2007年03月27日

トラ・トラ・トラ! #805

1970年 日本アメリカ 146分

2006年は硫黄島を舞台にした日米の相互の視線から2本の映画が作製されたが、30年以上前に日米合作で映画史に残る名作がすでに作られていた。見ているとまるで日本映画のような日本の名優たちが勢ぞろい。日本サイド7:アメリカ3という感じ。当時公平な立場で映画に出来たのは今でも評価されているが、映画だから可能だったのだろうか。政治的にはどうだったのかな。真珠湾攻撃のシーンは大迫力で、SFXを使わなくても最近の映画に負けないリアルさ。戦地以外でも外交交渉の緊迫もきちんと描かれている。

三船船長がロサンゼルスを目指すスピルバーグ監督の「1941」もこれを見た後で見たら、パロディでもっと楽しめたのかなあ、と思うし、最近の「パールハーバー」と見比べても面白そう。

日本側の監督は当初黒澤明監督だったらしいが、あまりに細部に凝るので、完成までの道のりを心配した配給側が断ったらしいと言う噂。
posted by 映画のせかいマスター at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | た行映画(49)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカン・ビューティー #804

1999年 アメリカ 117分  アカデミー賞作品賞

第72回アカデミー賞で作品賞ほか5部門受賞作品なんだけど、ちょっと意外。なんかアカデミー賞っぽくない。つーか、下ネタあり、コメディ?序盤は次の展開が全く読めなくて、なんつー映画だと思いながら、だんだんと引き込まれてった。アカデミー賞じゃなかったら絶対見てないと思うけど、見て良かった!^^

なんじゃこらと思ってた前半も、娘の友達に恋をするケビン・スペーシーの不甲斐ない一家の主っぷりと、そこからマッチョを目指して会社を辞めて、妻に反撃し始める部分になんとなく共感を持ちつつ。さらに隣の怪しい青年にもなんとなく理解を示しつつ。

冒頭のビデオのシーンがターンポイントとなって、もしや父親の身に・・ってところからミステリーっぽい要素も入りつつ。

登場人物は少ないながらもそれぞれが、象徴的な問題を抱えていて一度にそれが噴出しちゃって・・・。最後に辿り着いたのが一発の銃弾なんだけど、あの幸せそうな顔で眠っているのを見ると、人の幸せって多様だな、と・・。

いろいろ考えさせられたし面白かった!


posted by 映画のせかいマスター at 06:07| Comment(1) | TrackBack(1) | あ行の映画(43)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする