1963年 日本 黒シリーズ
黒シリーズ第2弾。推理小説をそのまま映像化したような展開で一つの殺人事件を検事側からと犯人側からきっちり描いていく。よくありがちな殺人事件ではあるし、犯人もすぐに割り出されるのだけど、そこからの法廷がうまくいかない。日本では珍しい法廷ドラマ。
法は守るためにあるのだという熱血検事の宇津井健と裁判はテクニックだと言い切る悪徳弁護士の小沢栄太郎が、裁判で一騎打ち。証言を覆しだんだんと犯人の有利な方向へ持ち込まれてしまう。
古い映画なのでネタバレで書きます。
いちお改行
結末は続きを読むからどうぞ
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