1998年 日本 86分
売れない演歌歌手が自腹切ってCD買いながらラストチャンスに賭けるところを横から投資話を持ちかけられて破産していくっていう真面目な人がはまる話だった。歌手役はモノマネの布施辰徳だが、歌のシーンも長く、感情移入しやすい展開。カジノバーが警察と裏で組んでて、摘発が入る前に金を集めて、返せなくするっていうのもありがちな危機。どうやら子どもがなんらかのキーになりそうってのがわかっちゃうのご愛敬。
石野陽子は今回落ち着いた衣装と役割。今では節約お掃除で好感度高い松居一代が悪女役で出てる。相続の基礎知識も字幕で説明されてなかなか親切な作りだった。