1990年 アメリカ 110分
もし、あの時、こうしていたら・・という話は好きなんです。なんで、久しぶりにあらすじを。冴えない35歳の誕生日を迎えた男には、15歳のとき、野球の試合でのトラウマがあった。あの時打ってたら、こんな人生にはならなかったのに・・。ふらりと立ち寄ったバーで、一杯のカクテルを飲んだら、そのときホームランを打った人生に変わっていた。勤めている会社の社長で、令嬢を妻に持ち、豪邸に住んでいる。前の生活に比べたらなに不自由ない。しかしだんだんと前の生活に戻ろうとしてしまう。今の生活に待っていたのは・・・。
こっからネタばれ注意報
今より物質的に豊かになったのに、精神的な豊かさを求めて元の場所に戻るというのは、俗に言うコンフォート・ゾーンがあがらなかったってことかなw 苫米地博士の本に書いてあった。先に進もうとすると、ドリームキラーが邪魔をする。この映画そのものがドリームキラーだったりして。
でも、なんとなく心温まるストーリーでした。
主人公役のジェームス・ベルーシはジョン・ベルーシの弟。ヒロインのリンダ・ハミルトンは「ターミネーター」のサラ・コナーでブレイク。その時の監督、ジェームズ・キャメロンは元夫。