2005年 アメリカ 186分
『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンがリメイクしただけあって?、画面から溢れる小道具やセットが素晴らしい一本。実はオリジナルはもうどんな話か覚えていないんだけど、1930年代の不況のアメリカで、一発大きな映画を作ろうと、謎の島髑髏島を目指すプロデューサーと女優たち。なんとここまでで1時間をゆうに超えちゃってる。なかなかキングコング出てこないんで、録画間違えちゃったかと思った。
しかーし!キングコング登場からは超バトル!人間対恐竜ふうの生物、キングコング対巨大怪獣、そしてキングコングとナオミ・ワッツの友情?恋?のストーリー。ナオミワッツが恐竜から逃げ回るところ、次から次に別の恐竜に襲われるシーンは、こわ面白すぎて絶叫!
そしてNY編。これもまたモノスゴイ映像がリアルで、しかもコングの動きや表情もまたよい。ラストシーンはああなるんだろうなあ、と思っていつつも悲しくなってきちゃいます。3時間は長いかなと思っていたけど、終ってみればあっという間。1分も削れないんじゃないかと思う緻密さでした。ここまでのモノを作ってしまったら、もうリメイクの必要はないのでは??1930年代から続いていたキングコングリメイクでのリバイバルヒットの歴史に幕を下ろしたかのような寂しさもありました。
しかし、こういうのは映画館で見るに限りますねえ。TV鑑賞でした。