1975年 アメリカ 128分 クリント・イーストウッド
引退して美術の教師をしている元殺し屋のイーストウッドに、組織から仕事の依頼が。この依頼主がいいキャラクター!仕事の頼み方が見事だ。報酬に対し、一切手を抜かないイーストウッドもよい。一度引退したからといって良い人になったわけではないイーストウッド、一度はゴルゴ13ばりに出会った女に足を引っ張られるが、とある人物の殺し方は、こんなの見たこと無い、と笑ってしまった。
でもって、この映画の一番の見所はアイガー北壁の登山シーン。なんとイーストウッド本人がスタントマンも使わずに絶壁を登っている。その前にアパートの壁を登るシーンがあって、山に長けた男という前フリもあるんだけども、この登山シーンはモノスゴイ!!実際撮影で登山のプロも死んだそうだ。
劇中でも42歳でアイガーを登るのは最高齢とか言ってたけど自らこんな役をやるなんて!