2006年09月06日

八月の狂詩曲(ラプソディー) #633

1991年 日本 98分  黒澤明監督

祖母の元を訪れた4人の孫が、祖母の生き別れた兄弟がハワイで大富豪になってて招待されてることを知り、だんだんとその背景に迫っていく。長崎に原爆が落ちて祖父を亡くし、祖母の原爆体験を次第に自分のこととして捉えるようになる。片や大人。ハワイの大富豪に目がくらみ打算的な考えで祖母の元を訪れる。どちらかというと人の良さそうに見える河原崎長一郎が先に帰っちゃった。そこへ甥っ子であるリチャードギアが来日し、戦争の傷跡を知る・・・。

反戦映画であるが、なんとなくこじんまりまとまってしまった感じがする。「夢」に似たマンガチックな映像も吉岡秀隆ら子どもたちを揺さぶる程度だったし、どうせなら反戦をメインにどかんとやってほしかった気がする。「用心棒」などに見られたダイナミックな演出は後半の黒澤映画でなりを潜めてしまっているのが残念でならない。まああのままの勢いを数十年維持するのは不可能に近いだろうし、それなりに落ち着いたいい作品ではあるのだが・・・。

今日は何位かな?クリックありがとうございます。
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ラベル:黒澤明
posted by 映画のせかいマスター at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | は行映画(37)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする