2007年05月10日

スターウォーズ #848

久々に見たシリーズ1作目。ん?シリーズ4作目と書くべきか?エピソード4が全9作のうちの4番目の話であることは公開当時はどこにも公開されていなかった。続編の帝国の逆襲のオープニングにいきなりエピソード5であることが告知され、その頃公開版には入っていなかったはずの「エピソード4」の文字が、ビデオ版には挿入されている。

しかし、エピソード1から順に見ていくと、この作品がエピソード4であることはそれまでの話にちゃんと一致してて非常に興味深い。この作品を作り始める時点で、ジョージルーカスの頭の中に全9作という構想があったのかどうか、知る由も無いが、何も考えずにただ作ってみました、というわけでは決して無さそうだなあ。

冒頭から登場するC3POら。なるほどなるほど。いきなりという感じはしないし、ダースベイダーとオビワンバトル時にもダースベイダーが「久しぶりだなあ」と言っている。この作品はルークの成長物語を中心に作ってあるので、ダースベイダーもあまり登場しないし、台詞だけなら敵キャラの他の人のほうが多い。しかしその前にダースベイダー物語がちゃんとあるわけだから、この位の出番の方がいいですねえ。オビワンとダースベイダーは続編を思わせぶりな退場の仕方をしているし、4作目である事に違和感を持つ人はいないんじゃないだろうか。そして勿論、単体の作品としてもハラハラドキドキあり、スケールの大きい話でこりゃ大ヒットするわなーって感じです。

ただ、公開当時はそんなに売れるとは未知数で、三船敏郎がオビワンケノビ役を断っちゃったのは有名な話ですね。もし受けてたら・・・。

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2007年05月09日

深作親子の「仁義なき戦い」

「サイゾー」という雑誌にアニメ監督の押井守氏が二世の著名人と対談するコーナーがあります。その中で映画監督の深作欣二の息子、深作健太氏との対談がありました。

深作欣二監督といえば黒澤明監督がハリウッドと揉めて降板した後の「トラトラトラ」に助監督としてクレジットされ、以降、日本映画を支える大監督でしたから、その跡を継いで息子さんも映画監督になるというのは、苦渋の選択だったのではないでしょうか。

その中で健太氏が面白いことを言っていました。父親(欣二監督)の頃は、戦後の焼け野原から出発して、何も無い原野を開拓することが出来た。しかし、現代を生きるぼくらには開拓すべき原野が無い。と。まさにその通りですね。最近の若者が夢が無いとかいわれていますが、ここにも原因があるでしょう。その前の世代には、新たに開拓すべき分野が転がっていた。現代に何が残っているのか、と。

しかし、その健太氏が勇気付けられたのが名作「仁義なき戦い」だったそうです。仁義なき戦いの中から、道を外れたっていいんだぞ、という父親のメッセージを受けた、と言います。最近の内にこもる方向にばかり目が行っている風潮の中、ヤケになって火炎瓶を投げるような外へ広がるパッションを表現できれば、と言います。

親子の世代間で映画を通して、しかも自分が作った作品でメッセージが伝わっていく、というのは凄いことですね。それだけ色褪せない名作と言うことであります。

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2007年05月08日

エミリー・ローズ #847

2005年 アメリカ 120分

この映画の元になった実話は70年代に起きている。当時「エクソシスト」などのオカルト映画も流行してて、私も子ども心に悪魔はいるものだと思って生きてきた。そして現在、やはり今でも霊や悪魔は存在すると思ってはいるものの、自分以外の誰かに霊がとりついたという話を聞いてもちゃんと向き合える自信は無い。科学で証明できないものに対して、自分に何かが出来るとは思えないからである。

時は流れて2000年代。「悪魔憑き」は「二重人格」と解釈されることで解決を図られているようではある。ベストセラーの「24人のビリーミリガン」のように、そこにはだんだんとオカルト的な要素が排除されてきつつある。

しかしそのほとんどが精神異常とみなされてしまう風潮は今でも残っていると思われる。この抗いようの無い不幸な現象に見舞われたある少女、そして神父さんの物語は、誰もがいつ自分に降りかかることかもしれないという視線で見られ、恐怖心を伴いつつ視聴されたことだろう。

いやー、月並みな感想だけど、真面目に生きますから、こういうことが起きませんように・・・。


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2007年05月07日

緑の館 #846

1959年 アメリカ 104分 オードリー・ヘプバーン

オードリー・ヘプバーン主演で夫である俳優のメル・ファーラーが監督した作品。原作は結構良かったらしいのだが、なんだか陳腐なドラマだった。もろセットとわかるジャングルにかなーり偏見を伴った原住民たち。なぜか酋長は日本人!(早川雪洲)他のオードリー作品が優れているだけで、当時としてはこんなものなのかもしれない。日本じゃ「ナショナルキッド」放映してる時代ですからね。俺のカミさん美人だろ的な監督の個人的な趣味??東宝SF映画みたいな楽しみ方はできました。

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2007年05月06日

山羊座のもとに #845

1949年 イギリス 115分

他のヒッチコック作品とはちょっと違ってて、植民地時代のオーストラリアが舞台。ヒロインが出てくるまで30分近くかかってる。イングリッド・バーグマンはさすがああいう衣装が映えるんではありますが・・・。

ちょっと退屈でした。ヒッチコック作品では初めて挫折した作品。

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2007年05月03日

ホーリーマン #844

1998年 アメリカ 114分 エディ・マーフィ

題名の通り、エディ・マーフィーは怪しくない人の役。とってもホーリーで、物をぶつけられても怒らず騒がず、通販のCMに起用され、物を売るわけではなく、価値観を売って大スターになっていく。

こういう人って実際にもいるんだけど、こういう時代では神聖すぎる人ってのも逆にアヤシく見えちゃいますよね。作中でもどこまでが本気でどこまでが暴走なのか、掴めないマーフィーのキャラクターにふりまわされてる。でも、あのモノの売り方、うまいですねー。誰が考えたのかな。

いい話なんだけど、なんだかやっぱり怪しげな雰囲気が覆ってます(笑)エディ・マーフィ−によるものか、映画の作り方によるものかわかんないけど。見る方(私)の問題だったりして(笑)
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2007年05月02日

たどんとちくわ #843

1998年 日本 103分 役所広司

椎名誠のこの映画の原作は読んでいないが、椎名本は何冊か読んだ。どうも映画化、というのが想像しにくい。あの「間」といいますか妙な行間と言いますか、挿絵の影響もあるんだろうけど、映像化は苦労したんじゃないだろうか。解説によると、かなり工夫したらしいのだが、どこをどうしたのかはよくわからなかったが、なるほどなんとなく斬新な作りではあるなあと思った。

「たどん」編と「ちくわ」編、ようやく「その」世界に慣れてきた頃に、後編になっちゃうんで、なかなか入り込めないんだけど、その分後編はインパクト勝負!イケイケで迫る。思えばタクシーの運転手役所広司にスポットを当てた前編、じりじりと迫り、そしてちゃんと前編と後編を繋ぐ人たちが出てきて、最後に2つの話がリンクする。いやー、これ作るの大変だっただろうなあー

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2007年05月01日

キャリー #842

1977年 アメリカ 109分 スティーブン・キング

記憶の中の「キャリー」は「シャイニング」と並ぶキング映画の傑作。しかし何年か経って今、見直してみると、「クリスティーン」ばりのもろキングのホラーっぽいベタな映画だった。人の記憶って当てになりませんねえ(笑)

しかし、それはそれで面白いストーリーです。学校ではいじめ、家でもいっちゃった母親にいびられるキャリー。いじめ問題で大変な小中学校で、道徳の授業に何も言わずにこの映画見せたらいいのに。霊とかの恐怖心って悪の抑制に繋がりますよね。私小さい頃悪いことしたら悪霊にとり憑かれるって、ずっと思ってて、それでまともに生きてきましたから。

最後のキャリーの怒り一気爆発は物凄い。オチの夢はなんだかよくわかんないけど、わかってても迫力に押されちゃった。

そう言えば故岡田有紀子の超能力少女何とかっていうドラマもありましたねえ。しみじみ。
 
posted by 映画のせかいマスター at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする