1980年 日本 150分 高倉健
226事件を題材にした作品。このブログでは
戒厳令 #832
を見たことがある。この映画では昭和7年の515事件のあたりから物語はスタート、高倉健の宮城大尉の部下の少年兵が脱走し、その姉の吉永小百合に出会うところから始まる。実際のモデルがいるかどうかは知らないんだけど(すみません、こんなんで^^;)高倉健を中心に、陸軍皇道派が結束を高めいく。
吉永小百合が、高倉健に助けられたように見えたけど、その後やっぱり身売りされて芸者となって偶然再会したり、一緒に暮らすようになるが、関係は持たなかったりと、二人の関係を軸に進む。
朝鮮での軍の悪を暴こうとしたり、いろんなエピソードを入れながらラストの226当日を迎える。昭和初期の時代がそんなに昔ではないと思っていたけれど、遠い昔のようにも思えた。