2006年09月07日

昆虫大戦争 #634

1968年 日本 84分

東京から昆虫採集に来た研究者(川津祐介)が、新婚にも関わらず仕事もせずにパツキン美女とバカンス中、空では飛行機が爆発、パラシュートで乗組員が降りてくる。助けに行くかと思いきや米軍の腕時計を拾ってご満悦のまま持ち帰るが、これが元で乗組員の殺人の疑いを掛けられ、逮捕されてしまう。お間抜け〜

一方でパツキン美女は実は毒虫を育てる狂女で、東側と繋がっている。新婦(新藤恵美)が働いているホテルのオーナーも東側のスパイだ。でもって墜落した航空機も水爆を搭載してベトナムへ向う途中の米軍戦略爆撃機だった。こんな素晴らしい偶然で登場人物がすべて裏で繋がってしまう息も吐かせぬ展開。

・・・なんだけど、そのまんま何も解決せずに終わってしまう。すげー後味悪いぜー(笑)一番の見せ場は虫の大群が川津祐介を襲うところ。でもこれも危機一髪で助かると言うわけでもなく、ついには水爆も爆破してしまう。大佐によると多少の犠牲は仕方がないと言うことらしいが、日本にも影響が出るって言ってたぞ。おいおい(笑)

核兵器に反対して人間を絶滅させようとする昆虫、爆発する水爆、そして何の救いもないまま「終」の文字。これは戦争はいけないというメッセージ映画なのだ・・・と自ら納得させてみる(笑)

今日は何位かな?クリックありがとうございます。
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2006年09月06日

八月の狂詩曲(ラプソディー) #633

1991年 日本 98分  黒澤明監督

祖母の元を訪れた4人の孫が、祖母の生き別れた兄弟がハワイで大富豪になってて招待されてることを知り、だんだんとその背景に迫っていく。長崎に原爆が落ちて祖父を亡くし、祖母の原爆体験を次第に自分のこととして捉えるようになる。片や大人。ハワイの大富豪に目がくらみ打算的な考えで祖母の元を訪れる。どちらかというと人の良さそうに見える河原崎長一郎が先に帰っちゃった。そこへ甥っ子であるリチャードギアが来日し、戦争の傷跡を知る・・・。

反戦映画であるが、なんとなくこじんまりまとまってしまった感じがする。「夢」に似たマンガチックな映像も吉岡秀隆ら子どもたちを揺さぶる程度だったし、どうせなら反戦をメインにどかんとやってほしかった気がする。「用心棒」などに見られたダイナミックな演出は後半の黒澤映画でなりを潜めてしまっているのが残念でならない。まああのままの勢いを数十年維持するのは不可能に近いだろうし、それなりに落ち着いたいい作品ではあるのだが・・・。

今日は何位かな?クリックありがとうございます。
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ラベル:黒澤明
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2006年09月05日

トラック野郎 熱風5000キロ #632

1979年夏 日本 106分

シリーズ第9作目。8作目からはややシリアスに、ということだったが、今まで同様ギャグもふんだんに入ってる。そもそもトラック野郎たちの現状(法に従うと十分な稼ぎが出来ない)を社会風刺した映画ではあったが、今回の特にノサップ(地井武男)の生い立ちは、国の政策の遅れがもたらした悲劇である。国がやってくれないので自分たちで会社作って環境整備を始めた、やっと軌道に乗り始めたら国が参入してきて会社が倒れる・・・。

マドンナの小野みゆき、ライバルの地井武男となんか濃い(笑)さらにせんだみつおがレギュラー化していたのに驚いた。トラック野郎ご用達の食事店にインベーダーゲームを置いて一攫千金を狙うが・・・。

というわけで、10シリーズ中5作品を見たんだけど、夏公開なので東北や北陸のきれいな自然をバックにトラックで移動するドライブの楽しみと、一人旅とは言うものの、行く先々でトラック野郎が集う関所?で仲間たちとの食事なども面白かった。この映画がこれだけ評価されたのも、そういった楽しみや不満を全国のトラック野郎に代わって代弁したことにあるだろう。

そういえばちょっと前、トラック野郎と飲み屋で仲良くなってスナックに行ったとき、「一番星ブルース」歌っていたなあ。

偶数回の冬篇も機会があったら必ず見てみようと思っている。

昨日貼り忘れたけど現在3位!肉薄中!!ありがとうございます。
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ラベル:トラック野郎
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2006年09月04日

トラック野郎 突撃一番星 #631

1978年 日本 103分

前回の「ジョーズ」のように流行の洋画が登場。当時記憶に残る多くの映画がありましたね。プレートを「未知との遭遇」に替え、UFOを研究する一番星。美女と第三次遭遇!?したかと思ったら高いスーツをつかまされた一番星とジョナサン。騙した男はせんだみつお。今と芸風おんなじですが、確かこの時が絶頂期だったですね。

でUFOネタは最初だけ。マドンナの原田美枝子がイルカの飼育係役なので、鳥羽ロケ。飼育係のパートナーとして樹木きりん。わざと前歯出っ歯にしているのかな。恋のライバルは川谷拓三。ピラニア軍団初の二枚目役。

ジョナサンは生活のために運賃をダンピングして一番星と喧嘩。パーキングでストリッパーの亜湖と意気投合。下呂温泉で玉三郎せんだの父が一番星らを接待するところへ余興で現われる。下呂温泉はたっぷり映ってました。

個数限定 早い者勝ち! モーター駆動で走って光る トラック野郎No.3 78年公開作品 突撃一番星
ラベル:トラック野郎
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2006年09月03日

トラック野郎 度胸一番星 #630

1977年 日本 100分 

ある雨の日。森の茂みで立ち○ョ○をしている一番星の前に現われた美しい幽霊。彼女に誘われていざ佐渡へ。そこで幽霊そっくりの美女、離島の小学校の女教師片平なぎさに会う。無理やり教鞭をとるが、分数の計算は間違う、海では泳げない、で児童からも馬鹿にされる。さあ、振られるぞ、というパターンだったがなんと!結婚を承諾されるが・・・。

一方無線のチャンネルを巡って外部からのトラック野郎を締め出そうとする千葉真一。ライバルとして仁義なき戦いのメンバーが次々に出てくるのは嬉しい限りです。実は原子力発電所を巡り対立するトラック野郎、ジョーズである。彼を見守る女に八代亜紀。歌のシーンもあるが、役者として出てる珍しいシーン。歌はやっぱりいいですねえ。前回の都はるみもそうですが、トラックと演歌は実に合います。

ジョナサンは片平なぎさの父親と砂金取りで一攫千金を狙う。父親役は宮口精二。せつないラストにならず、いつもの大爆走で終わるのが救いかな。

現在3位!ありがとうございます。
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トラック野郎第7弾一番星号<度胸一番星篇>トラック野郎シリーズNo22 度胸一番星
ラベル:トラック野郎
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2006年09月02日

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(男はつらいよ27) #629

1981年夏 日本 104分

竜宮城の浦島寅さんの夢からスタート。なんとマドンナ松坂慶子が夢にも登場。シリーズ中初めてでは?さらにこの夢はあとを引き、工場の経営に苦しむタコ社長に夢の報告をしてしまい喧嘩になる。その日の夜帰りが遅いタコ社長を流石に心配になって源と探し歩く寅。飲んで帰ってきた社長と口論になりつつ、心配してもらえる人がいていいねえ、と言い残しあくる日旅に出るのである。

そして瀬戸内海。墓参りしているふみ(松坂慶子)に声を掛け、しばし談笑後、2人は大阪で再会する。芸者をしているふみには唯一の親族である弟がいて、寅と共に会いに行くがなんと先月この世を離れていた・・・。そして置手紙を残し去っていくふみに「男は引き際が肝心」と大阪を離れる寅。

ここで、今回の日本の名優との共演の名シーンが見られる。芦屋雁之助だ。裸の大将シリーズは私的には寅さんのTVドラマ版のようなものだったので、並んで歩く姿は感動だった。関東では別れ際が肝心と言うが、大阪の雁之助は「男は阿呆と言われても地獄の底まで女を追いかけるべきだ」と言う。ちなみに雁之助の経営するホテルのロビーでくだを巻いているのは2006年に津川雅彦監督で映画化された「寝ずの番」のモデル、笑福亭松鶴である。マキノ家つながりでマキノ佐代子さんもチラッと登場。第31作からは「工場のゆかりちゃん」としてレギュラー出演することになる。

大阪で一度別れて、このまま終わりでも良かったのだが、ふみはとらやにやってくる。結婚の報告をするために・・・。「人の気も知らないで・・」と2階でつぶやく寅次郎。そしてラストは対馬に会いに行く。松坂慶子の涙は二人の結ばれなかった恋を表現している。せつなさを笑いで覆ういつもながらの名作でした。

ついに2位に!ありがとうございます。一度は1位を見てみたい。お力をお貸しください。
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ラベル:男はつらいよ
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2006年09月01日

チャップリンのゴルフ狂時代 #628

1921年 アメリカ 20分

いつものチャップリンと、アルコール中毒の夫の2役を演じる。かぶった甲冑が開かなくなって2役もこなしているが、ついにでてきたそっくりな人はどこで見つけてきたんだろう。タイトルのゴルフ狂は風来坊の方のチャップリンが、拾った玉でゴルフして他のプレイヤーに迷惑をかけまくる。倒れていた男の口の中から出てくるボールに爆笑。ボールが当たるギャグはこの時代にどうやって撮ったんだろう。

で、ゴルフとはあまり関係がないままに、アルコール中毒の夫が無事妻との仲を修復するのに(いや、してないのかな?)風来坊が役立った、ってことでちゃんちゃん。


ランキングサイトで3位に!ありがとうございます。
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ラベル:チャップリン
posted by 映画のせかいマスター at 06:46| Comment(2) | TrackBack(1) | チャップリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする