2007年12月22日

ダーウィンの悪夢 #1067

「ナイルパーチ」っていう魚、知ってます?自分とは関係ないと思ったら大間違い。数年前まで「白スズキ」という名前で結構日本でも流通してました。もちろん今でも使われてる食材です。このナイルパーチが増えたのは、アフリカのヴィクトリア湖に誰かが、ちょっとしたいたずら?でナイルパーチを放り込んだから。それまでいろんな種類の魚が棲んでいた湖は瞬く間にナイルパーチだらけになっちゃった。しかし、人間にとっては好都合。一大産業になっちゃった。湖の周りに集まってくる人・人・人。でも彼らは決して平等じゃなくって・・・。

仕事にありつけなくて暴力が広まり、そして蔓延するエイズ。子どもは親を亡くし、ストリートチルドレンに。あっという間に、荒れ果てた土地の出来上がり。

もちろん、それが全てを物語ると言うわけでもないだろうが、映画で訴えるにはなかなかよい構図である。アフリカの広大な自然に群がる先進国、荒らされてすさんでいく現地。そして進む格差問題。日本でも格差が話題になっているが、世界的地球規模で考えたらもっと凄いことがおこってる。

この映画で語られていることがすべて正しいかどうかは分からないが、一つの事象として目をそらすわけにはいかない循環がそこにはある。
posted by 映画のせかいマスター at 05:24| Comment(1) | TrackBack(0) | た行映画(49)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする