2007年11月08日

赤ちょうちん #1027

1974年 日本 94分

ご存知かぐや姫の「赤ちょうちん」の歌詞をテーマに藤田敏八監督が映画化。裸電球まぶしいあの頃の二人のアパートを舞台に、高岡健二と秋吉久美子が愛し合います。

この二人は松本清張のドラマでも共演してたんで、当時お似合いの売り出しコンビだったんだろう。でも高岡健二は晩年は芸能界野球大会ご用達タレントになってたなあ。秋吉久美子はかわいい!

前の住人だったという長門博之と共同生活してたり、生まれてきた赤ん坊を間違えてましたこっちでしたと持ってくる看護婦さんとかなんと穏やかな時代を感じたりもする。職場の先輩河原崎長一郎のカップルと集団で遊んでたり、相変わらず若者の雑多な日々を描いてます。で、貨物列車が通ると揺れたアパートから、共同生活が売りのアパートに引っ越すと、管理人の不気味な悠木千帆(樹木希林)と肌が合わない。で何度も引越しを繰り返すうちにだんだんみんな壊れてくる。話も壊れてくる(笑)

河原崎長一郎は詐欺話に乗っかって彼女の貯金を食い尽くす。挙句にエロ本の通信販売でお縄。その場にいた彼女と高岡は流れでやっちゃって、帰ってきたら、一家心中があった部屋で秋吉久美子が狂ってる。

ラストはおよよ、になっちゃったけど、同じかぐや姫の「神田川」を髣髴させる風呂から赤い手ぬぐいをマフラーにして出てくるシーンとか、フォーク世代には嬉し懐かしの映像が満載。ついでに山本コウタローも出てます。

この映画のヒットで"フォーク・ムービー"は「妹」「帰らざる日々」と続いていく。

posted by 映画のせかいマスター at 04:53| Comment(2) | TrackBack(0) | あ行の映画(43)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする