2006年11月30日

クイーンコング #689

1976年 イギリス 86分

久々にゲテモノを食べてみました。一部のコアなファンの中で有名な「アルバトロス社」の闇に葬られた映画史上最大の幻の傑作「クイーン・コング」伝説を目の当たりにしたのです(笑)

ま、パロディ映画、コメディ映画なんだけど、エクソシストとかジョーズとか、まんま出てきて当時の流行を思い出して懐かしむ。

超ハリボテのゴジラとの壮絶な?バトル。壊さないように戦うの大変だったんだろうなあ。トホホさは十分伝わってきて楽しいんですが、本家キングコングが目くじらを立てるほど相手にされてなかったんじゃないかと思われます。なぜかこの映画が日本で20数年後に発掘されて話題になるなんて・・日本人、ホントこういうの好きですよねえ。私もですけど。

明日までGyaoでやってます。

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2006年11月29日

レーシング・ストライプス #688

2004年 アメリカ 102分

早く走ることに目覚めたシマウマが、レースに出ようと奮闘するが、自分はサラブレットになれないことに気づき落ち込む。農場のゆかいな仲間たちに励まされ、もう一度レースを目指す。

以前から競走馬を陰で支えてきたポニー馬タッカー、ギャング上がりのペリカン、マドンナ馬サンディー、さらにニワトリやCGのハエのコンビ。ライバルの隣の牧場のサラブレットはレースの前に卑怯な手を使ってストライプスをレースに出せないようにする。

展開は超ベタなんだけど、すべて動物のみの映像はやっぱりお見事!本当に喋っているような錯覚に陥る。良くこういう動物映画があるが、どうやって撮るんだろう??もちろん及第点なのだが、主人公がシマウマだとなかなか表情が読みにくく、感情移入しにくいのが難点だろうか。カワイイとも思えないし・・・。

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2006年11月28日

男はつらいよ 知床慕情 #687(男はつらいよ38)

1987年 日本 107分

待ってました!豪華キャストの38作目です!三船敏郎と淡路恵子。思えば野良犬で競演した二人が38年ぶりにまた並んで映画に出るわけです。しかも淡路恵子は21年ぶりの芸能界復帰。男はつらいよだからできた顔合わせです。敬意を称したのかオープニングの夢もなし。江戸川の桜の紹介で歌へ。

・・・

さて、柴又ではおいちゃんが入院中。寅さん帰宅し、お見舞い先で医者役のイッセー尾形とお約束のドタバタ。あけみの協力もあって閉めていたとらやを再開するが、全く役に立たない寅さん。いたたまれなくなって旅へ。

行った先は北海道知床。宿まで乗せてもらった車の持ち主は町の獣医の無愛想なおじさん三船。そのまま泊めてもらうことに。おじさんには駆け落ち同然で家出した娘がいたが、離婚して戻ってくる。その場に居合わせた寅さん、何とか間を取り持つ。すっかり知床に馴染んだ寅さんは、仲間の家に引っ張りだこ。

名曲知床岬に乗って知床の美しい自然が映し出される。BGMで歌が一局流れるのはシリーズでも珍しいが、この歌見終わったらつい口ずさまずにはいられない。先日世界遺産になった知床を大いに堪能できる。

このあと最後まで柴又には帰らず、知床編が続く珍しいパターンで、話の中心は獣医のおじさん先生とスナックのママの熟年ロマンス。二人の関係にいち早く気づいた寅さんが仲を取り持つ。

マドンナは2度目の登場の竹下景子。ラスト付近寅さんと急接近?するのだが・・・。

用心棒がそのまま高齢者になったような三船敏郎を見ることができただけで大満足!な一本でした。

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2006年11月27日

明日に向かって撃て #686

1969年 アメリカ 112分

19世紀末の西部史に名高い、二人組の強盗ブッチとサンダンスの逃避行を、哀愁とユーモアをこめて描く。列車強盗としてならしたブッチとサンダンス。かなり前に一度見たことがあって、「雨にぬれても」のシーンとラストシーン、画像が止まって音声が鳴り響く・・ってところしか覚えていなかった。レッドフォード、ニューマン、ロス、名優たちの共演を見ることができるのはチョー感動でした。ある映画評では「純然たる青春映画でありウェスタン」である、とありましたが、話的にはわたしにはそんなに響いてこなかったです。失礼!


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2006年11月26日

火の記憶(松本清張TVドラマ)#685

1978年 NHK 70分

20年前の記憶を頼りに、両親の嫌な部分から目を離してはいけないと立ち上がるカップル。一通の手紙から、真実をつかむ。

福岡県の田舎町で見た火祭りの記憶、母のそばに寄り添っていたのは父ではなかった。記憶をたどると意外な結末が。。。

原作と違って、探偵役だった恋人の兄は出てこない。その分、みずからの過去を振り返る男と、過去を探すと同時に自分の未来を探していた女の旅にスポットが当たる。こっちのほうが映像的には確かにスムーズ。ラストまで綺麗にまとまっている。




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2006年11月25日

アバウト・シュミット #684

2002年 アメリカ 125分

大事なものはなんですか?と聞かれると「家族」とか「仕事」とか答えるだろう。「定年」を機に、そのうちの「仕事」がなくなり、自分じゃなくちゃできないと思っていたポストに数年しか勤めてない若造が座る。仕方が無い、あとは家族とのんびり過ごすか、と思った矢先、妻が急死する。

ただでさえ定年で生き方が変わるところに持ってきて、価値観までを変えざるを得なくなってしまう。その変化を主人公は、里親のアフリカの少年宛に手紙で綴る。ロードムービーで、いつもなら主人公が今まで気づかなかった何かを見つける、とか大事なものに気づく、ということなんだろうが、この話ではどんどん失っていくばかり。何も見つかりはしない。手紙を送られた少年もそれをわかりっこないのであるが、少年は手紙とお金のお礼に主人公にプレゼントを贈る。そこだけがせめてもの救いになっている・・・。

誰からも聞いたことは無いが、この映画のようなことは日常茶飯事ではなかろうか。高齢化社会の今、事実はもっと奇なりであるはず。そしてジャック・ニコルソンのように淡々と時間が過ぎているのであろう。非常に重要なテーマであるのだが、この映画のようにさらりと流すところは素晴らしい。あとジャック・ニコルソン最高!

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2006年11月24日

男はつらいよ 幸福の青い鳥 #683

1986年 日本 102分

青い鳥を探しに森を探検する寅次郎一家の夢からスタート!汽車の中で目が覚めて車掌(イッセー尾形)とひと悶着(笑)下関赤間神宮で小鳥のおもちゃを売り、ポンシュウの怪しいコンピュータ占いで南の方向が吉、と出たんで、九州は筑豊へ。

名前こそ微妙に違うがエピソードは一致する旅芸人一座の座長の元を訪れる。娘美保の志穂美悦子とボタ山の麓で再会。この二人の最初の出会いは8作目。娘に間違えて5000円渡すが、1000のつもりだったんで、駅のベンチで夜を明かしたことも明かされる。次は第18作目。娘は花形に成長。20作でもラストにちょろっと出てくる。その後座長の父は死去、娘は飲み屋で芸者して暮らしている。そして東京へ・・・。

今回寅さんはしばらく帰ってこない。曰く「青い鳥を探していた」とのことだが、その間に美保は上京、危ないところを看板屋の絵描き、長渕剛に助けられる。第26作のBGMにも長渕の曲が流れていたので、監督は長渕に思い入れがあったんだと思う。この役の通り長渕剛は絵を描いたり、志穂美悦子ともゴールインした。

で、話はそれちゃったが、今回はこの2人の魅力もあって活気溢れるストーリーが続く。美保に結婚相手を探してやろうと東奔西走する寅次郎、すれ違いながらもくっつく若い二人、久々の2階の部屋の夕暮れの寅さんとさくらのシーンが光ります。


その他
タコ社長の工場のトシオ(役者名不明)が故郷に帰るため、朝日印刷を退職。この人何気にずっと出てる。ゆかりちゃんに恋をしていたらしいが、ゆかりちゃんは彼氏がいたそうで、涙のお別れになりました。

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2006年11月23日

ロボッツ #682

2005年 アメリカ 90分

「アイス・エイジ」のスタッフによるCGアニメ。実写と間違うような綺麗な映像で、ロボットの動きも面白いし、ロボットの発想も良かった。ブレイクダンスのロボットの動きをロボットがやってるシーンとかあって笑えたのだが、なんか回りくどいというか・・。A地点からB地点へ行くのに、直線で行かずにいろいろ観光しながら行ってみましたって感じ。ピクサーの単純明快さが改めて凄いと感じてしまった。キャラクター設定とか話の設定がややこしい感じ。いっそのこと古いロボットは壊される、でよかったのでは?バージョンアップさせて云々というのをロボット同士でやるのもなんだか・・。

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2006年11月22日

男はつらいよ 柴又より愛をこめて #681

1985年 日本 106分

日本人初の宇宙飛行士に選ばれた車寅次郎、出発間際になって仮病で逃げようとする・・・。という夢からスタート。駅で起きたら田舎の中学生役で松居直美が出てる。なんか急に最近の作品になったような印象。きわめて個人的な話だけど。

で、とらやではタコ社長がテレビ出演。とらや面々はあまり気にしていないようで、何かと思ったら尋ね人のコーナーで失踪したあけみを探してる。涙で帰りを請うが、こりゃ逆効果だな、とみんな。呆れたあけみも電話する。そこへ寅さん帰宅。あけみを探しに下田へ向かう。

全編を通じて景色が綺麗。カメラ割りもいいし、田舎の街角の風景も心温まる。あけみの泊まった下田の温泉旅館も、さくらの名前で働こうとしたスナックも雰囲気でてる。そして式根島の海。地元の人だけの隠れ名所的な場所も、寅さんは美人の先生と、あけみは島の青年と、別々に連れて行ってもらうのだが、これがまた綺麗!美保純さんの寅さんシリーズ最初で最後のヌードシーンもちらっと写るんだけど、大自然の中で健康的です。

で、女版寅さんとも言えるあけみの放浪の旅は、下田から式根島へ、島の青年と恋に落ちそうになるんだけど、これまでのような寅さんが若いカップルを見守るというのではなく、自分も島の先生と恋に落ちてあけみの存在すら忘れちゃう、っていうパターン。互角の存在なところが面白い。あけみの相手は田中隆三。田中裕子の弟。マドンナは2回目の栗原小巻。24の瞳になぞられた島の美人の先生役で、島から帰った寅さんにお約束の禁句ネタ。「島」「海」「美人の先生」ってところがおかしかった。満男が読書してる本が「二十四の瞳」だったりして・・。

ラストの失恋へ繋がる川谷拓三の挿話は、なんか唐突な感じもしなくは無いが、まあ現実ってこんな感じなのかな、なんて思ったりもする。とフォロー^^;

やっぱり寅さんにはロケが良く似合う。

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2006年11月21日

ポセイドン 史上最悪の大転覆 #680

2005年 アメリカ

カートラッセルの2006年の米映画と間違えてみちゃいました。日曜洋画劇場。紛らわしいけど、TVムービーのようです。allcinemaで見ると元は180分あったようですが、TVでは約半分!流石に後半は1972年版の名シーンのみを繋げて放映していました。

果たして船は真っ逆さまに転覆するのか、という疑問に答えようとしたのかどうかわからないけど、テロによる爆破で船は転覆します。まあ私にとっちゃ、とにかく転覆すればそれでよしなんですけど^^;

オリジナルで出てきた船オタクの少年は今回は家族で登場し、その家族にスポットが当てられて話は進みます。要所要所はオリジナル版を生かしつつ、それなりに面白かったです。もしかしたらもう2度と放映されることは無いのかもしれませんが、それを思うと見てよかったかな。
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2006年11月20日

ウォール街 #679

1978年 アメリカ 124分

株を覚えた私ですが、この映画はあまり参考にはなりませんでした。村上ファンドみたいな マイケル・ダグラスと証券マンのチャーリー・シーンが一騎打ち。M&Aで傾きかけた会社を救うと見せかけ、自分だけが儲けて株を売り抜ける。それに反応する創始者たち。そして株で逆転を狙う・・って話で、キャラ設定はずばり嵌ってる。オリバー・ストーン監督の力作だと思います。世の中で一番大事なのは情報だ。確かに。でも私には回ってきませんから。残念!

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2006年11月16日

横溝正史映画

八つ墓村 #677(1996)
悪霊島(1981)
蔵の中 #807(1981)
悪魔が来たりて笛を吹く(1979)
金田一耕助の冒険(1979)
病院坂の首縊りの家 #673(1979)
女王蜂 #676(1978)
獄門島 #675(1977)
悪魔の手毬唄 #1078(1977)
八つ墓村(1977)
犬神家の一族(1976)
本陣殺人事件 #678(1975)
悪魔の手毬唄(1961)
吸血蛾(1956)
不知火奉行(1956)
めくら狼(1955)
幽霊男(1954)
女王蜂(1952)
蝶々失踪事件(1947)
他、人形佐七捕物帖シリーズ14作

片岡千恵蔵版シリーズ
三本指の男 #903 (1947) 片岡千恵蔵版シリーズ第1作
獄門島(総集編)#902 (1949) 片岡千恵蔵版シリーズ第2作
八ツ墓村 (1951) 片岡千恵蔵版シリーズ第3作
悪魔が来りて笛を吹く (1954) 片岡千恵蔵版シリーズ第4作
犬神家の謎 悪魔は踊る (1954) 片岡千恵蔵版シリーズ第5作
三つ首塔 #904 (1956) 片岡千恵蔵版シリーズ第6作

TVドラマ
悪魔が来たりて笛を吹く(TVドラマ2007年)#739
獄門島 #24202016
タグ:横溝正史
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2006年11月15日

本陣殺人事件 #678

1975年 日本 106分

片岡千恵蔵版シリーズ第1作である1947年の「三本指の男」以来、二度目の映画化。TVドラマ版は3回製作されている。ATG製作でジーンズの中尾彬が金田一を演じてる異色作だけど、話は面白い。結婚式の夜に殺された新郎新婦。部屋は密室で犯人の逃げた形跡も無い。壁には三本指の血の跡が・・。

岡山県の名家で起きた事件。三人の兄弟の葛藤と結婚にまつわるエピソードを含め、三本指のルンペン(作品の呼び方通り)を使って操作を撹乱させる真犯人!?全編に流れる琴の音、日本刀、季節外れの雪・・。殺人事件のアイテムをフルに使って面白い。アノ動きを再現させた映像が一番凄いと思ったけど(笑)きっと何度もNGがあったんだろうなあ。で、血まみれの死体役の人が「しょうがないっすね〜」なんていいながら、また死体に戻ったりして・・(笑)おっと脱線失礼。

戦後横溝正史が小説への制約が無くなって書いた最初の長編。金田一も小説に初登場。シリーズには欠かせない作品ですね。大林宣彦監督が音楽担当だったりします。

金田一と磯川警部(東野英心)がコンビを組んで捜査に当たるのと、耕さんと呼ばれる金田一も違和感があるが、戦前の話のはずなのにジーンズっているのがやっぱりウケタ!

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2006年11月14日

八つ墓村 #677

1996年 日本 127分

この話が人気なのはやっぱり原作の良さだと思う。と書くといかにも原作のファンのような感じだが、すみません読んでません(笑)実際に起きた事件である「津山30人殺し事件」のエピソードを交えつつ、家と洞窟が繋がっているというロマン?を踏まえて、さらに複雑な人間関係も健在な話です。

双子のおばあさんもは岸田今日子。たしかTVドラマでもやってたような・・。1977年版と同じような日本家屋だったけど、おんなじ家でロケしたのかな。たたりじゃぁ〜のお婆さんはどんどん気持ち悪くなってる。

豊川悦二金田一はなかったことになったのかな。フケの量は増えてるぞ。声が高すぎてイメージが違うし、トヨエツもこの役似合っていないような気がする。逆に浅野ゆう子のあの役は似合っていたかも・・。男闘呼組の彼は主役には合わないね。その点、加藤武警部、早めの登場。ぜんぜん変わってないですねこの人!お薬ブハッも健在でした。


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2006年11月13日

女王蜂 #676

1978年 日本 139分

1952年の女王蜂も見ました。このシリーズは何度も見たって方や原作のファンの人向けにネタバレで書きます。

まずはテロップでおなじみのキャストの名前が並びます。おおっと仲代達也が出てる。・・アヤシイ・・。犯人の香りが・・(笑)石坂金田一は変装もしないし銃で打たれることもないが、相変わらず町の人に声をかけて自転車の後ろのリアカーに乗る。密室のトリックは古い日本屋敷ならでは、なので、現代では難しそう。が、和風の屋敷の町並みも探すの大変だったろうなあ。で、話はもちろん52年版よりもキャストも多いし、ストーリーも複雑。だが、金田一の事件解決シーンは一番活躍してる感じで、毛糸の手紙から真相が判明するところまで長いけど一気!

琴絵(萩尾みどり)をめぐって 神尾(岸恵子) 日下部仁志、大道寺銀三(仲代)、高峰三枝子(役名忘れ)らが交錯し、19年前の事件に迫る。目撃者はもういないと思われたが・・。智子(中井貴恵)と沖正也がイマイチ話に絡まないのが残念だった。

そして加藤武!ラストの列車の中のシーンは良かったです!じゃ、また会おう!

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2006年11月11日

獄門島 #675

1977年 日本 141分

市川昆監督石坂浩二金田一のシリーズ第3弾!今回は遺書を頼りに獄門島に渡った金田一の活躍・・はあまりしない。なにせ遺書どおりに殺されていく三人の娘を守ることなく、残虐な殺人が続く。釣鐘首ちょんぱは「早くどけないと倒れるぞ〜」と画面に叫びたい気持ちでしたよ。まったくもぅ〜!

* 鶯の身をさかさまに初音かな (宝井其角)
* むざんやな甲の下のきりぎりす(松尾芭蕉)
* 一家に遊女も寝たり萩と月  (松尾芭蕉)

という俳句になぞられた見立て殺人。新本格の島田荘司や京極夏彦に影響を与えたであろう横溝作品の雰囲気をそのままに映像化し、面白いのだけど、本鬼頭家と分鬼頭家の人間関係は映画見ただけではよくわからない。ま、私の場合小説読むときでもあまり詳しく理解せぬまま読んでいるんで、謎解きの楽しみはあまり享受できていないんだけど。

トリックは俳句の季節違いとキ●ガイをかけてるんで、TVではわけわかんないだろう。
なお、大原麗子が演じたヒロインは、金田一耕助が生涯愛した女性の一人だったそうだ。そういうシーン少なかったけど。

キャストはこのシリーズの主役は加藤武では?と思うくらい等々力警部が印象的。粉薬をばぁ〜と吐き出すシーンは名物シーンのようだ。軟度もあってるはずなのに金田一のことを覚えていないのはなぜ?小林昭二、大滝秀治、ピーターらおなじみキャストも顔を揃えているのもなんとなく嬉しい。

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2006年11月09日

Mrインクレディブル #674

2004年 アメリカ 115分

ヒーローが全盛だった時代、ミスターインクレディブルとエラスティックレディーは密かに結婚。しかしヒーローの破壊力から各地でヒーローに対する訴訟がおきてヒーローたちは失脚していく。

過去の栄光を忘れられないMrインクレディブルは保険会社に勤めていたが、つい力が入ると物を壊したり失敗を繰り返す。そんな彼の唯一の楽しみはかつての親友フロゾン(英語版の声は サミュエル・L・ジャクソン)と、警察無線を盗聴し事件の現場で人々を助けることだった。しかしそんな彼を狙う視線があったことに気づく由もない・・・。

・・・

テーマは家族愛。こっそりヒーローに戻るお父さんを追いかけてやってくるお母さん。2人の子供たちもこっそり付いてくる。最初は足手まといかと思われていた子供たちもだんだんとヒーローとしての素質を発揮して・・・。

うちと家族構成が似ているので、面白かった。おとなしめの上の子とやんちゃな下の子。で優しいパパと怖いママ(笑)!子どもたちもだんだんとそれぞれの力を発揮するようになるんだろうなあ。変に捻りもなく、ストレート直球勝負でよかったです。で、家族愛と言いながら、フロゾンは妻を置いて家族よりヒーローだ!と出てくる(笑)ヒーロー志願の悪役や、マントのエピソードもちゃんと繋がってて笑えました。


確かファインディングニモを見に行った際にこの映画の予告編やってたんだけど、ヒーローの服が太って入らずに四苦八苦したシーンがあったんだけど、本編ではそんなシーンなかった。予告用のフィルムだったんですね。

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2006年11月08日

病院坂の首縊りの家 #673

1979年 日本 140分

市川昆監督、石坂浩二主演の金田一シリーズが日本映画チャンネルで10月に放送されていたのを撮り溜めしていたのを見る。残念ながら「悪魔の手毬歌」のみ途中で切れてた。再放送しないかなあ。

で、最初に見たのがなぜか金田一最後の事件とも言われるこの映画。市川昆監督、石坂浩二主演は最後・・のはずだったんだけど、まさか20年後にまたやるとはねえ・・。

冒頭、知人の作家の元を訪ねる金田一、作家の台詞が棒読みだと思ったらこの人が横溝正史。横溝夫人もちょろっと出てる。アメリカに渡る、という金田一がパスポート写真を撮りに写真館を訪れるところから始まる。写真館の主に殺されそうだから調査してくれ、と頼まれた金田一、そして写真館を訪れる謎の美女の依頼に応じ、首縊りの家で結婚写真を撮った後に見つかる新郎の生首。

等々力警部の加藤武さんが全編にわたって活躍。もちろん推理は悉く外れる。助手の岡本信人と並んで、お笑いコンビになっちゃってるのがおかしい。それと金田一の助手として活躍するちょっと間の抜けた男、写真館の長男草刈正雄。彼が事件に迫り、事件の背後にある人間関係、法眼家と殺された男の関係が明らかになっていく。そして写真館の主も何者かに殺される・・。

原作では迷宮入りした最初の事件だが、映画では一連の事件として扱われている。首縊りの家も雰囲気のある館として出てくるし、横溝映画としては十分なつくりである。ヒロインの2役の桜田順子も綺麗!♪去年のトマトは〜ってころから隠れファンだったんだけど、ああなっちゃうとはねえ。残念。

タグ:横溝正史
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2006年11月07日

日本の一番長い日 #672

1967年 日本 157分

岡本喜八監督。日本敗戦の日、その一日をじっくりと追うドラマ。なんと言っても広島への原爆や、その日に至るまでをコンパクトにではあるが(この辺ももう少し見たかった)映しているので、オープニングのタイトルが出るまでに20分かかる。

で、ポツダム宣言を受け入れる(=敗戦を認める)、それを国民に知らせなければならない、ってことでいろいろと各々の思いが錯綜した様子がわかる。志村喬、総理の笠智衆、と説得力のあるキャスティングで、天皇陛下のご決断が勇気のいることであるが、大事なことだったとして描かれる前半。そして長い一日はそれだけでは終わらず、矛先の収めどころを失った兵隊たちが蜂起する。

226事件で起きたことは知っていたけれど、終戦の日にも似たようなことがあったとは知らなかった。伝え聞くのは前半部のことだけだった。

今の政府にハラキリを行えるような政治家がいるだろうか?憲法第9条が話題になっているが、すぐに戦争と結び付けて考えるのはよくないのかもしれないが、戦争が起きるともう一回この長い1日を繰り返さないといけないということだ。
タグ:岡本喜八
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2006年11月06日

容疑者 室井慎次 #671

これもついでに見ちゃった。

室井がおもいっきし手錠を嵌められて留置されるシーン、流石にあそこまでは無いだろうと思いつつ、もしやありえない話でもないのかもしれない、と思ったりもする。ある日いきなり逮捕、なんてこと、最近良くありますからねえ。こわいこわい。事件の発端が単なる三角関係なのも今どきの若い子ならやりかねない!こわこわ。

で、女弁護士の田中麗奈、唐突に出てきて一番活躍してますね。お美人ちゃんになったですね。それから相川翔と柳葉の一世風靡コンビも見れました。ソイヤッ!

しかし室井のキャラ、なんか似合わないというか違和感があるんですけど、巷では人気のようですね。原口まさあきに見えて仕方が無いのは私だけ?

ちなみにシリーズ第4弾のTVドラマ『弁護士 灰島秀樹』は放送されたことすら知らなかった!・・ので、このシリーズの記事は終了でーす。
posted by 映画のせかいマスター at 07:57| Comment(4) | TrackBack(2) | や行映画(9)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする