2002年 日本 116分 黒沢清監督
最初に見た黒沢清映画が「CURE」だったので、どの作品も強烈なオチがあるものとすっかり勘違いしてしまってたけど、この映画のような淡々としたのが特色みたい。最初にこっちを見てたら監督作品その後見てなかったかもしんない。かと言って、出来が悪いわけではない。「他人と分かり合えない若者が増えている」なんていう雑誌「SPA!」とかに特集されそうな題材をしっかり映像化してる。結局何が言いたいのか、よくわからなかった部分もあるんだけど、現代の若者像、っていう意味ではよく表してるんじゃないかな。未来にこの作品がどう評価されるのか楽しみである。
ところで黒沢清作品って、この映画に出てる浅野忠信やオダギリジョーみたいにTVより映画で活躍してる人が多いのがいいですねえ。今回は出てこないけど役所とか。
結構真面目に見たんだけど、感想がナカナカかけないでいる。