2007年04月17日

見知らぬ乗客 #830

1951年 アメリカ 100分 ヒッチコック監督

この設定、今見てもゾッとしますねー。たまたま列車で居合わせた人と話し込んだら、交換殺人を持ちかけられて、冗談かと思ったら本当に殺しちゃった。さあ次はお前の番だ、と脅される・・。あり得ないと思うけど、もしかしたら、と思わずにはいられない展開。ああ有名人じゃなくて良かった(笑)

首を絞める途中で落ちた眼鏡に写る殺害シーン、そして眼鏡の妹の登場。ネクタイピンやライターの小道具などヒッチコックマジックが光ります。テニスの試合とライターを拾おうとする手のシンクロは緊張感を否が応にも高めていきますね。回転木馬の暴走はよく他の作品でも見かけますが、ヒッチコックへのオマージュだったんですね。

ラベル:ヒッチコック
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ロープ #829

1948年 アメリカ 80分

いきなりロープでの殺人シーンからスタート。犯人は割れているので、刑事コロンボ風の展開。探偵役はジェームス・スチュワート。パーティーに招かれた客がメンバーの一人が来ていないことから疑惑を抱く。殺人者はパーティーの主催者の二人。死体を部屋の真ん中の桶に入れるが、鍵を忘れる。死体の入った箱の上に食事を運び、パーティーは静かに進行していくが・・・。

モデルは実際に起きた事件だそうで、パトリック・ハミルトンの戯曲「Rope’s End」の映画化。映画の時間は実際の時間と同じ進行で、舞台を撮るかのように撮影されている。もちろんカメラの位置は移動するんだけど、10分ずつ、長回しで撮って繋げてる。当時としてはかなり斬新な作り方だ。カメラリハにはかなり凝って時間が割かれたそうだ。当たり前だけど。

舞台は高層マンションの一室で、大きな窓から見渡すマンハッタンの摩天楼は豪華なんだけど、ここにもちゃんと時間軸の変化が、つまり夕焼けから夜の変化が捉えられてる。こういう楽しみ方が出来るのはヒッチコック作品ならではですね。ちなみにヒッチコックは窓から見下ろす道を歩いてる通行人で出てくるようです。執念!
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