2006年12月31日

たそがれ清兵衛 #718

2002年 日本 129分

今年公開の「武士の一分」など今では珍しくない山田洋次監督の時代劇だけど、これが一発目。藤沢周平の短編時代小説3作を基に作ってある。さながら黒沢映画のようだ。と比べると語弊がありそうなので、以後は比べないことにします(笑)

舞台は幕末、今までの時代劇と違って、主人公は呆けた母と幼い子どもを持ち、妻を亡くしたやもめである。でも実は剣の達人、それっぽさをすっかり消しているところが凄いのだが、自分の剣の腕にはそれなりに自信があるようだ。とは言え、もう剣の時代ではないこともうすうすわかっている。武士を辞めて農民になろうとしてる。そこへ幼馴染の宮沢りえが現れて・・・。

このままほのぼのした時代劇で終わるかと思いきや、最後に壮絶な戦いが待っていた。死別した娘の骨をボリボリかじる侍、家の中に閉じこもってしまった彼を殺して来い、という藩主の命令が清兵衛に下るのである。

それぞれの置かれた立場、時代の中でどうしようもない環境。さらに恋愛模様も含めた秀作。さすが山田洋次監督!


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2006年12月30日

男はつらいよ 寅次郎心の旅路(男はつらいよ41)#717

さくらの手紙がオープニング。主題歌のバックには関敬六さんが。今回メインのゲストである柄本明の他、笹野高史、イッセー尾形らコメディ畑の名脇役がたくさん出てる。

寅さんが旅をしている途中一両列車が急ブレーキ。間一髪で助かった男を心配して寅さん朝まで付き合ってあげる。すっかりなついちゃった男は、ウィーンに一緒に旅行に行ってくれと言い出す。

ウィーンを由布院と勘違いする寅さんは、ウィーンが芸術の都であることもモーツァルトも知らない。ドナウ川の畔で日本の唄を歌いながら退屈で仕方がない。美人のツアーコンダクターお目当てにふらりとバスに乗ってしまう。

マドンナは後半3作目の竹下景子さん。32,37、41とたて続けのマドンナ、さぞかし山田監督のお眼鏡に適ったんだろうと思うが、他の山田監督作品ではあまり見ませんね。日本を離れ自立して生きていこうとする女性役。彼女の支えになっている現地に住むおばちゃん役で淡路恵子さんこちらも38作目に続き共演。アイドル女優だった彼女が十数年ぶりに戻ってきてこの役どころ、今だったら百恵ちゃんスクリーン復活がこの役だったらちょっとびっくり。でもその分淡路恵子さんの人生がしっかり出てる感じで、また見たいと言う人も多かったのではなかろうか。

この年から時代は平成に変わり、消費税も導入された。寅さんの行商では消費税は要らないよ〜なんて言ってる。くるまやもまた然り。

あと、ウィーンと言うことで、「第三の男」に敬意を称したパロディが数箇所。淡路恵子の旦那が(なぜか 笑)オーソン・ウェルズ!実はスパイをやってたらしいわ、とつぶやく。柄本明がパーティーで現地の美人とダンスを踊って舞い上がってホテルに帰ってくる際に、影が大きく向かいの建物に映し出されるシーンとか。あとは観光で第三の男に出てきた観覧車が見えると案内するところ。

飛行機が全然ダメで、男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花では大騒動だった寅さんがどうやってウィーンに行ったのかは、深くは突っ込まないようにしましょうね。



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2006年12月29日

家族ゲーム #716

1983年 日本 106分

これ、中学か高校(どっちか忘れた)の時見た。TVドラマで長渕版家族ゲームやってて、長渕剛が良くって、映画をできたばかりのレンタルビデオ店で借りてみたんだけど、TVと違って妙に暗く、変てこな人ばっかだったのでつまんねーなーと思った記憶しかない。中学生には所詮その程度だろう。

で、今見直してみると、意外と面白い。この頃は金属バットで子どもが親を殴り殺す事件が起こったり、ちょうど注目されてた時期ではある。80年代はこんな感じだったなあとは思うんだけど、おそらくこの頃と現在で、平均的家族の中身はほとんど変わっていないんじゃないかなあ。

父親も母親もあまり家族のことに関心が無い。自分の問題として捉えられず、家庭教師が来たことをいいことにすべて押し付けちゃう。家庭教師も家庭教師で一風かわったヒトで、なんだか好き勝手にやっているんだけど、それでも子供のことを一番考えているようにも見える。なぜかこの組み合わせがバッチリ決まって、受験には成功するのであるが・・・。

あらすじはここが詳しいので譲ります。
http://www.geocities.co.jp/playtown/1541/kazoku-game.html

さて、この家族。みんなそれぞれ自分は普通だと思っているんだろうけど、全員変てこ。狙って強調して作っているのもあるだろうが、誰もが普通に持っている内面だろう。この頃はまだそういうのをアンチテーゼとしてメッセージにする勢いがあったということだろうか。これを見て笑ってる人たち、出てきてるのは自分の姿かもしれないですよん。



日本映画専門チャンネルはスカパーで!


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松田優作

ブラックレイン #1100(1989)
嵐が丘(1988)
華の乱 #1478(1988)
ア・ホーマンス #1045(1986)
それから(1985)
家族ゲーム #716(1983)
探偵物語 #204(1983)
陽炎座(1981)
ヨコハマBJブルース #2426(1981)
野獣死すべし #567(1980)
レイプハンター 狙われた女(1980)
薔薇の標的(1980)
乱れからくり(1979)
俺達に墓はない #1092(1979)
蘇える金狼 #566(1979)
処刑遊戯 #2425(1979)
最も危険な遊戯 #1085(1978)
殺人遊戯 #2424(1978)
人間の証明 #173(1977)
暴力教室 #1090(1976)
ひとごろし #1094(1976)
ともだち(1974)
竜馬暗殺(1974)
あばよダチ公(1974)
狼の紋章(1973)
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2006年12月28日

竜二 #715

1983年 日本 93分

20年以上経った現在でも高い評価を誇る映画。ヤクザ映画なので、いつ抗争に巻き込まれるのかドキドキして見るが、いままでのような襲撃、因縁、といったどろどろしたヤクザ映画とは一味違っていた。ヤクザのこんな一面、主人公の生き方、そして妻、高い評価を受けるのもよくわかる。

刑務所帰りの竜二は、金まわりこそ良かったものの、現在の自分に疑問を持ち、カタギに戻って妻子と暮らし始める。一見平和な生活だったが、だんだん昔に自分に戻りたくなる自分もいる。そんな中、かつての弟分が覚せい剤に手を染め、もう一人は出世していく。そして・・・。

話の展開はそれほど急ではなく、丁寧に作られている。見どころも多いが、かつての兄貴分と居酒屋のカウンターでヤクザは不安だ、と語り合うシーンや、妻の実家にお邪魔するシーンなどが好きなシーンだ。竜二はいい人でよかった、と言ってた家族はまたヤクザに戻った竜二をどう思うのだろう??

あとは配役が面白くて、弟分はかつてジャニーズ事務所の暴露本を書いた元フォーリーブスの北公次、これ以外あまり見ることができません。
もう一人の出来損ないの方の弟分が、ザ・ハンダースを解散し、アゴ&キンゾーで再デビューした頃の桜金造。クレジットには佐藤金造と出ています。この映画の撮影中、現場に遊びに来た松田優作に突然「桜にしろ」と言われ改名したらしい・・。竜二が見てるTV番組の中で「お笑いスター誕生」のアゴ勇がフランケンシュタインになるネタやってた(笑)

妻の永島暎子も良かった!帰ってくると笑顔でお帰り!と迎え、家計もしっかりやりくり。竜二の心がだんだんヤクザに戻っているのを感じると、後押しするような発言をして、最後に抱かれる。もちろん本当は別れたくないのに、夫の好きな道を歩ませてあげようという気配りが凄く良かった。こういう人はもう映画の中にしかいないのかな??八百屋の前の別れのシーン、あの距離感、そしてお互い無言、それでも分かり合う、これぞ夫婦って感じでした。

そして主演の金子正次。実体験を元に脚本を書いたらしいですが、この映画の作製は2002年に「竜二 〜Forever〜」という映画でまとめられています。韓流スターのようでかっこいのですが、後半は病魔との闘いだったのか、頬もこけて壮絶な表情です。そして公開直後にガンでこの世を去り、この映画は伝説となりました。


PS.多分きっと長渕剛がこの映画に影響を受けているんだろうなあ、と思われる部分がいくつかありましたね。

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2006年12月27日

続サラリーマン忠臣蔵 #714

1961年 日本 110分

最初から続編を作るつもりだったか知らないが、最初のを前編と称してダイジェストで送る。登場人物も設定もそのまんま続編。

たちあげた大石商事に赤穂商事からの移転組が加わって46名、祝賀パーティーでコンパニオンをしてた元エレベーターガールを加え、ちょうど四十七士となったが、なかなか業績は上がらない。左卜全の会社との取引で生き残りをかけるが・・。

一方社長秘書だった宝田明は結婚して田舎暮らし。そこへたまたま猟に来ていた三橋達也(なんだか強引な設定^^)と揉めて、持っていた銃が暴発し三橋達也が死んでしまう。

スナックでの接待や、昼夜を問わない社長業、すっかりサラリーマン話になっちゃったなあと思いきや、新珠三千代が喝を入れ、迎えた12月14日・・・!

株主総会での経営者おろしは、最近の株ブームでなんとなく雰囲気は知っていたものの、実際の中小企業ではあんな感じなのかなあと思う。一発逆転の決め手となる小林桂樹は今回大活躍。運転手から社長秘書へ、ある時は接待で食べまくり、ある時はバーでモテまくり、取引相手の社長をお手伝いと勘違いしたりと遺憾なく才能を発揮?社長お気に入りのママを妻とし、いざ決戦へ!

続編も面白かった。来年は社長シリーズ観よう!

 
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2006年12月26日

サラリーマン忠臣蔵 #713

1960年 日本 101分

元になった「忠臣蔵」は1703年の赤穂浪士の復仇事件をモデルにした創作であるが、実はこの私、見たことが無い!ざっとウィキペディアで調べたところ、赤穂の藩主が吉良家とひと悶着起こした末、切腹!その結果を不満とする大石良雄ら赤穂浪士47人による吉良邸への討ち入り描く作品のようである。

で、サラリーマンで忠臣蔵ってことで、赤穂浪士サイドが赤穂商事の社長・池部良と専務の森繁久弥、社長秘書の宝田明、社員が運転手の小林桂樹、加東大介、森繁の息子夏木陽介。

吉良家が丸菱銀行の頭取、のちに赤穂商事に社長として乗り込んでくる東野英治郎。寝返る有島一郎 となぜかその息子(年齢合わんです)の三橋達也。

この両者の善悪の関係を軸に、東野英治郎を良く思わない、三船敏郎&志村喬の黒澤コンビが協力者となり、ラストの展開へと繋がっている。

キャストはかなり贅沢なオールスター出演。でも主役は森繁久弥さんですね。濃い面子を押さえ、飄々とわが道を行きつつも最後はかっこよく決めてくれます。本物の赤穂浪士みたいにドバッと討ち入りするわけではないけれど(あ、見たこと無いですけど)、ラストのサラリーマン版討ち入りはみててスカッとします。パロディのコメディ映画ということでしたが、シリアスな部分も全編に貫いてて、ただのコメディというわけではなかったです。

細かい点は元祖忠臣蔵に合わせた名前とか設定とかだったらしいんですが、流石にそれはさっぱりわかりませんでしたよ〜。

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2006年12月25日

Mr.マグー #712

1997年 アメリカ 89分

裸の銃を持つ男のレスリー・ニールセン主演のコメディ。相変わらずバカバカしいんだけど、やっぱり笑ってしまう。あの独特のB級っぽい画面といい、経費をかけているんだかかけていないんだかよくわからない怪しげなセットといい、ベタなギャグといい、ついつい見てしまう。久々にくだらない映画でも見るかなあ〜ってノリなんだけど、絶対にはずさないのが嬉しいところだ。

カーアクションあり、スキーでの追跡シーンあり、007っぽいところもあるんだけど、結末がじぇんじぇん違う(笑)お約束の「勘違いギャグ」や、ミエミエのツッパリギャグなど笑いどころもいっぱい。「裸の〜」が付かないニールセン映画だけど、しっかり定番でした。

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レスリー・ニールセン

最‘狂’絶叫計画 (2003) 出演
レスリー・ニールセンの 裸の石(ストーン)を持つ男 (2002) <未> 出演
アラスカ・ケビン 史上最大の犬ぞり大作戦 (2001) <未> 出演
レスリー・ニールセンの2001年宇宙への旅 #743 (2000) 製作総指揮 /脚本 /出演
裸の銃(ガン)を持つ逃亡者 (1998) 出演
Mr.マグー #712 (1997) 出演
スパイ・ハード (1996) 製作総指揮 /出演
レスリー・ニールセンの ドラキュラ (1995) 出演
レンタル・キッズ/お子様貸します! (1995) <未> 出演
裸の銃(ガン)を持つ男PART33 1/3/最後の侮辱 (1994) 出演
レスリー・ニールセン/裸のローマ帝国20001/2年前 (1994) <未> 出演
鉄の顔を持つ男 (1993) <未> 出演
クリスマスに万歳! (1991) <未> 出演
裸の銃(ガン)を持つ男2 1/2 #1197 (1991) 出演
裸の十字架を持つ男/エクソシストフォーエバー (1990) <未> 出演
裸の銃(ガン)を持つ男 (1988) 出演
ビキニ・ギャル・パニック (1987) <未> 出演
メタルフォース/蒼き戦士 (1987) <未> 出演
掠奪された億万$の花婿 (1987) <未> 出演
スキューバ・バトル/地獄の爆弾要塞 (1986) <未> 出演
ミスター・ソウルマン (1986) 出演
クリープショー (1982) 出演
シークレット・レンズ (1982) 出演
フォックスファイヤー・ライト (1982) <未> 出演
レスリー・ニールセンの裸の宇宙銃(スペースガン)を持つ男 (1981) <未> 出演
フライングハイ (1980) 出演
プロムナイト (1980) 出演
シティ・オン・ファイア (1979) 出演
リトル・モー (1978) 出演
アニマル大戦争 (1977) 出演
ビバ・ニーベル (1977) 出演
アムステルダム・キル (1976) <未> 出演
ポセイドン・アドベンチャー #253 (1972) 出演
ザカリー・ホイラーの復活/機密指令!大統領候補を殺すな (1971)
二重スパイ・国際謀略作戦 (1970) 出演
黒の捜査線 (1969) 出演
0011ナポレオン・ソロ/地球を盗む男 (1968) 出演
誇り高き戦場 (1967) 出演
早射ちガンマン (1966) 出演
ボージェスト (1966) 出演
縄張り (1958) 出演
禁断の惑星 (1956) 出演
放浪の王者 (1956) 出演
誘拐 (1956)
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2006年12月24日

ニンゲン合格 #711

1999年 日本 109分

14歳で交通事故に遭い、10年間意識不明のままある日目が覚めた少年。その失われた10年の間に家族は離散し、会いに来たのは加害者と、風変わりな父の友人・役所公司だけ。
その男と釣堀でブラブラしながら、迷い込んだ馬を飼い、牧場を始める。徐々に家族は少年の下に集まってきて、もう一度全員が揃うんじゃないかと思う。

子どもが大人の社会に入って成功する話では、トムハンクスの「ビッグ」を思い浮かべるが、このまま牧場が繁盛し、家族が再会するんじゃないかという期待はもろくも崩れる。その発端となるのは加害者である大杉漣であるのだが、あくまでもきっかけに過ぎず、主人公の中で何かが崩れ、新たな旅に出ようとするのだが・・・。



やっぱり感想を書きにくい。人によってはそんな話じゃないぞ、と言われてしまいそうだ。うーん。「だから何?」ってところもあるし、そうかと言って見なきゃ良かったって話じゃないし、いろいろ思うことはあれど、映画との関連ではないことだったりして・・・。

10年、尽くしてきたものがいきなり変わってしまった、そして周りもそれなりに変わってる。10年不在の場所は自分の場所ではない、10年放浪した風来坊、自分の居場所、生きてきた証が欲しかった、ということだろうか。・・やっぱり何を書いていいかわからん〜

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黒沢清監督

ジャパニーズホラーの巨匠。黒澤明とは血縁は無い。

贖罪(wowowドラマ)#1523
トウキョウソナタ #1580 (2008) 監督/脚本
パルス (2006)
叫 #1149 (2006) 監督
楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家 (2005) 監督
LOFT #1517 (2005) 監督 /脚本
刑事(デカ)まつり (2003) 監督
アカルイミライ #841 (2002) 監督 /脚本
呪怨 (2002) 監修
曖昧な未来、黒沢清 (2002) 出演
ドッペルゲンガー (2002) 監督 /脚本
回路 #1514 (2000) 監督 /脚本
カリスマ (1999) 監督 /脚本
大いなる幻影 Barren Illusion (1999) 監督 /脚本
ニンゲン合格 (1999) 監督 /脚本
蛇の道 #2356 (1998) 監督
蜘蛛の鐘 #2357 (1998) 監督 /脚本
CURE キュア (1997) 監督 /脚本
復讐 THE REVENGE 運命の訪問者 (1997) 監督
復讐 THE REVENGE 消えない傷痕 (1997) 監督 /脚本
DOOR III (1996) 監督
勝手にしやがれ!! 黄金計画 (1996) 監督 /脚本
勝手にしやがれ!! 逆転計画 (1996) 監督 /脚本
勝手にしやがれ!! 成金計画 (1996) 監督 /脚本
勝手にしやがれ!! 英雄計画 (1996) 監督
勝手にしやがれ!! 強奪計画 (1995) 監督 /脚本
勝手にしやがれ!! 脱出計画 (1995) 監督 /脚本
地獄の警備員 (1992) 監督 /脚本
スウィートホーム (1989) 監督 /脚本
危ない話 (1989) 監督 /脚本
ドレミファ娘の血は騒ぐ (1985) 監督 /脚本
神田川淫乱戦争 (1983) 監督 /脚本 /ナレーター
さらば相棒 (1982) 脚本
しがらみ学園 (1980) 監督 /脚本 /編集
太陽を盗んだ男 (1979) 制作進行
四つ数えろ (1978) 脚本 /出演
SCHOOL DAYS (1978) 監督
白い肌に狂う牙 (1977) 監督
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2006年12月23日

男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(男はつらいよ40)#710

1988年 日本 100分

ついに40作目。あと残りカウントダウンされてると思うとなんだか寂しい。オープニングは夢なし。とらやもいつの間にか「くるまや」に変わっている。

満男の大学受験話で頭を悩ますくるまやは団子職人さんとウエイター?の2人が新加入。その分?あけみは不在。寅さんは信州で会ったおばあちゃん家に世話になる。死んだおじいさんが見える、という夜を過ごしたあくる日。家で過ごしたいというおばあちゃんを入院させるために美人の女医さんがやってきた。前作の最後で満男が寅さんに「人間はどうして生きているんだろう?」と問うが、今回は「人間はどう死を迎えるか」という話である。三田佳子演じるマドンナ女医さんもそこを悩み、寅さんに相談する。

舞台はまた柴又へ。短歌を研究している女医さんの姪っ子・三田寛子を早稲田大学に訪問する寅さん。寅さんが学校に行くのは26作やあともう1,2作あったような気がするが、早稲田の授業中に第20作に出演したワット君(中村雅俊)がとらやの2階で自殺未遂騒動をした際のエピソードを披露、爆笑を誘う。

最初のおばあちゃんは結局亡くなり、早稲田を訪れた際に出会った青年(尾美としのり)と、最後の別れに行くのだが・・。

三田寛子と尾美としのりのソフトな恋愛感情の経過を表すのに当時大人気だった俵万智さんの「サラダ記念日」の短歌が効果的に使われている。劇中では、三田寛子=俵万智さんという感じで、タコ社長の印刷工場でサラダ記念日を出版する。短歌も一部「寅さんが〜」に変わってたりする。シリーズの中では珍しい作りではあるが、なかなかよかったです。

マドンナ三田佳子は、結局信州に残り、寅さんは、身を引く形で島原へ旅に出ます。シリーズ後半に出ずっぱりな“すまけい”さん演じる医師がどうやら接近しそうだな、という雰囲気で、今回は特に恋愛は強調されていない。すまけい、意外と美味しい役が多い(笑)

そうそうそれから、前回は旅館の旦那役だった笹野高史さん、最近の山田映画「武士の一分」まで常連になっていくんですが、今回は最初の歌のバックとラストのオチに泥棒役で登場。歌も目が離せません。歌と言えばBGMにサザンが。

ラベル:男はつらいよ
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2006年12月22日

アマデウス #709

1984年 アメリカ 160分

宮庭音楽家アントニオ・サリエリの回想で、モーツァルトの生涯を描く作品。モーツァルトは1756年生まれ、1791年没、わずか35歳にしてこの世を去った。その死や生涯は謎にみちていて、この映画の冒頭では、老いぼれたサリエリが「モーツァルトを殺したのは私だ」と告白している。ウィキペディアによると、1820年頃サリエリがモーツァルトを毒殺したという噂が流れていたようで、事実かどうかについては死亡当時は誰も信じていなかった。

映画の中ではモーツァルトはやはり天才!物凄い才能を発揮するが、ちょっと風変わりな性格だったり、女の子を追い掛け回したり、ヘンな高笑いをしたり、変わった人物だ。しかし皇帝ヨーゼフ2世(マリア ・テレジアの息子、マリー・アントワネットの兄)に楽曲を教えるサリエリの目の前でその曲をあっという間に書き換えて弾いてみたり、初稿にして一回も書き直しの無い楽譜を書き上げていたり、その凄さはしっかりと描かれている。

しかし当時禁止されていた「フィガロの結婚」のオペラをモーツァルトが戯曲化していることをサリエリが密告したあたりから、だんだんと変わっていくモーツァルトのその姿、そして一見操っているようにも見えるし、支えているようにも見えるサリエリの姿も含めてドラマティックに展開していく。

ラストのサリエリもまた壮絶で、確かこの映画が最初にテレビで放映された日の翌日、この映画を観た人が誰かを殺したとか自殺したとかいうニュースがあったんですけど、それほどの衝撃作には違いないと思っています。

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2006年12月21日

ダイヤルM #708

1998年 アメリカ 107分

ヒッチコック映画のリメイク。通常なら先にヒッチコック版を見てから、相違点を書くといいんだろうが、見る予定がなく、こっちを先に見ちゃった。忘れないようにあらすじを丁寧に書いておこうかと思ったけど、他のレビューを読む限り、あまりオリジナル版との繋がりは無いようで、別の作品としてみた方がいいみたい。

マイケルダグラスは、投資で破産寸前、美しい妻グウィネス・パルトローの資産を狙う。妻は若い男と不倫していて、Mダグラスがその男に妻の殺害を持ちかける。男は友人にその役を依頼するのだが、妻の殺害計画は揉み合ううちに正当防衛で犯人が死んでしまう。

事件のキーとなるのは鍵を持っていなかった犯人。旦那はポーカーしながら相場情報を携帯電話で聞いていてアリバイがある。犯人はどうやって侵入したのか、夫のワナを暴けるのか・・。

そして夫の暴走が始まり・・・。

マイケルダグラスの悪人は相変わらずで良かった。が、やっぱりガチンコで男2人をなぎ倒した妻最強!


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2006年12月20日

郵便配達は二度ベルを鳴らす #707

1942年 イタリア 145分

3度映画化されているジェームズ・M・ケイン原作の名作。1946年版、ジャックニコルソン主演の1981年版がある。放浪の旅をしていた主人公が雇われた奥さんとできちゃって、年上の旦那を殺害。これで自分もまっとうな人生を送れるかと思いきや、捜査の手は追い詰めて、最後は・・・。というサスペンス。

私がこの映画に興味を持ったのは、船戸与一の小説「海燕ホテル・ブルー」の解説でこの原作が紹介されていたからなんだが、話の展開からいえば船戸氏の方が上。ただし、詐欺、偽装殺人などをいち早く取り入れたミステリーという意味では1930年代にこういう作品が書かれたことは特筆すべきでしょう。原作は探したんだけど見つからず、まだ未読なんですが、読んでみたらまた別の感想になっているかもしれません。

で、この映画は「ベニスに死す」などの巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督のデビュー作品です。流れ者が流れ着いた街の様子や、セクシーな奥さんがだんだんと男に傾いていくところなど優れた描写も多く、他の映画化された作品の中でも良い作品なのではないでしょうか。

ちなみに郵便配達どころか、主人公の店にはベルも無い。秘密の来客者は2度鳴らす風習があるところからタイトルになっているなどの説があるようです。

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2006年12月18日

男はつらいよ 寅次郎物語(男はつらいよ39) #706

1987年 日本 102分

映画が始まる前のBS2の寅さん百科で取り上げられていたように、「義侠心」がテーマ。義侠心と書けば難しそうだけど、要するに「困った人を助けよう」ということ。寅さんはよく、困ってる人を助けてる。とらやの面々にも「なぜ困っているのに助けてあげないんだ」と怒鳴ってる。それはとらやの一同も同じで、たまにタコ社長が適当なことを言いに来てもおばちゃんがびしっとたしなめる。シリーズを通してこの精神は貫かれているように思う。

さて、満男が駅前で出会った子どもは寅さんを探している。聞けばテキヤ仲間の子どもで、父親が亡くなり、別れた母を捜しているらしい。寅さん版母を訪ねて三千里の開始だ。大阪で警官のイッセー尾形に職務質問され足止めを食らい、和歌山でも会えずじまい。泊まった旅館で子どもは熱発してしまう。夜中に老医師の松村達雄(なんだかすっかりおじいさんになってる)をたたき起こし、たまたま隣に泊まっていたマドンナの秋吉久美子も応援に駆けつける。寅さんを子どもの父親と勘違いし、とうさんかあさんと呼び合う二人は意気投合する。

シリーズの中では珍しく恋愛感情が芽生えることなく?二人は別れるが、ここからはだんだんと寅さんの恋愛も少なくなっていく。年齢も年齢ですからねえ。島で母親の五月みどりと再会し、別れを惜しむ子どもを寅さんは厳しく叱り、柴又へ帰るのである。この別れのシーンは結構ジーンときます。小さいけど、母親を支えなければいけない子どもへの愛のムチかな。



ラベル:男はつらいよ
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2006年12月17日

熱海殺人事件 #705

1986年 日本 117分

つかこうへいの何度も舞台化された原作の映画化。さすが、シナリオだけで十分面白いですが、仲代達也と大滝秀治にすべて持ってかれちゃった感じ。風間杜夫はワリ喰っちゃったなあ。志穂美悦子とコント竹田君も絶好の見せ場があったにもかかわらず、印象が薄い。

あのテンションで最後まで続けるの大変じゃなかろうかと思ってたけど、何度も練られたであろうシナリオは手堅い。舞台では出演者によって展開も変わってるらしいけど、いろんなバージョンも面白そう。

事件を複雑にする話よりも、もともと複雑な事件を解決させる方が面白そうな気もするけど、いろい試行錯誤の結果なんだろうから、私がとやかく言うことではないのかも??

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2006年12月16日

プーサン #704

1953年 日本 98分 市川崑監督

ある数学の教師のお話。次の展開が全く読めないんだけど、まるで小説を読んでいるかのように進む、テンポは良くって小気味いい。

主人公の伊藤雄之助は、今だと島田久作そっくり。親子?っていうくらい。出演者が豪華で、主人公が居候する家の娘がマッハ文朱・・に似た越路吹雪。おいちゃん藤原釜足。小林桂樹が警官で、木村功がお医者さん。看護婦さんはなんと八千草薫。他にも加東大介、平田昭彦、トニー谷らが入れ替わり立ち代り出てくる。

時代をよく表していて、学生同士が議論しあってたり、ストリップショーを見に行ったり、映画館は満員、安保闘争?のデモのフィルムは実際の奴を使ったのだろうか?見どころも多い作品。

ラベル:市川崑
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2006年12月15日

ラッキーさん #703

1952年 日本 84分 市川崑監督

源氏鶏太の原作、「ホープさん」「三等重役」より作られたサラリーマンの物語。ギャグはベタベタなんだけど、1952年に作られたことを考えると、非常に大人向けというか、良くできた話。遊び心があって、しかもサラリーマンの心情をよくあらわしていて、良くぞこの時代にこんな映画を作ってたものだ。

で、素晴らしいのが小林桂樹。なんか存在自体がいいんですよねえ。こういうサラリーマンいそうだし、いたら友達になりたい。出世の早さでラッキーさんと呼ばれ、同僚と元社長の令嬢の二人から言い寄られる。で、どちらとも選べずに転勤。何がラッキーだよ、って気持ち、わかりますねえ。こういう役者さん、最近いませんね。

ラッキーさんの働きっぷりを見ているだけで、なんだか楽しい1時間半でした。

DVDなし。
ラベル:市川崑
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2006年12月14日

黒い十人の女 #702

1961年 日本 103分 市川崑監督

船越英二が、自覚は無いけどプレイボーイで、10人の女をもてあそび、次々にとっかえひっかえしちゃってる主人公の映画。まったく外人みたいな顔でモテそうな感じです。嫌味なく、女のほうも騙された!って感じでもなく、さらりとはぐらかされるような展開の中に、要所要所はやっぱりそうだよねえ、ニヤって部分もあって面白いです。

想像シーンだけど、海辺で10人の女に取り囲まれる構図や、そこまで見せなくてもいいのに海に投げ込まれるシーンとか、料亭の一室で10人に問い詰められるシーンとかなんか狙って作ってるようで、御洒落です。

クレイジーキャッツが本人役で登場。当時の勢いを物語る。

ラベル:市川崑
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