2006年06月30日

世界で一番パパが好き! #572

2004年 アメリカ 101分

これ、公開時に娘と見に行きたかったんだけど吹き替えなくて諦めたんだけど、正解!パパが一人でこっそり人目を忍んで見て泣く映画です。

サクセスストーリーの途中で妻が出産後死亡、娘のオムツを替えながらウィルスミス(本人役)の記者会見を仕切るオリー(ベン・アフレック)、時間を過ぎても現れないWスミスにざわめく記者達。ついマイクを通して怒りを爆発させてしまい、クビに。志半ばにしてNYを去り、父親の田舎で父と共に町の公共整備を行いながら男手ひとつで娘を育てる。そして7年、娘は小学生に・・・。

いやー本当に感動した!いろんなシーンが思い浮かびます。中でも泣けたのは2シーン1つはもちろん最後の学芸会。振り返ってパパがいた時のガーディーちゃん(ラクエル・カストロ)の表情は最高でした。他のみんなが母と2人でキャッツやってる中で、パパの友達、おじいちゃん、おじいちゃんの友達まで出てくる劇も良かった。もう一つは自分の夢を捨てきれないパパが、騒動の原因であったウィルスミスと再出発の面接の待合室で偶然に出会うシーン。「俺は時間には遅れない」と真顔で話すWスミスの家族観を聞いているうちに・・・。

他にも裸になってた子どもに結婚の意思はあるのか?と真面目に詰め寄り、あとで同じように返されるシーンとか面白かった。トイレを流し忘れる伏線も忘れずに。ビデオ屋店員のリヴ・タイラーはアルマゲドンに続くカップル役。

同じくらいの子どもがいる父親には絶対お勧めです。繰り返しますがこっそり一人で見てくださいね。

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2006年06月29日

少林サッカー #571

2001年 香港 112分

最高級のバカバカしさ、ここまでやれたら流石!一昔前の香港映画は馬鹿馬鹿しいことを真面目にやってるって感じがあったけど(片腕カンフーとか)、これは絶対確信犯!違ったらそれはそれで凄いけど、違うわけがない。いやー、笑った笑った。想像力を超えるギャグですね。

例えば頭からバナナの皮で滑るギャグ。ヘタなマンガでもあり得ないって。いきなりミュージカルは始まるわ、ヒロインが大化けして笑いに走ってしまうわ、最後にヒロインが登場しそうな気配はあったけど、ああいうオチにしてしまうとわ。マンガでもここまでやったら連載打ち切り!ってところをさらに大真面目にやることで返って大笑いにつなげてしまっている。ここは頭を空っぽにして観るべし!

決勝戦、スコアは1−0になってたけど、キーパーが負傷退場する際2点入っていなかったっけ?

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2006年06月28日

CURE #570

1997年 日本 112分

凶悪殺人事件が起きる。犯人は呆気なく捕まり犯行も自供、捜査に当たった高部(役所広司)は釈然としない。一方で海岸で発見された男間宮(萩原聖人)は意味不明の会話を繰り返す。男に関わった人物が次々に同じような殺人を繰り返す。

精神異常とマインドコントロールによる殺人を、ハリウッドサイコサスペンスばりの展開で送る。優秀な刑事の高部とどう見ても怪しい間宮の対決は、刑事がどうやって犯人を追い詰めていくかに焦点が当たる・・はずだった。高部の妻が精神病であること、間宮の相手を交わしつつ自分のペースで進める話術により、次第に強弱が逆転してしまう。記憶喪失で最初はちょっとかわいそうな感じさえしていた間宮。だんだん凶悪な部分が垣間見えてくる。そして高部がいつ殺人犯に変わってしまうのか、というスリルが加わる。それまで何の徴候もなかった犯人が犯した突然の犯行という伏線がここで生きてくるのである。高部を別の角度から襲うストレスという要素を加えて、かなり強烈に恐怖が増すのである。そしてその恐怖の対象は「誰を殺すのか」へと変わっていき、どのシーンも見逃せなくなっていく。

後半もだれることなく恐怖は増強、ラストシーンも何気ないところでいきなりの・・で非常にショッキング。十分に怖かった。すでに10年経ってるけどもっと評価されていい映画ではなかろうか。


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2006年06月27日

TOKYO NOIR #569

2004年 日本 127分

昼とは別の夜の顔を持つ女たちの姿を3話のオムニバスで描く官能ドラマ。3話とも「それなり」のシーンがあるのだが、主演の3人の女優さんらがすっかりせくしーになっちゃってて、時間は女を変えるんだとしみじみ思ってしまった。内容については・・実に感想が書きにくいといいますか、多分男性が見るのと女性が見るので違うんだろうなあ、と思うので、余計なことは書かないようにします。多分、男が知らない女の影、といういかにも男好みの話を狙ったんだと思うけど・・(笑)今なら7/1までgyaoで無料視聴できます。

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2006年06月26日

逆噴射家族 #568

1984年 日本 107分

80年代のくだらないパワー満開の映画。当時はレンタルビデオ屋っていうお店ができたてで、こういうパッケージがよく並んでいたものだ。タイトルは確か日航機が羽田沖に墜落した際、機長が逆噴射したことから当時流行り言葉だった。原作は小林よしのり。まだゴーマンかましてない頃だ。じーさんが植木等でいつも通りのキャラ(ただし九州弁)。父親の小林克也はシロアリ駆除に悩み、ついにぶち切れて家に穴を掘り出す。母の倍賞美津子は酔って老人会でストリップ。娘はアイドル志願で、息子は電波系。ただでさえちょっと変わった人々がだんだん壊れてきて・・・。

まだお湯をかける少女じゃない頃の工藤夕貴が子役で登場。中森明菜や小泉今日子の歌を披露。水着で亀甲しばりされる萌え?シーンも。事務所的には良いのかい?お兄さんは有薗芳記。映画デビュー作で今でもちょこちょこ出てる個性派俳優さんだが、この時の顔が一番パワーがある(笑)

だんだんと自分以外はみんな狂ってると疑心暗鬼になっていった家族がついに武器を持って殺し合いを始める。「くるくる病院に入れられちゃう」なんて言ってたけど大丈夫か?
最後は家ぶっ壊しバトルロイヤル。ここまでぶつかり合える家族はある意味しあわせ!サスペンスでもいけそうなストーリーをぶっちぎりコメディに仕立て上げてる。今なら7/5までgyaoで無料視聴できます。

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2006年06月25日

野獣死すべし #567

1980年 日本 119分

「蘇える金狼」のスタッフが再びハードボイルドに挑戦。邦画でもハードボイルドの原作をここまで表現できているのは素晴らしい!前回も書いたが、やっぱり主人公の世界を松田優作が表現しているのがぴったりハマってるんだと思う。原作を読んでいないので、原作のイメージ通りかどうかは知らないが、松田優作だけでも十分にハードボイルドなんだよねえ。

しかも今回は役どころこそ蘇える金狼同様普通のサラリーマンだが、カメラマンとして戦場に赴いた際に野獣の血に目覚め、殺人と強盗を繰り返しながら巨額の金を手に入れるという設定。。その目的や彼のアイデンティティは時折出てくる呪文のような長台詞にかき消されてよくわからないまま、狂気のボーイ、鹿賀丈史を仲間に引き込み、銀行強盗を企てる。エリートだった主人公が殺人に陶酔するというこの尋常ではない姿を演じるためには、説得力のある壊れっぷりだったのかもしれない。

クラシックコンサートで涙する優作、雨の中をたたずむ優作、自己陶酔した表情、怖すぎ渋すぎ〜!減量して、奥歯を抜いて頬をコケさせたという文字通り大熱演!

ラストの深夜の列車のシーンはこれまた痛烈。松田優作が追ってきた刑事室田日出男にリップ・ヴァン・ヴィンケルの話をしながら1発だけ弾を入れた銃を突きつける。室田日出男の額を流れ落ちる汗、話の切れ目に引き金を引く松田優作、空砲。だんだん狂っていく松田優作。列車は実際に走っているように見えたし、途中カットを入れずに長回しで一気に撮っている感じで、かなり迫力があった。
台詞はこのサイト・優作映画館に全文ありました。

さらにその先。逃げ込んだトンネルの中で戦場の思い出を喋りだす。だんだん思い出と現実が交錯していき・・・。丁度舞台のスポットライトが当たっているように見えて・・。

さらにさらに。コンサート会場で目を覚まし、階段の踊り場で○○されるシーンまで、すべてが松田優作のために作られた舞台である。最初はわからなかったなぜ、主人公は殺人を犯していくのか、がだんだんとラストの盛り上がりと共に明らかになっていくわけである。

とにかくモノスゴイパワーのある映画だった。


1959年にも東宝で映画化されていて、そのときの主演は仲代達也。

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2006年06月24日

蘇える金狼 #566

1979年 日本 131分

松田優作のアクション映画。Gyaoで特集やっていたのでまずは一発目。松田優作の役は1億円強奪犯人。いつもは普通のサラリーマンだが、目的のためには人を殺し、女を騙し、戦場へ飛び込むことも厭わない。これだけの大風呂敷の話を一人で引っ張っていっているのは、松田優作という俳優さんならではだ、としみじみ思った。コミカルなシーンもベタにならず、ストーリーに緊張感を持たせつつ、独自の世界を築いている。こういう世界を作れる俳優が何人いるかと思うと、やっぱり若き逝去が悔やまれますね。

さて、この大藪春彦氏の原作は、企業の上層部が私欲を貪っていることを知った一介のサラリーマンが会社を乗っ取ろうとする経済小説である。映画では1億円強奪のシーンから始まるので、背後はぼやかしているが、途中から出てくる桜井(千葉真一)そしてその背後に控える経済界の大物・鈴本(安部徹)らによる、企業への恐喝事件に、上層部成田三樹夫の愛人である風吹ジュンを麻薬で誘惑し、横取りを企むわけである。1億円の強奪も序章に過ぎないと言う壮大なストーリーに展開する。それでも見ている人のほとんどは松田優作サイドに立った視線で見ているだろうし、自分に代わって企業の上層部の悪に鉄杭を打ち込む姿に共感するのだろう。


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2006年06月23日

The Juon/呪怨 #565

2004年 アメリカ 98分

ハリウッドリメイク版。オリジナルの監督がそのまま監督を務めて、日本人も大挙登場。例の不気味な少年も続投、大事な少年期にずっとあの役ばかりだと性格ねじまがらないかと余計な心配を・・。

呪怨と呪怨2が実は時系列をバラバラにして組み合わされたものであることはこのサイトこのサイト等に詳しく書かれてあるが、ハリウッド版では両方の怖い部分を抜き出した感じ。ネット見てみたら酷評も多いようだが、なかなか頑張ったんじゃないかと思う。アメリカでどう評価されているのか知らないが、リングに次ぐジャパニーズホラーというジャンルを確立してもらいたいものである。

だんだん怖さが薄れていくという意見は私も感じたが、それは最初のインパクトが凄かったからで、初めて見た人はやっぱり怖いんじゃないかと思う。

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2006年06月22日

ドラえもん のび太の太陽王伝説 #564

2000年 日本 92分 映画ドラえもん

ドラえもん誕生30年記念作品ということで、なんとなく大掛かりなオープニング。のび太とそっくりな太陽の国の王子様が入れ替わり生活を送るというどこかで聞いたような始まり。おぼろげな記憶しかないけど、他の映画版ドラえもんかTVアニメでものび太と王子様が入れ替わる話があったような・・。

で、のび太になった王子は威張りくさって嫌われ、王子になったのび太は子どもたちに好かれる。王子様はのび太に自分に無いものを見つけ、2人に友情が芽生えていく。

敵はシリアスな顔した魔女・レディナ。かなり強敵。王子ティオの棒術の先生・イシュマル、その娘ククらが、のび太たちと交流しつつ、ククがレディナに誘拐されて・・・。

古代文明・マヤナ国の民族衣装が豪華で、展開もシリアスな部分もありつつ、記念作品に相応しい出来栄えになってます。最後は友情とお別れで、涙!の展開。

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2006年06月21日

トゥルー・クライム #563

1999年 アメリカ 127分

事故死した同僚が追っていた6年前の殺人事件。冤罪ではないかと読んでいたが、死刑執行まで時間がない。跡を継いで捜査に乗り出したベテラン記者が真相に迫る。

見てる人のほとんどが間に合うのか、間に合わないのかって視線で見てるだろうが、やっぱりそこが最大のクライマックス。ラストの盛り上げ方は流石だ。

また目撃者と被害者が白人で、容疑者が黒人、で黒人の不利なように裁判が進んだという人種問題も絡め、もしや冤罪って結構あるのでは?と思わせてしまう。

それ以外は最近のイーストウッドの重い映画に比べ、見やすいストーリーなのが長所でもあり、短所でもあるだろう。ところで、5歳くらいの娘がいる設定って、イーストウッドには無理があるんじゃない?と思ってたら、本物の娘さんだそうで。いつまでも若いですね。

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2006年06月20日

映画のせかい2がポータルサイトになりました

まずはこのサイトを見てください。なんとこのブログ「映画のせかい」がポータルサイトになってしまいました。いやー凄いですねー。数年後には映画レビューでヤフーやライブドアに迫ることは間違いないでしょう。はっはっは。

と冗談はさておき、これはedita@という無料サービスに登録しただけです。このサービスを利用した最初の目的は「映画のせかい2」は旧ブログ「映画のせかい」からブログサービスを移して続いているものなので、2つを統合したいから、というものでした。で、早速合体!・おお!凄い!一連の流れになってる。一人でいくつかのサービスにブログを登録している人は自分だけのポータルサイトを作ることが可能じゃないか。私も読書系のブログがあるけど、合体するとごちゃごちゃになりそうだなあ・・。

それと、このブログではシンプルにあ行、か行・・というカテゴリ分けをしているんだけれど、あっちではこっちのカテゴリはそのままで別のカテゴリにすることも可能!「アクション映画」「コメディ映画」とかにしようかなと企み中です。

で、自分だけの夢のポータルサイトも良いけど、せっかくだから編集員を増やして史上最強を目指すのもいいですよね。まあ、わたしの場合、唯我独尊でやってきたので、いつもRSSで巡回しているお気に入りリンクの方々が、もし編集員になってくれたら、ひと目で更新がわかっちゃうようになっちゃいます。いかがですか?みなさん。私はあまりマメにこういうことをしない方なので、逆に誰かが立ち上げたら編集委員になりますので、よろしくお願いします。

というわけで、SNSの次はこのサービスで燃えちゃいました。なかなか面白いですよ。みなさんもブロガーを集めて自分の好みの話題でオリジナルポータルサイトを作ってみませんか?

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ドラえもん のび太と翼の勇者たち #562

2001年 日本 91分 映画ドラえもん

シリーズ22作目。スネ夫家でかつて鳥人間がいたという話題で盛り上がるのび太たち。この構図は寅さん一家の一家団欒に似てる。子どもの頃って特に誰かんちで新たな発見があってみんなでワイワイやるのっておもしろいよねー。ここだけ登場の出来杉君が薀蓄を披露し、鳥に思いを寄せるのび太。今回は鳥ワールドが舞台です。

鳥王国バードピアから迷い込んだ鳥人間・グースケは小さい頃空から落ちたトラウマで今でもうまく飛ぶことが出来ない落ちこぼれ。グースケを追ってバードピアに来たのび太らは、そこが人間に迫害された鳥たちの国であることを知る。

鳥人間はソフトバンクホークスのハリーホークっぽくて、球団設立当時のヘルメットを思い出してしまった。↓こんなの
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“渡り鳥パトロール隊“の入隊テスト“イカロスレース“に出場したグースケが優勝したのに自分の翼で飛んでなかったため失格になって落ち込む姿は全国数十万人の「のび太君」たちに共感されたに違いない。

23世紀の科学者・鳥野博士が映像人間で出てきたところはタイムマシン #19という映画でも出てきたなあ。

地球は人間のものだけではなく、自然界、鳥たちとも共存していかないといけません。そういうメッセージ色も子どもの頃に見ておいたほうがいいんじゃないかと思いました。


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2006年06月19日

ゴッドファーザーPART2 #561

1974年 アメリカ 200分

前作同様、庭園パーティーが開かれる中、ゴッドファーザーに次々客が訪れる。違う点はゴッドファーザーがビトではなく、マイケル(アル・パチーノ)になっていること。貫禄十分に成長した姿は父を思わせる。父ビトは回想で9歳の時家族を殺され自らも命を狙われながら生き延びている。この2人の姿が交互に映されつつ、またもや1作目のようなゴッドファーザー襲撃が・・!なんとか無傷で逃れたマイケルはマイアミの大ボス、ハイマン・ロスへの報復を宣言するが・・・。

1作目の続きと、1作目以前をしっかり描いている脚本はやっぱり凄い。2作目にありがちな物足りなさを封じている。どちらか一方だけだったら不満が残ってたかもしれない。

ビトはリトル・イタリアの街を牛耳っている悪玉ファヌッチを銃撃し、ファミリーを形成していく、マイケルは地位を確立しながらも妻に去られ、兄には裏切られていく。

2代目マイケルまでを通し、コルレオーネ・ファミリーは幸福であったのか、もし幸福でなかったらその原因はなんだったのか。社会へのアンチテーゼも含めた「この時代・この国・この家族」の凄まじい生き様を十分に楽しめる2作だった。

ゴッドファーザーシリーズ
ゴッドファーザー #551
ゴッドファーザーPART2 #561
ゴッドファーザーPART III #658

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2006年06月18日

「家」映画

「家」がテーマの映画は数多いですね。ジャンルごとに分けてみます。

1番目はホラー。家そのものに襲われる。HOUSE #557はある意味貴重な作品です。家に憑依した霊という話には呪怨 #3などもありますが、家そのものに食べられてしまうという話です。家はそもそもホラーの舞台になりやすく、モンスターハウス #1186もそうですし、有名どころではポルターガイスト #433がありますね。ホーンテッドマンション #382なんかも面白かったです。

2番目のパニック・ルーム #558は家に侵入する強盗ものです。パニックルームという特殊な部屋を使ったところがミソでしょう。強盗モノにもホーム・アローン #383という名作があります。

3番目のマネーピット #559欠陥住宅です。これも笑えました。古くはキートンの文化生活一週間 #411なんかもありましたね。

最後の突入せよ!「あさま山荘事件」 #560立て籠もった家に突入する話。無理やり似たのを探せば裏窓 #118 なんかそれっぽい。

他にも今までの記事で言えば、砂の女 #263は、砂の中の家に住み着いた女にいつの間にか拘束される話、ベタなところで、家づくりの苦労を描くみんなのいえ #219なんかが面白い。

さて、家って、幽霊、強盗、欠陥など散々な目に遭う話ばっかり。レビューを読んで持ち家はこりごり、という方はクリックして



賃貸にしましょうね。強引?

その他の家映画
悪魔の棲む家 #926
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2006年06月16日

突入せよ!「あさま山荘事件」 #560

2002年 日本 133分

1972年の連合赤軍によるあさま山荘事件を指揮官であった佐々淳行が小説化したものを映画化。1970年よど号ハイジャック事件に続き日本全土を揺るがす事件で、ずっとTV中継されていた。人質救出の瞬間はすべての放送局で90%を超えたという。

北朝鮮の拉致事件のあたりから、連合赤軍に関するTV特集がよく放映されていたので、見てたからある程度は知っていたが、なんとなくだらっとした感じで始まる。「プロジェクトX」の方が余程緊張感があった。が、逆に実際こういう感じだったんだろうなあと思わせるリアリティが確かにあったのも事実。結構間抜けな失敗をしてるけど、あながち起こりがちな事象だったかもしれない。後半の一人また一人と倒れていくところは流石に緊迫したが。

全編警察の姿を追い続ける。長野県警と警視庁の水面下での争いとか、最前線での現場の混乱や足並みの乱れは著者ならではの描写なんだろうけど、やっぱりこういうのは犯人側の描写がないと面白くないと感じてしまう。これって私にヒーロー願望がないとか、ポジティブな生き方をしていないとか、そういうことなのだろうか??

というわけで、「家」シリーズ最後は篭城された家を外部から取り崩すという視線からお送りしました。

関連記事
光の雨 #124  あさま山荘事件

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2006年06月15日

マネーピット #559

1986年 アメリカ 92分

製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、主演:トム・ハンクス!!・・で送る・・ドタバタコメディ。コメディ映画というよりコントに近い。欠陥住宅をつかまされたトムハンクスが酷い目に遭う話なんだけど、家の壊れっぷりがサイコー。普通そのタイミングで崩れないとか、そういう壊れ方はするわけが無いという、もろ確信犯な笑いを提供してる。チャップリンに近い感じ。

不動産を仲介した友人曰く、「不動産とは他人の不幸に付け込んで安く仕込む」んだそうで・・。まあ、甘い話には罠がある、ということで、ベタな展開の中、ハッピーエンドで終わってほのぼのとした作品。たまにはいいかもね。

というわけで、「家」シリーズ第三弾でした。

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2006年06月14日

パニック・ルーム #558

2002年 アメリカ 113分

「家」がテーマ映画第二弾。

パニックルームとは、万一の際の秘密の隠れ部屋。最近では実際に売り出されていることも多いようです。話は4階建ての豪華住宅に離婚したばかりの母子が越してくる。実はこの家のパニックルームの中に大金が隠されていて、それを回収しに強盗3人組がやってくるんだけど、誰もいないはずの住居に新しい住居人がいることに気付きうろたえる。結局強行突破することになって、母子はパニックルームに逃げ込む。絶対に入れないパニックルームの中で強盗と対峙することになる。果たして逃げ切ることが出来るのか??

ルームの中からは家中をカメラで見ることができて、筆談で犯人たちと会話、途中からマイクで声を拾ったり駆け引きが始まる。パニックルームと住居の特徴を活かしつつ、盛り上げるあたりは流石。犯人と母子の位置関係が入れ替わる部分はうまい!と思う。

でも犯人グループが実はお間抜けだったり、TV版で見たので特に吹き替えが間抜けさを強調しててサスペンスのはずがイマイチ緊張感に欠ける部分もあった。カットされていたので、ラストの○○の介入の決め手もよく理解できず仕舞い。伏線が弱いところもあったりして・・。

最初に主演だったニコールキッドマンが撮影中に怪我してジョディ・フォスターに替わったそうで、キッドマンは夫の恋人役で電話に声のみ出演してる。

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2006年06月13日

HOUSE #557

1977年 日本 89分

今日から「家」をテーマに送ります。第一弾はB級ジャパニーズホラー。いやC級だな、こりゃ。つーか、アイドル映画?池上季実子と大場久美子が高校生。なんだかエロく見えるのは気のせい?大場久美子が清純派だったのは役どころでも明らかだけど、主役の池上季実子は??妙にセクシーシーンあり、入浴そして最後にはヌードまで。当時どんな路線で売っていたんだろうか?ヌードル?もう覚えてないけど、気になるー!

金田一耕助の冒険 #422に作りが似てると思ったら同じ大林宣彦監督だった。4年後のねらわれた学園#272とか、当時の映画はこんな感じが流行だったんだろうか?アニメあり、今見たらヘンな特殊効果、映像もなんだか不思議な魅力?だ。CM映像を手がけていた大林監督の第1作目なので、CM手法をそのまま使ったのだろう。

オープニングは女優を魅せるための時間で屋敷に着くまでは、まあどうでもいいんだけど、屋敷についてから、次々に家に食べられていくアイドル達が何故かおかしい。井戸から生首!とか、水を飲もうとしたら急に流れる水が血に!とか、とにかく笑える!ピアノに食べられるところ爆笑!で、その都度失神しながら生き残る大場久美子。最後に助けに現れる流れの尾崎紀世彦の行方は??やっぱり「また逢う日まで〜♪」ってか。

で、話の楽しみとしては最初と最後に出てくる鰐淵晴子なんてテーストもいいです。まだ若い南田洋子の恋人役が三浦友和で、30年も経っちゃったら誰がどういう年齢だったかさっぱり・・・???

いろんな見方があるんで楽しめますけど、C級ホラーですから。切腹(死語?)

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2006年06月07日

レイクサイドマーダーケース #556

2004年 日本 118分

予告編を見たときは高級っぽい作りだなと思った。東野圭吾原作のベタな推理小説とばかり思っていたので、映画にするには弱いから少し高級にしたのかと思っていたが、ラストの展開は著者特有の初期の作品にも多かったパターンだった。

子どもの中学の受験合宿にやってきた3家族。そのうちの1組、薬師丸ひろ子と役所広司は実はうまくいっていない夫婦。ダンナはこっそり愛人をキャンプに参加させる。夜中に会おうと耳打ちする二人だったが、約束は果たせず、小屋に戻ってきたダンナが見たのは妻に撲殺された愛人の姿だった。マスコミに騒がれると子どもの受験に影響が無いわけがない、と死体を捨てようと言い出す一堂。

まあ、非常識な人たちの集まりなわけで、さっきまで不倫してた人が教育論をぶっても何の説得力も無いんだけれど、窮地に追い込まれながら事件の真相を追うという部分は、まあ面白いわけで、私だったら付け込まれたらすぐ降参しそう。特に自分が悪くて負い目があるときはなおさら。シュンとなっておしまいかな。しかし映画や小説ではそこから巻き返していくわけですねえ。勉強になりました。

いろんな共演が。
薬師丸ひろ子と柄本明。昔の角川映画でよく出てた。柄本明と役所広司は御馴染みコンビだし、杉田かおると鶴見慎吾が夫婦役で共演!金八先生の保と雪乃だー!

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2006年06月01日

續姿三四郎 #555

1945年 日本 83分

冒頭の外国人との対決シーンはサイレントムービーみたい。動きがちょこまかしてて、チャップリン映画を思い出してしまった。ボクシングとの異種格闘技線を匂わす展開だが、丁度戦争中だったこともあって、柔道イコール日本武道を背負っていることを示していると思われる。

そして後半のアメリカ人ボクサーとの他流試合を経て前作のラストシーンで決闘に敗れた檜垣源之助の弟、鉄心との雪山決戦へ。裸足で現れる三四郎が戦いを制し、山小屋での就寝中のバトル?にも打ち勝つエンディングにほのぼのとしてしまった。

つくりは古さはあるが、ストーリーに違和感が無いのは、日本の柔道家たちが古きよき伝統を守り続けているからだろうと思う。道場の中では今でもきっとこの映画の中のような世界だと思う。

若き日の森雅之、宮口精二も出演。


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