2007年09月20日

博士の愛した数式 #979

2005年 日本 117分

よかったです。感動した!

数字にまつわる薀蓄も興味深かったし、ところどころでなぜだかほろっとしてしまった。江夏の思い出を語るシーンとか、なぜそこで泣けてくるのかさっぱりわかんないんだけど、そこはやっぱり寺尾聰のなせる業なんだろう。それか小泉監督の世界観。

約数を足すとその数字になるという「完全数」、同じく約数を足すと相互関係にある220と284のような友愛数、「1」という数字の深み、それらを大人になって中学教師になった吉岡秀隆が授業で教えながら当時をふりかえる。

記憶障害の博士、シングルマザーの深津絵里、謎の未亡人浅丘ルリ子らが織り成す日々、博士にとっては毎日新しい時間である。授業の最後に黒板に書いた言葉「時は流れず」が胸に染み入る。

作品の中で入浴などの生活介護は一切出てこないが、それでも介護士さんらには問題提起になってるんじゃないかと思う。いろんな立場の人が見ても面白い映画だ。

小泉堯史監督
博士の愛した数式 #979
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posted by 映画のせかいマスター at 07:24| Comment(2) | TrackBack(3) | は行映画(37)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする