2006年11月01日

告白的女優論 #669

1971年 日本

映画のクランクイン2日前に3人の女優の内面をえぐる。浅丘ルリ子は高校の時のトラウマを引きずり、岡田茉莉子は映画出演の前に夢診断を依頼し、有馬稲子は故郷を訪問する。マネージャーの三国連太郎は女優の内面を引きずり出しても意味がない。女優は外面だけでいいんだと語る。

3人は交わりはしないのだが、場面場面の展開はお見事。それぞれの心の傷がなんなのかを判明していくという、テーマは今風なだけに難解だけど面白い。台詞は大映テレビの昔のドラマ風だけど、やっぱり大物女優だけに迫力ありますね。浅丘ルリ子なんて、大スター絶頂期だと思うけど、あんなシーンやこんなシーン、いいのかおい?って思っちゃう大胆シーンが数箇所ありますです。

何か解説せよ、と言われたら何を書いていいやらわからないけれども、いつもの芸術的なカメラワークは、良かったです。階段から見下ろしたり逆に階段の隙間を敢えて映しつつだったり画面の1/4の使い方うまいですよねー。マネできそうにないけど。

で、映画を見て何を得て、何を学んだのか、自分でもよくわからないんですが、吉田喜重監督作品は好きなんです。これからも見る予定です。今回よく読むとエロしか書いてないですねえ、失礼(笑)

ラベル:吉田喜重
posted by 映画のせかいマスター at 11:12| Comment(0) | TrackBack(1) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする