2006年07月11日

カンフーハッスル #583

2004年 中国/アメリカ 104分

少林サッカーのヒーローが悪役になって帰ってきた。話に繋がりは無いけど、サッカーボールを潰して「もうサッカーはやらない」と呟くシーンがある。そこ以外は全くの新天地で監督・主演チャウ・シンチーが活躍・・・するかと思ったら、なかなかしない(笑)活躍するのはおじいおばあのカンフー達人ばかりで、え?その人が達人?というサプライズをこなしながら?ようやく最後に見せ所が・・。このチャウ・シンチーって人が、馳星周がリスペクトして漢字をひっくり返してペンネームにした周星馳さんだったのですね。カタカナ読みしてたので気付きませんでした。テロップで出てた時に日本人が協力したのかなあ、なんて思ってたら違った。

それにしても相変わらずギャグのセンスは一般人を卓越してるんだけど、あまりに痛そうで笑うに笑えぬ部分がちらほら!それでもかなり笑いました。この映画のシリーズ、絶対どこかに影響を及ぼしそうだけど・・。
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2006年07月10日

さよならジュピター #582

1984年 日本 129分

太陽系で、太陽から離れてるところにある星に住む地球からの移住者の5億の人びとは太陽の恩恵を受けられない、として木星を太陽化しようというモノスゴイプロジェクトが発動。木星に向かう宇宙船の中で、一緒に来た人たちにプロジェクトのプレゼンをしたり、反対派が紛れ込んでいて暴れだしたり、と大金をかけてるはずのプロジェクトの割には出たとこ勝負!な展開。日本語と英語で普通に話してるのは雰囲気で許すとしても、あちこちにツッコミどころを周到に用意した?映画になっている。東宝SFのような確信犯的な画面が無い分だけ期待してしまったではないかー!これじゃ、原作者の小松左京もつらいかなーと思っていたら、なんと本人が製作者に連ねてる。

で、家族で見てたら突然ゴジラが出てきたところだけは喜んでいたけど、無重力SEXシーン(しかも長っ!)やヌーディストビーチなどセクシーシーンも満載だったり、ジョーズが出てきてエグイやっつけ方したり、やっぱり子どもともみれましぇーん。

ジュピター教団はフォークゲリラみたいで、ブラックホールがいきなり太陽系に接近してきたり、1984年の作品ってこんな感じ??
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2006年07月09日

カジノ #581

1995年 アメリカ 179分

冒頭でてきたロバート・デ・ニーロの乗った車がいきなり爆破!そのまま宙を舞いながらタイトルロールが入って回想シーンへと。終始デニーロらの語り口で淡々と話は進んでいく。途中殺人シーンがあったり抑揚はあるものの、あえて抑えたつくりが渋い。

マーティン・スコセッシ監督はノンフィクションの映画化が多いが、この作品も「グッドフェローズ」同様、ニコラス・ピレッジ原作の作品。

カジノの総支配人であるデニーロは、イカサマ師には厳しく対応するなど、持って生まれた能力でどんどん売上を伸ばす。客のシャロン・ストーンの豪快な暴れっぷりを見初めて彼女と結婚、順風満帆だったが・・・。デニーロの旧友、ショー・ペシの登場により、カジノは引っ掻き回される。

裏の主役はカジノのお金を数える人たち。こっそりどころか堂々とカバンに札束を詰めていく。他にも裏街道をまっしぐらの人びとが登場して、貴重なフィルムであるには違いない。でも日本だったらVシネマですね。

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2006年07月08日

棲息分布(松本清張TVドラマ) #580

1977年 NHK 70分

昨日に引き続きNHKの土曜ドラマより。同名の原作は講談社文庫の上下2巻の長編だが、まだ読んでない。前回の短編と同じ70分にまとめられている。ちょっと詰め込みすぎた感じもある。

政治家、プロ野球、会社買取、戦犯、愛人、そして殺人。世の中のダークな部分を赤裸々に描いた社会は問題ドラマ。NHKでこんなんやってたんだ。今回は毒の部分が多いだけあって、出てくる人も佐藤慶とか小松方正とか悪役系の人ばっか。クラシック系のBGMも壮大で、なんだか厳かに進んでいく。全員が割り切った感じで悪の匂いがせぬまま進むのが逆に怖かったりする。連続ドラマでじっくり見たい内容だった。「けものみち」の次はコレでどう?

松本清張TVドラマ

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2006年07月07日

最後の自画像(原作「駅路」)(松本清張TVドラマ) #579

1977年 NHK 69分

日本映画専用チャンネルで松本清張サスペンスやっていたので見てみた1977年の作品。原作はかなり短い短編で、どちらかというとサクサク進むんで一読してもあれっ??って感じであまり印象に残っていなかった。このドラマ版はそのへんをしっかり描いていて、完成度は高い。向田邦子脚本、和田勉演出ということだが、流石一流どころの仕事は違うものだ。

原作との違いは、いしだあゆみ演じるヒロインである被害者の愛人を生かしておいたこと。(原作では病死している)こっちの方がわかりやすいし、感情移入もしやすいってもの。ちなみに被害者の趣味であるカメラで撮った写真が出てくるが、露出度高いセクシーショットっす。NHKでいいのかな?

で、ゴーガンの絵のエピソードを絡めつつ、ゴーガンには絵があった、被害者には愛人があった、なにかがあるとはいいことだ、と自らを振り返る刑事。ラストの演出も渋い!僕には理解できませんねーと語る若手刑事は松方弘樹の弟目黒祐樹。そっくり!

ドラマを見て原作の良さを見直し、原作を読んでドラマのよさを見直す、そんな秀作。TVドラマも侮れませんね。

松本清張TVドラマ

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2006年07月06日

g@me #578

2003年 日本 

家出した少女と、上司の弱みをにぎろうと偶然そこに居合わせたエリートがお互いの利益の一致のために起こした狂言誘拐というゲーム。2人はだんだん惹かれあって・・。

藤木直人と仲間由紀恵という主演が最初は微妙だった。良いとも悪いともいえない。「ごくせん」でブレイクして強いイメージがついてしまう前の作品であるが、できればもっと少女らしい女優の方が良かったのではないか。で、少女がだんだんと大人びてきて・・という「レオン」とかの展開を期待していたのだが、、、、。

しかし途中から展開ががらりと変わる。仲間由紀恵でよかった、という甘くそして危険なゲームが展開されるのだ。恋の駆け引き、そして殺人の駆け引き、果たしてゲームの勝者は?ゲームオーバーはどこに着地するのか?最後まで二転三転、東野圭吾原作のサスペンス。

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2006年07月05日

日本の悪霊 #577

1970年 日本 90分

当時の学生の間でベストセラーになった高橋和巳の小説が原作で、黒木和雄が監督したATG映画。うり二つのヤクザと刑事。刑事はヤクザに入れ替わりを持ちかけられ、最初は拒絶するもだんだんとヤクザの世界に浸かっていく。一方、ヤクザは自分の過去を清算しようと動く。

よく角川映画で悪役やってた佐藤慶が主演で2役。ベストセラーかつ、この興味をそそるタイトル、なんだか凄そうな気がしていたが、なんか肩透かし。題材はいいはずなので、もう一回誰か映画化してくれないかなあ。

音楽の岡林信康はオープニングこそ、おお!ATG映画にぴったりだー!と思っていたけれど、本人出過ぎでは?話に絡まなければいいんだけど、最後の少女との2ショットはイタダケナイっす。うーむ。ちり紙交換でリアカーを引きながら本職は歌なんだよね〜と近所の人を集めて歌いだすところは面白かったけど。彼女と結婚して〜冬が来て春が来て夏が来たら飽きがきた〜♪なんてね。

ちり紙交換といえば70年代の町の様子が随所に映し出されててミョーな懐かしさがあった。今でもあまり変わらない町には住んでいるんだけど。・・というような感想しかありましぇん。

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2006年07月04日

どですかでん #576

1970年 日本 126分

黒澤明監督初のカラー作品とあって、色彩のコントラストが際立つ作品。これをあえて白黒テレビで見たら、かつての黒澤映画のように「鮮やかな白黒」画面に見えるのだろう。

話は「どん底」で描いたような、バラック小屋の住人たちの話。電車マニアの六ちゃん(彼が電車を走らす際に「どですかでん、どですかでん」と叫ぶことからタイトルになった)、飲み仲間の田中邦衛と井川比佐志はちょくちょく帰る家を入れ替えてる。飲んだくれの松村達雄は姪っ子に内職させて、ある日の晩ついにいけないことを・・。影のある男をうわさする水場の女たち、その男にある日、訳ありの女が訪れて・・。廃車の中で暮らす親子は夢の家を語り、子だくさんの南伸介の妻はアバズレ、オバタリアンの妻を持つ男など個性的なキャラが入れ替わりたちかわり登場。

この映画が作られた頃、この映画の「街」のような景色はそこいらで見られることができた。今見ると非常識な人びとも街全体が家族のような雰囲気の中ではそんなに際立った存在ではなかった。飲んだくれもちょっとおかしな人もずうずうしい人もみんな街の一員であった。そんな古きよき時代がこの映画の中にはずっと生き続けている。

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2006年07月03日

オーメン #575

1976年 アメリカ 111分

小さい頃むちゃくちゃインパクトがあったこの映画、誰もが6月6日の6時6分に生まれた子供は悪魔の子だと思ってた。とにかく怖い映画だと思っていたけど結局未見のまま、実は子ども騙しの映画だったんじゃない?と思いつつ初めて見たのだが、怖い!そして面白い!

惨殺シーンもありつつ、決して軽くなることなく、画面の色同様暗く重く進んでいく物語。主演がグレゴリー・ペックで、聖書の言葉も出てきたり、実話です。なんてクレジットがもし出ていたら絶対信じてる。ストーリー展開と設定が素晴らしいですね。

死産した子どもの替わりに出産で母が死に孤児となった赤ちゃんを取り替えたらそれが悪魔の子だったという世にも悲惨な話から始まり、関係者が次々と謎の死を遂げていく件、なかでも神父さんの串指し、カメラマンの首ちょんぱは映画史に残るシーンかも。だんだんと明らかになる666の文字の謎。墓を開くと新生児の骨。最初は半信半疑だったペックが頭の文字を見て確信したその時、追ってくる警察・・・そして・・・衝撃のラストシーン!

ダミアン役の子どもには楽しい撮影だったんであろうあの笑顔、出来た作品では超不気味に見えてしまう

2006年の6月ということで30年振りに今年復活したダミアン、新作よりもこの初回作のほうに軍配が上がってるようですね。

オーメン #575
オーメン2 ダミアン #961
オーメン3 最後の闘争 #965
オーメン4 #1009
オーメン(2006年) #1003
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2006年07月02日

コニー&カーラ #574

2004年 アメリカ 98分

幼少からの親友で売れないショーガールのコニーとカーラ。事件に巻き込まれ殺人を目撃してしまう。一目散に逃げて向かった先はLA。おかまバーでドラッグクイーン(女装したオカマ)に変身して追っ手をかわしつつ一躍トップスターに。

どこかで見たことあるぞ・・・。ビリー・ワイルダー監督ジャックレモン&トニー・カーティスのお熱いのがお好き#74だー。

コニーはオカマキャラのまま男を好きになってしまう。男はオカマの弟で、兄がオカマになって家族が別々になっている。兄は自分の生き方を変えようとしないが、弟も全てを許せるわけではない。とかいったゲイへの偏見とかも描いているところが今風かな。

お熱いのがお好きがお好きだった方、是非見て欲しいなあ。未見の方も!マイビッグファットウェディングのニア・ヴァルダロスが主演

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2006年07月01日

デンジャラス・ビューティー2 #573

2005年 アメリカ 115分

前回の活躍で人気知名度No1になったグレーシー。捜査中にサインを求められるなどの弊害が出てきた。そこでFBIは彼女を広告塔として利用することに。いわばライブドアの美人広報ってやつ。違うのは本人がその仕事に収まりきらず、本部からの指令を無視して独自に捜査に乗り出してしまうこと。パートナー兼ボディガードのレジーナ・キングも巻き込まれる破目に。

ラストの水中救出劇をもっと時間かけてスリリングにすりゃいいじゃん、なんて思ってしまったが、その前のおかまバーでのティナターナーが可笑しすぎて許す。そもそもはたしてこの映画に続編が必要なのかと思ってたけど、ここまで派手にばかばかしかったら納得。

露出度は少なくなったが、サンドラ・ブロックもまだまだ頑張ってねー。

サンドラ・ブロックの映画

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サンドラ・ブロック

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