2006年11月11日

獄門島 #675

1977年 日本 141分

市川昆監督石坂浩二金田一のシリーズ第3弾!今回は遺書を頼りに獄門島に渡った金田一の活躍・・はあまりしない。なにせ遺書どおりに殺されていく三人の娘を守ることなく、残虐な殺人が続く。釣鐘首ちょんぱは「早くどけないと倒れるぞ〜」と画面に叫びたい気持ちでしたよ。まったくもぅ〜!

* 鶯の身をさかさまに初音かな (宝井其角)
* むざんやな甲の下のきりぎりす(松尾芭蕉)
* 一家に遊女も寝たり萩と月  (松尾芭蕉)

という俳句になぞられた見立て殺人。新本格の島田荘司や京極夏彦に影響を与えたであろう横溝作品の雰囲気をそのままに映像化し、面白いのだけど、本鬼頭家と分鬼頭家の人間関係は映画見ただけではよくわからない。ま、私の場合小説読むときでもあまり詳しく理解せぬまま読んでいるんで、謎解きの楽しみはあまり享受できていないんだけど。

トリックは俳句の季節違いとキ●ガイをかけてるんで、TVではわけわかんないだろう。
なお、大原麗子が演じたヒロインは、金田一耕助が生涯愛した女性の一人だったそうだ。そういうシーン少なかったけど。

キャストはこのシリーズの主役は加藤武では?と思うくらい等々力警部が印象的。粉薬をばぁ〜と吐き出すシーンは名物シーンのようだ。軟度もあってるはずなのに金田一のことを覚えていないのはなぜ?小林昭二、大滝秀治、ピーターらおなじみキャストも顔を揃えているのもなんとなく嬉しい。

posted by 映画のせかいマスター at 07:42| Comment(4) | TrackBack(6) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする