと、亡命してきた博士が脳内出血で危篤になり、その命を救うために宇宙船みたいな乗り物に乗って5人の有志が乗り込んでいくというわけ。現代だったら医学の進歩で治せちゃうかもしれない。

宇宙船ごと人間がミクロ化していくのは、ちょっと無理があるかなと思えてしまうけど、それは置いといて、体内でのストーリーは流石だ。脳へ向かうはずが、損傷があった部位から進路が変わり、巨大なポンプである心臓を通らねば進めなくなる。ここで司令官であるオペ室で、心臓を60秒間止めるという苦渋の選択がなされる。潜水艇プロテウス号とは連絡が取れるようになっていることも宇宙モノっぽくて良かった。

で、やっと脳に向かったが、最後の最後で大どんでん!ありえないよーというアクシデントを経て、無事脱出できるのか!?

アナログっぽさが良かったです。子どもも楽しめるかな?


posted by 映画のせかいマスター at 07:53| Comment(2) | TrackBack(2) | ま行映画(17)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

白痴 #509

1951年 日本 166分

ドストエフスキー原作の名作を日本版として映画化。当初は5時間近い長さだったようだが、さすがに当時としては長すぎる、ということで大幅カット。黒澤監督は「これ以上カットするならフィルムを縦に切る!」とお怒りだったようで・・。ということで、オープニングから御馴染みの字幕。これが長い。文章でかなりの説明がされる。話が理解できないわけではないが、やっぱり映像じゃないと違和感。また、出だしは三船敏郎の話っぽかったのに、北海道に着いたら出番が激減。誰が主役?って思っちゃった。

しかし、そこを乗り越えたら安定したストーリー。そもそもこれだけの少ない登場人物で特に大きな事件が起こることなく、ある意味淡々と、そして重厚に進んでいくのは凄い。話の内容や感想を書くのが私の力量では難しいので、雑談的に。

・主役はやっぱり白痴の森雅之。この人がこけてたらこの映画は成り立たなかったわけで納得の演技力です。
・千秋実さん、珍しく?悪役。
・原節子、三船敏郎、久我美子。チョー美男美女。日本映画とは思えない・・、日本人離れしたお顔立ちでございます。
・周りの人たち。家族とかの反応が最もストレートで貴重な役割でした。

この映画はいつかもう一度見て、ちゃんと語れるようにしておきたいと思う。

posted by 映画のせかいマスター at 08:13| Comment(2) | TrackBack(1) | は行映画(37)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする