2007年03月28日

史上最大の作戦 #806

1962年 アメリカ 178分 

原題が「The Longest Day」。第二次世界大戦にて連合軍のフランス・ノルマンディー海岸への上陸作戦「オーバーロード作戦」を描いた長編。邦題の「史上最大の作戦」もバッチリ決まっていて、本当の作戦ってこんな作戦なんだな、と。戦争の作戦はそれこそ命がけなので、現代でも参考にされることが多い。経営関連の本なんて読むと、戦争での戦いがよく引き合いに出されてる。この映画も中盤からの作戦開始以降の盛り上がりは凄い。

ポイントはいかに敵地に乗り込めるかってことなんだけど、空から(パラシュート)海(海岸)から、攻めて行く。言わば敵のホームグラウンドで戦うわけだから、かなり不利なのだが、それを感じさせない迫力と勢いがあった。目の前で見方が倒れて死んでいっても、なんの感傷も表さずに戦う兵士たち。大迫力の戦争シーンの合間に映されるはぐれ兵士の孤独な戦い。こっちは戦地のシーンと違い、ちょっと物音がしただけでも敏感に反応するところがメリハリがあって良かった。

海岸のシーンはかなり爆薬を使ってあちこちで爆破が起きてる。出演者のエクストラたちは爆破されるところに向かって進んで行ってるんで、実際怖かったんだろうけど、まったくそういうところも感じられない。一部人間じゃなくて人形が爆破されてるなーっていうシーンもあったけどそれはご愛嬌。戦争シーンの迫力は現代映画よりもリアルで激しいのでは?

あと、敵のドイツ軍、ヒトラーが睡眠薬で寝てるのを起こせない、とか、ドイツ語を英語で字幕つきだったり作りも凝ってる。こりゃ凄いわ。いろんな有名人が出てて、お金もたくさんかかっただろうし、映画を作るということ自体も史上最大の作戦だったのかもしれない。


posted by 映画のせかいマスター at 07:24| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の映画(54)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする