船越英二が、自覚は無いけどプレイボーイで、10人の女をもてあそび、次々にとっかえひっかえしちゃってる主人公の映画。まったく外人みたいな顔でモテそうな感じです。嫌味なく、女のほうも騙された!って感じでもなく、さらりとはぐらかされるような展開の中に、要所要所はやっぱりそうだよねえ、ニヤって部分もあって面白いです。
想像シーンだけど、海辺で10人の女に取り囲まれる構図や、そこまで見せなくてもいいのに海に投げ込まれるシーンとか、料亭の一室で10人に問い詰められるシーンとかなんか狙って作ってるようで、御洒落です。
クレイジーキャッツが本人役で登場。当時の勢いを物語る。
ラベル:市川崑