2008年02月27日

ラストエンペラー #1110

1987年 イタリア・中国・イギリス 163分

1950年の中国の話。中国清朝最後の皇帝溥儀(ジョン・ローン)は、ハルビン駅で自殺を図る。救出された彼が語るラストエンペラーとして生まれた半生。城内では皇帝、しかし一歩外に出ると全く別の世界がある、という皮肉な環境に育ち、まるで破滅を待っているかのような人生である。それでいて豪華で(紫禁城で世界初のロケは数週間借り切って行われたこともあり、モノホンの風格が漂ってました。)壊れゆく美学を感じます。

この頃の社会情勢を予習せずに見たのですが、第二次世界大戦でも日本の役割ってのはやはり大きく、アジアを語る上では欠かせませんね。現在の日中関係も引きずってるってことでしょう。もしかしたらあんまり変わっていないのかも。現代は中国に追い抜かれる歴史的な変化が起こっているのでは??

音楽担当の坂本龍一は役者としても登場し、キーになってます。この頃もすごかったですね。

中国にはこういう興味深い話がたくさんありそうで、北京五輪をきっかけにいろいろ見てみたいと思っています。
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2008年02月23日

松ヶ根乱射事件 #1109

2006年 日本

なんだこりゃ。

見ようと思ったきっかけは雑誌「SPA!」の紹介を読んで。やっぱりSPA!だったなあ。・・。

川越美和ってアイドルだったよなあ。いつの間にヨゴレ役に??あとはキム兄と三浦友和くらいしか知らんぞ〜。こんなキャストで話はよくわかんないし、不思議な空間だなー。

でも面白かった。

タイトルの意味をラストで思い知れ!^^
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2008年02月21日

不在宴会(松本清張ドラマ)#1108

2008年 テレビ東京

原作は短編「不在宴会」より。テレビ東京のドラマなんで地味なのを想像してたら(失礼)、地味なほうが松本清張には合うことが判明。主人公のエリート三浦友和がジリジリ追い込まれていく様子や、うっかり墓穴を掘ってしまうところ、人生の皮肉さがよく出てました。

浮気相手と温泉旅行くらいいいじゃない、それまでほとんど関係もなかったんだし。。。なんて思ったりもするけど、そこはしっかり奥さんの父親竜雷太が要所要所で伏線を張ってくれています。

いかにも短編をドラマ化したっていう感じ、じっくり展開しててよかったです。
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2008年02月20日

アダプテーション #1107

2002年 アメリカ 115分

マルコヴィッチの穴の撮影風景からスタート。同じスタッフによる作品なのでマルコヴィッチ始め撮影部隊も本人が登場。ただひとつ違うのは脚本家のカウフマンがニコラスケイジだったこと・・。

大いなる実験的な要素を入れつつも、それが楽屋落ちじゃなく、むしろ天才的な作品になってるところが凄い!脚本家が自分たちを実名で映画に出すなんてよっぽどのことがないと批判の的ですからねえ。

で、現実と妄想が入り混じるところは「マルコヴィッチの穴」っぽく、ニコラスケイジのしつこいひがみネタも面白かった。ただやっぱりマニアックすぎ?(笑)

ニコラス・ケイジ

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2008年02月16日

カッコーの巣の上で #1106

1975年 アメリカ 133分

いやあ、久々にすごい映画を見ましたよ。実話かと思ったけど違うみたい。映画化に至るまでいろんな苦労があったそうだけど、確かに大変だったろうなあ。

ジャックニコルソンすごい!詐病かどうかもわからないままだし、釣りに行って大漁で帰ってくるところやバスケットでゴールを決めるところは痛快、最後にチーフが水道を破壊するところもよかった。ちなみに原作の小説ではチーフの視点から書かれてるらしい。

話の展開と言い設定と言い、見てる側(私)の想像力をはるかに凌駕してて、まさに度肝を抜かれました。こんな感想しか書けないのは残念だけど、面白かった!ってことでm(--)m

アカデミー賞作品賞

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2008年02月14日

銀嶺の果て #1105

1947年 日本 89分

デビュー当時の三船敏郎が志村喬とコンビを組んでの雪山に逃げ込む強盗役。「酔いどれ天使」などベテランと若手という組み合わせが多かったんで、同等に渡り合うシーンは貴重だし、ほぼ互角に見える。黒澤明脚本のこの作品は、強盗と山の人々との心の交流や葛藤、裏切りなど、戦後すぐの作品なんでだるい部分も確かにあるけれど、なかなかの見ごたえ。なんと言っても雪山でのスキーやアクションは先月見たショーンコネリーの氷壁の女 #1099にも負けない。

伊福部昭の映画音楽第1作なんだそうで、時折明るい音楽もありつつ、伊福部音楽を楽しめる。

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2008年02月13日

Mr&Mrsスミス #1104

2005年 アメリカ 

個人的にあまりぱっとしたのが無かった昨年公開の映画の中で、ハリウッド的に派手にまとまってるのがこの映画。アンジョリーナジョリーかっこえー!

スパイと知らずに過ごす6年間を経て(アリかよ〜。でも意外とそんなものかも笑)、気づいたときのスリル、そして家の中での大喧嘩、いや殺し合いか。そして再び結託!

スパイグッズはますますハイテク化してボタン一つでなんでもできちゃう。こんなんで戦争になったらマジコワ。アクションシーンも加速化する一方。ストーリーもうまく流れてる。ここまで無茶苦茶が綺麗に流れると、逆にさめちゃう点も無きにしも非ずなんだけど、やっぱりすげー一作でした。

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2008年02月12日

天国までの百マイル #1103

2000年/日本/101分

会社も潰れ、離婚し、兄弟からも見放されてくすぶっている男が、母の手術のために東京の大学病院から、千葉の病院まで百マイル移動する。これだけじゃわかんないだろうけれど、これだけの話。でもこういう大事な「人生の旅」が大事ですよね。

もちろん大切な旅には、他の登場人物も必要。会社の頃の借金をまだ返済していないのにガソリン代を貸す筧利夫だったり、自分が母親を亡くしたから、と一歩踏み込んで手術を勧める医者とか。名医役の柄本明も渋いし、何と言っても恋人の大竹しのぶの役どころは抜群。不倫相手と幸せになることの多い浅田次郎作品であるが、こういう役割は見逃せません。

そして男は再生するのだけど、そこにはいろんな人のフォローがあったわけで、それが凝縮されたのがこの百マイルだったってこと。私にもこういう百マイル、あるだろうか。
劇中に使われた「500マイル」の歌も改めて聴いて良かった〜。

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2008年02月07日

続・社長洋行記 #1102

1962年 日本 91分

香港から始まる続編。この頃の香港、当然今の時代に見たら、ちょっと古めかしいけど、当時は夢の都だったんでしょうなあ。社長もヘルニアが治ってまた合流、加東大介はそろそろ日本が恋しい。

あやしい日本人エージェントフランキーに一杯食わされつつ、なんとか大手との取引を終わらせほっと一息。いろんなところで偶然の出会いがあって、小林桂樹は中国人娘(ユー・ミン。1950年代から60年代にかけて、香港映画界で活躍)に恋するけど、三船敏郎にもっていかれ、社内のOLと再接近最後は収まるところに収まるのでした。
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2008年02月05日

社長洋行記 #1101

1962年 日本 90分

サクランパスという湿布薬会社を舞台に、おなじみメンバーが活躍。今回は洋行記というだけあって、香港へ飛びます。今回からフランキー堺が初登場だそうで。ずっと出てるかと思ってた。

社長の娘はいきなり江原達怡とでき婚。そのショックで社長は東野英治郎の商社とのゴルフをすっぽかし、海外へのパイプを失ってしまう。「商社なんて人が作ったものを売るだけ、他人の褌で相撲を取る会社なんていらねー。」なんて捨て台詞を残します。

しょうがないから、社長自ら香港へ出張。新珠三千代とご一緒・・までは良かったが、ここ一番でいつものように蛇卵症とかいう蛇が這い回るような痛みの病気(ヘルニアのことみたい??)にかかってしまう。

今回のモテ役は加東大介。妻を早く亡くし、居酒屋のママ草笛光子に言い寄られる。というわけで続編に続きます。
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2008年02月01日

ブラックレイン #1100

1989年 アメリカ 125分

1月は高倉健、松田優作作品をたくさん見たんですけど、この2人の夢の共演が、しかもハリウッド映画で作成されてます。是非見たいなと常々思ってたんですが、なんとTVでやってた。気付いてよかった〜!ちょうど節目の1100作目のレビューです。

相変わらず健さんは普段のままで登場、マイケルダグラスと対峙しても全く引けを取りません。さらに松田優作、これ凄い!アクションで対決してこれだけ自分の色を出しちゃうのは日本人では彼以外無理では?なんて思ってしまいます。

舞台が日本になると、どうも安っぽく感じてしまわないこともないですが、メモリアルな映画ですね。

高倉健
松田優作

posted by 映画のせかいマスター at 07:17| Comment(4) | TrackBack(0) | は行映画(37)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする