2007年08月17日

太陽がいっぱい #946

1960年 フランス/イタリア 122分

最初の30分で名作であることがよくわかった。日本映画は勿論、世界中に影響を与えてる映画だ。アラン・ドロンとモーリス・ロネが街を闊歩する姿がその後作られたたくさんの映画にどことなく通じているのである。わたしもちょっとワルぶって街を歩く瞬間はこんなシーンを思い出す。

そして舞台は洋上へと。散々いじられたアラン・ドロンはモーリス・ロネをナイフで刺し、海に捨てる。どの時点で殺意が芽生えたのか、衝動的にも見えるし計画的にも見える。いずれにしても無言でさっと殺っちゃうところが刹那的です。

そして陸へ上がってからの第二の殺人。連続殺人鬼でありつつも怖さを感じさせず、一種の共感のまま話が進んでいくのはアランドロンの凄いところだろう。結局劇的な幕切れでその後を示唆して物語は終る。一人のスターを生み出して。
posted by 映画のせかいマスター at 06:04| Comment(2) | TrackBack(0) | た行映画(49)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする