2007年12月27日

赤毛 #1071

1969年 日本 116分

幕末に「偽官軍」として処刑された赤報隊の映画。赤報隊とは、江戸時代後期の幕末に結成された草莽隊で、王政復古により官軍となった薩摩藩、長州藩を中心とする新政府の東海道鎮撫総督指揮下の一部隊である。(Wikipediaより)とあります。

映画では百姓上がりの三船敏郎が赤報隊の赤毛を借りて地元で立ち上がるところから始まります。どことなく「七人の侍」を髣髴させるいでたちです。悪代官に立ち向かい、皆をまとめて、幼馴染の妻岩下志麻と過ごす。久々に活き活きしたネイチャーなお姿での活躍を楽しく見ることが出来ました。

しかしこの映画、徳川幕府の政治に飽きて新しい時代を渇望する民衆たち。そして明治維新の名に年貢(今で言えば税金)を半分にすると言う大風呂敷を最後は赤報隊になすりつけた官軍の歴史的な背景をユーモア入りで描いた大作なのであります。途中、一昔前の時代劇ドラマみたいなシーンも多々あるけれど、ラストの「ええじゃないか」にすべては集約されてますね。

岡本喜八監督
三船敏郎
posted by 映画のせかいマスター at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | あ行の映画(43)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする