1984年冬 日本 107分
ゴジラばりの怪獣映画風の夢でスタート。柴又では社長の娘あけみが夫婦喧嘩で帰宅中。爪楊枝が無かったんでロールキャベツにマッチ棒を刺してたら旦那が食べずに棄てたらしい。旦那に同情(笑)そこへ寅さん帰宅し、社長と帝釈天までの通りでストリートデスマッチ!御前様に割って入られるが、納得いかない寅は居酒屋で一人飲む。お金が無かった寅はそこで出会った証券マンと意気投合し、翌日証券会社を訪れる。結果茨城の自宅に泊めてもらい、目覚めると美人の妻に迎えられる。
最初にとらやの二階で下宿する男の役、意向はお巡りさん役で何度か登場した米倉斉加年が久々に登場。寅さんはその人妻役のこちらも2度目のマドンナ役の大原麗子に恋をする。当然米倉斉加年がいたら恋に発展しないわけで、失踪。
そしてマドンナと共に鹿児島に探しに行くのである・・・。最初がずっと柴又で後半ロケ、といういつもと逆パターン。鹿児島の旅館であやうい雰囲気になりかけるのだが、ここぞの時に谷よしのさんの女中さん登場!「私はきったない男ですから」とかっこよく去っていこうとするが・・・開けたのは布団部屋、出口の襖は隣・・・!
さらに旦那も帰ってきて一件落着。今回も禁欲の寅さんでした。
ちなみにラストでのフーテンの友人の関敬六さんはスリーポケッツ時代のメンバー。