2007年01月31日

トラック野郎 故郷(ふるさと)特急便 #750

ついに完結するシリーズ最終作の10作目。完結と言っても桃次郎が結婚するわけでもなくいつもの終わり方なんだけど、どうやら警察の取り締まりも厳しくなったようで、撮影も大変だったようです。

Wマドンナで2人登場、ちゃんと2回キラキラリンがありました(笑)一人は森下愛子。王道マドンナですね。ドライブインで働き、目がおかしくなってトラックに乗れない、と足摺岬で飛び降り自殺しようとした(本当は怖くて途中で止めた)ジョナサンを体を張って止める。早速アタックする桃次郎だが、どうやら会ったことも無い許嫁(いいなずけ)が居るらしい。偶然高知でであった原田大二郎である。この人若い時から芸風変わってないね。

フェリーで出会ったドサ周りの歌手石川さゆりがもう一人のマドンナ。高知つながりで四十八箇所参りで再会し、彼女を使わない芸能プロに殴りこむ桃次郎、そこへなぜか怨敵だというわけで原田大二郎が登場。土佐犬の闘犬で雌雄を決することに。もうお分かりのパターンで一人目マドンナはライバルに持っていかれちゃう。

二人目マドンナ石川さゆりは意外や意外、歌を捨てて桃次郎に付いて行こうとするが・・。最後くらいは桃次郎にいい目を見させてあげたかったけど・・・。

全10作を通してトラック野郎の風景、トラック運転席やドライブイン、ジョナサンの家やはたまたトルコ風呂までとても情緒溢れる景色でした。この映画を見ればあの人たちに会える、あの場面にいける、という郷愁も感じられたいいシリーズだったと思います。


ラベル:トラック野郎
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2007年01月30日

白い巨塔 #749

1966年 日本 150分

発表以来何度も(確認してるだけで5回!)映像化され、その度に話題になっている名作。小説版を読んだことがあるのですが、今回の映画版とは結末が違いますね。映画は映画でうまくまとまってる。どちらかと言うと、大学の教授戦に重きを置かれているので後半の医療事故裁判がはしょられてる感じもする。原作読んでいないと話についていけないのでは?時間の制限もあるんで映画にするには難しい小説なのかもしれない。

で、教授になるのにそんなことまでするの?って話なんだけど、大学教授っていいですよね。相撲の横綱と一緒で一度なってしまったら負け越してもその地位から堕ちることはない。相撲だったらいろいろ監視してる人が居るけど、教授は非難されても気にしなければいいだけだから。なーんにも研究しなくてもずっと教授、給料はいいし、年金なんかもいいのでは?(想像)退職後もなにかとポストにありつけそう。

財前教授役の田宮二郎はこのあと、数年後TVドラマの際も主演、飛行機で「お医者様はいませんか?」とのアナウンスに財前です、と名乗り上げたというエピソードも聞く。最もその後ドラマの最終回を待たずしてピストル自殺しちゃったから、いろいろ消耗してたんだろう。すごく迫力もある役者さんで惜しいけど。

ライバルの教授候補役に船越英二、財前を推さずに他大学からの候補を立てるフィクサーの東野英治郎、参謀に男はつらいよの下絛正巳おいちゃん。
里見助教授に田村高広、ケイ子は小川真由美、ヒロインに藤村志保とキャストも豪華です。

ここからネタばれ

すべてを勝ち取った財前教授。患者の死なんて気にしない。今日も大勢の医局員を引き連れ、教授回診に行くのである。目的のためなら手段を選ばず、成功者の影にはこういうエピソードの一つもあるのかもしれない。世の中そんなもんですよね。最近はそういうのに噛み付こう、という風潮があるにはあるけれど、まだまだ知らないところでいろんなことが行われているんだろうなあ、と思った一作でした。



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2007年01月29日

花実のない森(松本清張ドラマ)#748

1965年 日本 89分

たまたま故障した車の主を乗せた男が、車内に忘れられた手帳の文章とその女性の美しさが忘れられず、女性に近づいてしまう。既婚の女性であるが、旦那は車椅子生活、不仲の兄と諍いがあるようだ。彼女に近づいているうちに、殺人事件の遺体を発見してしまう。

よくありがちな展開で中盤までやや退屈しちゃうんだけど、終盤急展開!いわゆる巻き込まれ型サスペンスではあるが、ストーカーっぽく跡を追っちゃった主人公に同情の念はあまりなかったりする(笑)

それより妹をアレしちゃう田村高広や事件のキーとなる船越英二、この時代の映画やドラマに出ずっぱりなお二方の快演はいいです。やっぱり時代に求められてたんでしょうなあ。それとカラーが意外とキレイ。
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ザ・商社(松本清張ドラマ) #747

原作は「空の城」。1980年にNHKで4回にわたって放映された。大手総合商社の安宅産業がカナダの石油開発事業への巨額投資に失敗し、1977年10月に伊藤忠商事に吸収合併された実話を元にした話だそうだ。ドラマの中でも60年代の後半からオイルショックの最中、そして70年代と長期間を描いているが、製作期間も実際長かったようで、話題になったドラマらしい。(当時のことは覚えてません)

幾人かの目から商事を見ているのだが、ざっと登場人物を
江坂アメリカの上杉・山崎努・・・この人が結局やらかしちゃったわけだけど、全く悲壮感は無い。むしろラストで強請ってた勝野洋にあのような夢のある人生を送りたい、と言われる。家庭には寄り付かないほどの仕事人間。
経済新聞の勝野洋・・・二流経済誌のライター。たまたま付き合っていた夏目雅子が一躍スターダムにのし上がり、山崎努と関係があることを知ってスクープと引き換えに金銭を要求することを思いつく。
ピアノ弾きの夏目雅子・・安アパートでくすぶっているが、江坂会長の目にとまり、一気にアメリカで花開く。そこで上杉と出会い・・・。
江坂会長・片岡仁左衛門・・・江坂商事のオーナーだが、事業よりも若い芸術家の発掘が趣味。いかにもいそうなキャラ。
あとは下條アトムと大和田獏の絡みとか。

外国で石油の利権に絡み、いいように利用されちゃうんだけど、これを見てると「Noと言える日本」以前の日本の姿を想像できてしまう。盛田昭夫と石原慎太郎の共著でかつて話題になった本だけど、時代をも変える一冊じゃなかったかな。

時代と言う点では、登場人物が急に激昂したり、大げさな青春ドラマみたいな部分もあるが、夏目雅子は若くてキレイだしなんとNHKなのにヌードもあるしで、力入ってる作品でした。

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2007年01月28日

続・社長繁盛記 #746

1968年 日本 90分

前編が1月公開、続編が2月公開。60年代の日本映画界の繁栄振りを表す中で、その屋台骨を支える社長シリーズ。繁盛記の続編。

黒沢年男の恋愛話はフラれたと思って少林寺拳法に打ち込むが、誤解とわかり、相手役の酒井和歌子(気付きませんでした〜)に一喝されて惚れ直す。社長は相変わらずクラブのマダムと近づいたり離れたり。ちょっとダメ男な部分も、部下の小林桂樹らがフォローし、夫婦の危機も乗り越えて、うまく商談成功!

道後に金閣寺っぽい建物あったっけ?と調べたら多分西の金閣「錦晴殿」のことみたい。高松市栗林公園で、マダムとしけこんでいるところを妻の父親とばったり。ついつい自分から白状してしまうが、義父はそれくらいじゃないと社長は務まらん、と知らん顔するところ、いいですねえ。妻と一緒に見てたんですけど、「ほら、男はこうでないと」と伝えましたが、「くだらん」の一言で終わりましたよ。

若返りのために、と社内体力テストを行うが、次の日ぎっくり腰で云々、というくだりは流石に今見たら古い感じはしますけどねえ。
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社長繁盛記 #745

1968年1月 日本 88分

サラリーマン忠臣蔵で社長シリーズを見ることにしたのだが、〜忠臣蔵がメリハリのあるストーリーだったのに対し、通常のシリーズは極めて日常的な会社の話。数分見逃しても話は繋がりそう。展開もベタなところもあって、比べるとやや退屈したが、逆にリアルで面白い点も多々あった。昨今の株ブームでM&Aなど会社が舞台のドラマも増えたが、こういう日常的な話も面白いものだ。

会社の若返りを大株主である奥さんの父親に急かされ、心だけでも若返ろうとする社長・森繁久弥。唯一の若手社員である黒沢年男とともに今日もまたまた商談。

このシリーズのパターンは最後は大団円のようで、結構ギリギリまで問題を抱えていたのが土壇場で無事解決する。今回は加東大介、小林桂樹が真っ当な役でした。社長はクラブのマダム浜木綿子(若い頃は浜崎あゆみみたい!)と高松の芸者を行ったり来たり、なかなか目的は果たせませぬが、モテてます。小沢昭一は中国人の役。谷啓がずっと接待してる。

黒沢年男の恋愛話は続編に続く。
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2007年01月27日

男はつらいよ 寅次郎の青春 #744

シェークスピアの翻訳作家の寅さんの元に駆け落ちしてきた満男と泉がやってくる夢からスタート。その満男は大学三年、泉はCDショップで働いてる。高校の時の友人の結婚式で宮崎を訪れる泉、たまたま放浪して、床屋の姉弟の家に世話になってる寅さん。偶然出会った際に寅さん軽く足を負傷。電話を受けた満男が宮崎に行くために大げさに話しちゃって、目出度く?満男合流。しかしそこにはバンドマンの床屋の弟、恋のライバル永瀬正敏が・・・。

すっかりお馴染みになった寅さんと満男の枕元トーク。愛してると言えなくて何が恋だ!と、恋の先輩としてのアドバイスを送る。しかし本人は相変わらず。床屋の入り口からチリリーンと音がして運命の出会いが来るのを待っていたマドンナ風吹ジュンがその気になっているのに、いつものように引き下がってしまう。嗚呼勿体無いと思うのだが、満男の解説が。いわくおじさんは楽しいから最初はモテるけど、人間としての深みが無いからすぐに飽きられちゃう。自分でそれをわかっている・・んだそうで。

それにしても風吹ジュンは、いい年の取りかたをしたなあ、と思ってしまう。宮崎弁もいいし、若い頃より可愛くなったのでは??

で、ゴクミ4部作も最後、2人は離れ離れになっちゃう。何度も出てきた新幹線のホーム、いつも寅さんとの別れは柴又駅のホームなので、ちょっと区別してるんだろう。そして別れ際の突然の・・・次があるような無いような・・。ゴクミシリーズは満男の大学生から就職の多感な時期に合わせ、二人の成長を描いてて4作まとめて見るのをお勧めします。


ラベル:男はつらいよ
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2007年01月26日

レスリー・ニールセンの2001年宇宙への旅 #743

2000年 アメリカ 99分

「2001年宇宙の旅」のパロディなのは最初のちょっとだけで、あとはいつもの下ネタのオンパレード!宇宙を舞台にではあるが、エイリアンと人間の共存した不思議な世界でレスリー・ニールセンがずっこけまくりの2時間でした。

「MIB」をチープにしたような着ぐるみエイリアンとの絡みや、そっくりさんによる学芸会的な雰囲気もレスリー・ニールセンだから許されるってところでしょうか。この時点でこの人74歳だそうです。元気ですね。


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2007年01月25日

赤目四十八瀧心中未遂 #742

2003年 日本 159分

人生に失望した男が、東京から関西へ堕ちて行くかのように逃げ、辿り着いたのは場末のアパート。風呂なし、トイレ共同、住人もひと癖ありそうな訳アリの人ばかり。来る日も来る日も焼き鳥の串刺しを続ける。

私はこういう生活に実はちょっと憧れる。アングラというと怒られるかもしれないが、ちょっと暗めのアパート、なにしてるかわからない隣人に囲まれて、一時期を過ごすのもいいのではなかろうか。ただ、すぐに退屈しそうだなあ。

主人公は無口で、なぜそこに居るのか全くわからない。途中友人が訪ねてきて一部明らかになるが、とにかく生きる希望もない。一縷の希望がアパートの住人の美女である。ある日彼女がふらりと部屋を訪れて・・・。

主人公の行動にはいろいろ意見がある思うが、嫌なことが頭から離れない時、この映画を見ると主人公の世界にはまってしまいそう。そういう生き方もいいかななんて、きっと思ってしまうんだろうなあ・・・。



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2007年01月24日

トラック野郎 一番星北へ帰る #741

1978年 日本 110分

冬公開版は南でのロケだったが、タイトルどおり東北を舞台に変更したシリーズ第8作。オープニングの一番星ブルースもBGMになってる。

田中邦衛がかつて鬼の警官だったジョナサンに憧れていた鬼警官役で再登場。婦警コスプレの売春婦と間違えて婦警の児島美ゆきに手を出してしまい拘留されちゃう。ジョナサンは前回登場したせんだみつおの三番星玉三郎の投資話にひっかかり、さらに保証人になってしまって悪徳金融の成田三樹夫らに追い込みをかけられる。借金の主は交通事故を起こしたトラック野郎、保険がきかない部分を借金してしまったらしい。トラック野郎たちがカンパ、さらに歌のゲスト?の新沼謙二が馬っこで稼いだお金でようやく返金、ここでもトラック野郎の厳しさが浮き彫りに。

キラキラリン!のマドンナは大谷直子。一番星が見合い相手と間違えて求婚してしまうシーンで相手の親の役は嵐寛寿郎!大物ゲストですね。ライバルは黒沢年男。Big99の異名を放ち、定番の喧嘩シーンもこなしてる。

ラストはいつもの爆走。いつもと違うのは警官の田中邦衛とのデッドヒートが続くこと。そしてついに一番星の手に手錠が・・。しかし2人の間には何かが芽生えていて・・・。

ベタなギャグが減ってシリアスな部分も増えた。


ラベル:トラック野郎
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2007年01月23日

日本一のゴマすり男 #740

1965年 日本 110分

クレージーではなく、植木等単独出演の日本一シリーズ。新入社員の中等(なか・ひとし)が、張り切って出社するが、業績を上げても年功序列の会社、なにがどうなるというわけでもない。父親の果たせなかった出世コースを果たすべく、浜美枝にもうまいこと乗せられて、ゴマすりつつ上司に取り入ることを決意。釣りにゴルフと係長→課長ついに重役にまで取り入っていく。陰口もものともせず、ゴマすり街道まっしぐら。

最近ビジネス書で営業本がたくさん出版されているが、このシリーズの植木等を見てたらこれやったらいいんじゃないかと思う。現代人にはいなくなったタイプですね。現代人が本を読んで必死で掴もうとしているところを、そっくりそのままやっちゃってる。具体的にはちょっとの失敗でくじけずに、周りの評価も気にせず、自信持って生きていく。そんなサラリーマン、いつの時代に見ても勇気付けられます。

ちょい役で加藤茶が出てた。日系人で映画しか喋れないはずの藤田まことの台詞が途中から大阪弁になってた。ウケ狙ってますねえ(笑)時事ネタとして堀江青年のヨット単独太平洋横断の話が出てた。

係長(人見明)→課長(犬塚弘)→部長(有島一郎)→社長→大社長(東野英一郎)っていう俳優の序列もなんか可笑しかった。


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2007年01月22日

悪魔が来たりて笛を吹く(TVドラマ2007年)#739

2007年 

フジテレビの2時間ドラマ稲垣吾郎の金田一シリーズ。ドラマ版なのでわかりやすい展開で、映画版だけ見ててわかりにくかった部分がようやくわかってきました。つーか、すっかり忘れてましたから。横溝正史の定番くらい覚えておきたいなあ。

歴史の残った風景は探すのも大変だったのか、CGが多い。それが2000年金田一シリーズの特徴なんだろうけど。

キャストで言えば美禰子役の国仲涼子は爽やかすぎて横溝シリーズでは違和感が・・。この人キレイですよねえ。もう数年経ったら丁度似合いそうです。
稲垣吾郎はなんとも言えないけど、同じ時期に石坂浩二が復活するとはシリーズを始めた時は予想しなかっただろうから、ちょっとワリを食っちゃった感じです。あと、鋭すぎ。ヒントとなる物証が少ないような気もしなくもない・・・。

そんな感じですけど、ドラマ版もそれなりによかったです。
西田敏行の映画版はこっちの記事を参照ください。
ラベル:横溝正史
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2007年01月20日

足にさわった女 #738

1952年 東宝 84分

澤田撫松の原作小説を元にした市川崑監督作品。越路吹雪主演のコメディー。女スリ師と彼女を追う刑事、たまたま居合わせた文豪の変てこな旅。プロットが面白いのでなんどでも焼き直しできそう。実際、増村保造監督が60年に映画化し合計三度の映画化作品になってる。

配役も
越路吹雪 (女スリ)
池部良 (青年刑事)
山村聡 (小説家・坂々安古)
岡田茉莉子 (坂々の姪)
伊藤雄之助 (女スリの弟分)
と、いつもの市川面子ら、賑やかです。

スパイの嫌疑で自殺した父の法要を豪華に行ってやろうと弟分を連れて下田へ向かう女スリ。汽車の中でスリの被害が生じ、居合わせた刑事は女スリをマークするが、実はこの女スリも財布をすられてる。女スリはなんとかお金を工面しようと、一緒になった人気作家をコマしてお金をせしめる。晴れて法要を行うが、思ったよりもみんな親切、イチから出直そうと刑事の下へ・・。

途中、フェリーで「越路吹雪みたい」って言われてる。遊び心も満載、列車の重役ふうの男や、作家の付き人など脇役もいい味を出してます。
ラベル:市川崑
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2007年01月19日

トラック野郎 男一匹桃次郎 #737

1977年冬 日本 104分

熊本、鹿児島ロケのシリーズ第6作目。マドンナはデビュー当時の夏目雅子。初々しい!剣道の猛者で、一番星とガチンコ剣道対決を制する。桃太郎のごとく葉隠れを読みつつ山篭りする。一方ジョナサン。居酒屋のママさん浜木綿子にぞっこん。例によって嫁バレ。ママさん実は今回のライバルである若山富三郎と過去に何かがあった模様。

左とん平や1作目以来の湯原昌幸など脇役もオイシイ。ご当地タレントのばってん荒川さんも出てきました。最近お亡くなりになりましたね。ところで、フグに当たって痙攣し始めたら土中に埋めたらよくなるのかな??津軽海峡冬景色やWANDED!など当時のBGMも懐かしかった。

ちなみにマドンナは清水健太郎に持っていかれちゃいました。めでたし??


ラベル:トラック野郎
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2007年01月18日

マルサの女2 #736

伊丹十三監督作品

今回はさらにスケールアップ。相手はなんと宗教と地上げ屋をまたに掛ける男・三国連太郎!なかなか踏み込めなかったであろうジャンルに正面からメスを入れる!なかなかシリアスな部分で、カラッと笑えないところもあったのも確か。前作が捜査ゲームみたいで楽しかっただけに、やや残念ではあるが、逆に物凄く社会派映画になっちゃった気もして貴重だとは思う。この映画さえ作らなかったら、あのような最期を遂げなくても良かったのかもしれない。>伊丹監督。

最初と最後に出てきたお気楽な親父たちが一番悪い人たちなんだろうけど、本当に悪い人たちはすぐそこら辺であんなこと言ってそうだなあ。

伊丹映画の後半ではキャラクターが定着した宮本信子さん、この映画辺りでそのキャラは確立したって感じです。


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マルサの女 #735

伊丹十三監督作品

伊丹十三監督の人気を決定付けた作品。なんと言っても宮本信子がイチ税務署員からマルサに昇格した後半の盛り上がりが面白い。前半はラブホテル経営者の山崎努にいいように逃げられ、格の違い?を見せ付けられるが、後半マルサの仲間たちと共にどこから切り返していくかが見どころ。

庭の畑を引っぺがし、人形の着衣を脱がせ、畳の裏まで調べる捜査方法が話題になったが、今見てもやっぱり面白い。本当にこんなことまでやってるのかどうか知らないが、それまでほとんど知られていなかった職業なので、インパクトは大きい。また憎々しげな金持ちたち。追徴課税が安くなるならいくらでも泣いてやる、と街角の電柱に泣きつく伊東四郎や、前述の山崎努。そしてその内縁の妻の岡田茉利子、愛人たち、ヤ●ザ・・・。この辺の人物描写がいいですね。

で、操作する側と逃げる側のミステリー、殺人事件でもそうだが、犯人が魅力的な方が盛り上がる。その意味では今回の山崎努は格好の人物。果たして追い詰めることができるか??

今では定番?のテーマ曲も良かった。



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2007年01月17日

2001年宇宙の旅 #734

1968年 アメリカ 139分

以前一度見たときは、コンピューターが暴走するんだ、コンピューター=人格化。へぇ〜って感じでしか見ていなかったのであるが、改めて見ると実に深い作品である。・・・が故に??何をここで書いたらいいのかよくわからない(爆)

とりあえず読んでためになったHPを挙げておく。
倉田わたるのミクロコスモスへの扉「2001年宇宙の旅」の真相
http://www.kurata-wataru.com/2001mys.html

しっかりとそのプロットを踏まえてから見ないとさっぱりわからないのかもしれない。壮大な音楽とやや長めの宇宙(船)の映像、見てぼーっとしてたら、見逃しちゃう。困った大作である。2001年は過ぎてしまったが、映画の中のアイテムは実現したものもあればしていないのもある。こんなのを1968年に作っちゃうとは。


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スタンリー・キューブリック

A.I #191 (2001) 原案
アイズ ワイド シャット #1529 (1999) 監督 /製作 /脚本
フルメタル・ジャケット#730 (1987) 監督 /製作 /脚本
シャイニング #29 (1980) 監督 /製作 /脚本
バリー・リンドン #1706 (1975) 監督 /製作 /脚本
時計じかけのオレンジ #733 (1971) 監督 /製作 /脚本
2001年宇宙の旅 #734(1968) 監督 /製作 /脚本
博士の異常な愛情 #826 (1964) 監督 /脚本
ロリータ #1531 (1961) 監督
スパルタカス #1530 (1960) 監督
突撃 #1528 (1957) 監督 /脚本
現金に体を張れ #591 (1956) 監督 /脚本
非情の罠 (1955)
恐怖と欲望 #2108(1953)
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2007年01月16日

時計じかけのオレンジ #733

1971年 イギリス 137分

原色の色使い、部屋のインテリア、ベートーベンの第九などのBGM、趣味がいいのか悪いのか、悪趣味に見える時も、チョー御洒落に見えるときもあり、不思議な映画だった。そもそも冒頭から無意味に人を襲撃する4人組。リーダーの男が主人公で、彼の語りで話は進む。ちょっと例えは違ってるかもしれないが、村上春樹の不思議な世界を映像にしてみました、って感じで、一体どうなってしまうのかさっぱり先が読めず、見てる間中ずっと頭の中は「???」なんだけど、面白くないというわけではなく、むしろ目が離せないくらい見入ってしまった。

因果応報的な面白さは勿論、主人公が自ら語る話でありながら、実は主人公はモルモットにしか過ぎないというエンディング、解釈もいろいろありそうだが、私はただその不思議な世界を楽しんだだけでした。

早送りとスローモーションを使い分け、音楽に合わせた映像や「雨に唄えば」を唄いながらのレイプシーンは、暴力でありつつもミュージカルのような錯覚に陥る。またいろんな映像マジックはここでも素晴らしく、特に作家の家の玄関や風呂の鏡を用いた二重写しの映像はきれいだった。オープニングや最後のクレジットもバックが鮮やかな色で映像マジックだと思った。

また作中で少年たちが使うよくわからない言葉は「ナッドサット言葉」というロシア語と英語のスラングで組み合わされた言語だそうだ。見ている間は最後まで気付かなかったんだけど、これ、近未来が舞台のSFだそうで。現代だとしても違和感は無かった。キューブリック凄い!


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2007年01月15日

トラック野郎 天下御免 #732

1976年 日本 105分

シリーズ第4作。ナンパした大学生とうまいこと行きそうになったところに、お遍路姿のマドンナ由美かおる登場!あとを追おうとするが一歩間に合わず、ジョナサンに持っていかれてしまう。一番星VSジョナサン恋のバトル!?と思いきや、養子に出した娘が目の前に現れれ、ジョナサンあっという間に敗退・・。この養子問題、今回のテーマの一つで、子宝に恵まれないドライブインの経営者京唄子鳳啓介夫婦に10人の子どものうち一人を、とせがまれ、収入に見合わない家族構成のジョナサンは泣く泣くわが子を手放す。ギャグの中に警察へのアンチテーゼやトラック野郎の割に合わない仕事環境を取り入れている。警察は毎回悪いイメージでしか出てこないから、というわけではないだろうが、撮影にもかなり規制が入ったことでシリーズを続けられなくなったという話もある。

今回もマッハ文朱率いるタンクローリー軍団とのロードレースなど大変なシーンも多かった。女子プロレスのマッハさん、男勝りだが、元女優だけあって良く見れば美人!そして兄の杉浦直樹が今回のライバル。レースに負けたら妹を嫁に貰えと挑む。

そしてWマドンナっぽくもう一人、桃太郎に娘の名付け親になってもらった松原智恵子も登場。一番星のラブレターを仮名の間違いで届いたことから三角関係に発展する。カワイサではマドンナでもいいくらい^^

四国ロケ!


ラベル:トラック野郎
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