1986年 日本 映画ドラえもん
シリーズ第7作。初期の作品の中ではこの作品はちょっと出来が違う秀逸作。この頃からこのグレードで続いていれば、そりゃー興行収益30億になるわなーっていう感じです。ちなみにこの映画の配給収入は12.5億円。それでも大ヒットですが、最近の作品のヒットぶりが伺えますね。
話は偶然どこでもドアで北極に行ったのび太が惑星メカトピアから地球支配のために送られてきた巨大ロボットを、ドラえもんが出してくれたおもちゃと思って持ち帰る所から始まる。身長30mくらいのロボットなので、鏡の世界で遊ぶことになるのだが、ロボの行方を追ってきたリリルにその秘密を握られてしまう。巨大ロボを操縦してご機嫌ののび太だが、その破壊力に気付き、ついには地球征服のたくらみを知ることになってしまう。このことを知るのはのび太たちだけ。他の地球人は何も知らぬまま、ロボットの大群が地球を襲ってくる。
お馴染みのまぬけ敵キャラもなく、シビアに襲ってくる敵たちとガチンコで戦うのび太たち。今回はしずかちゃんが大活躍。スネオのラジコンロボも頼りないながらいい味出して地球の危機を救ってしまっちゃいます。いつもとは一味違うドラえもん映画の中でも1,2を争うようなできばえでした。来年はこの作品あたりをリメイクかな??
関連サイト
Wikipedia