1960年 アメリカ 128分
「七人の侍」の西部劇バージョン。先に黒澤七人を見た後で、まんま期待して見たらガックリきそう。ガンマンをお金で雇って、なんていうところとかアプローチはぜんぜん違うんで、ジャパニーズ「情」とかはお金で雇うってのはNGですからね。
でもその辺気にせず見ればやっぱり名作。
宮口精二の刀の達人ばりのナイフさばきを見せるジェームズ・コバーンとか、木村功のロマンスを再現とか。そしてラストはそれまでの西部劇からちょっと転換された感じで、日本映画の素晴らしさが輸出された気がして嬉しかった。
リーダーのユル・ブリンナーは、本家の志村喬とは似ても似つかないけれど、全編を通じてリーダーぶりを発揮。そしてS・マックイーンのかっこよさ!チャールズ・ブロンソンの渋さ!オールスター勢揃いで、豪華絢爛ですから〜
七人の侍 #345