2008年01月01日

上意討ち 拝領妻始末 #1076

1967年 日本 128分

まさかこんなに面白いとは思わなかった。タイトルからして意味がわかんない。三船敏郎作品ってことで見てみたら、むちゃくちゃ面白いじゃないですか。時代劇、こりゃマークしなくちゃいけませんね。

ちなみに上意とは、将軍の命令のことで、お上の意向を持ってくる、つまりは封建的な年功序列の上意下達型社会のことってところ。上意討ちとは主君の命を受けて罪人を討つこと。つまりは三船を討とうとやってきたシーンがまさにこれ。さらに拝領とは貴人や目上の人から物をいただくことで、大奥に入っていた妻を頂く三船たち、ってところか。もっともこの映画の場合は取り返すんだけど。

そんなんで、当時藩主の命令に背くことはかなりの大冒険だったと思われるが、それを一介の侍がやっちゃう。しかも前半は婿養子でチョー怖い奥さんに頭が上がらない(ように見せていた)父親が、実は剣の名士で藩の中では誰も歯がたたないときてる。

で、藩主はもっとも腕の立つ仲代達也に白羽の矢を立てるのだが、ひとたびは接触せず、と思わせておいて最後の最後で両雄合い並び立つ。いやー用心棒椿三十郎での戦いがさらにここで実現してるとはー!!!

この映画、67年のキネ旬の第一位だったんだそうで。納得。


三船敏郎
posted by 映画のせかいマスター at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | さ行の映画(54)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする