2006年12月30日

男はつらいよ 寅次郎心の旅路(男はつらいよ41)#717

さくらの手紙がオープニング。主題歌のバックには関敬六さんが。今回メインのゲストである柄本明の他、笹野高史、イッセー尾形らコメディ畑の名脇役がたくさん出てる。

寅さんが旅をしている途中一両列車が急ブレーキ。間一髪で助かった男を心配して寅さん朝まで付き合ってあげる。すっかりなついちゃった男は、ウィーンに一緒に旅行に行ってくれと言い出す。

ウィーンを由布院と勘違いする寅さんは、ウィーンが芸術の都であることもモーツァルトも知らない。ドナウ川の畔で日本の唄を歌いながら退屈で仕方がない。美人のツアーコンダクターお目当てにふらりとバスに乗ってしまう。

マドンナは後半3作目の竹下景子さん。32,37、41とたて続けのマドンナ、さぞかし山田監督のお眼鏡に適ったんだろうと思うが、他の山田監督作品ではあまり見ませんね。日本を離れ自立して生きていこうとする女性役。彼女の支えになっている現地に住むおばちゃん役で淡路恵子さんこちらも38作目に続き共演。アイドル女優だった彼女が十数年ぶりに戻ってきてこの役どころ、今だったら百恵ちゃんスクリーン復活がこの役だったらちょっとびっくり。でもその分淡路恵子さんの人生がしっかり出てる感じで、また見たいと言う人も多かったのではなかろうか。

この年から時代は平成に変わり、消費税も導入された。寅さんの行商では消費税は要らないよ〜なんて言ってる。くるまやもまた然り。

あと、ウィーンと言うことで、「第三の男」に敬意を称したパロディが数箇所。淡路恵子の旦那が(なぜか 笑)オーソン・ウェルズ!実はスパイをやってたらしいわ、とつぶやく。柄本明がパーティーで現地の美人とダンスを踊って舞い上がってホテルに帰ってくる際に、影が大きく向かいの建物に映し出されるシーンとか。あとは観光で第三の男に出てきた観覧車が見えると案内するところ。

飛行機が全然ダメで、男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花では大騒動だった寅さんがどうやってウィーンに行ったのかは、深くは突っ込まないようにしましょうね。



posted by 映画のせかいマスター at 11:53| Comment(2) | TrackBack(2) | 男はつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする