2004年 アメリカ 100分
ウディ・アレン監督作品特集でみた初めてのウディ・アレン作品。確かその前に「おいしい生活」を見たような記憶がおぼろげながらあるんだけど、記事にはしてなかったんでかなり前かな。
飲み屋で語り合う脚本家たちが、ホームパーティーに流れ込んできた一人の女性を喜劇として描くか悲劇として描くか話し合いながら、会話と実写がシンクロするという形で話は進行していく。途中からこれは悲劇なのか喜劇なのか、わからなくなってくる。
物事は喜劇にも悲劇にも取れるという絶好の形式を取ってて、目の付け所は素晴らしいんだけど、うまく使いこなせなかったんじゃないかと思えてしまうところが残念だ。何も殺さなくてもねえ。もっと面白くにも、もっと皮肉にもできたような・・