第4話ではカースケの旧友、タマが登場。主人公に仲間入りするものとばかり思っていた。が、それがこのシリーズのうまいところで、のちにまた登場するんだけど、準レギュラーというわけでもない、あくまでも主人公の三人の日常の青春の中の一コマである。
で、このタマ君、いわゆるチンピラなんだけど、昔はこういう人、たくさんいた。友達の友達に会っていきなりタメ口で失礼なことも平気で言う。最近はあまりいないんだろうけど、記憶を呼び覚ます人物だ。
5話では、ヨーコの物語。オメダとの恋の駆け引きみたいなシーンもあるんだけど、そこはさすが、品を崩しません。ラジオ局の試験を受けるところまで。あとで思えば、ヨーコにまつわる話も色々出てくるんだよねえ。
6話になってようやく、グズ六の部屋を出ていく。そう、食堂いろはの上のたちばな荘への引越しだ。引越しの理由が、会社の女の子とボートに乗ってたらのりこさんがいて、女の子が池に落ちて部屋で着替えさせてたら案の定見つかって、その仲直りにカースケが仕掛ける「夜這い」だったってのは笑える。夜這いってのも、わたしの時はもう昔の話だったけど、結構現実的に多かったとも聞いている。最終的にグズ六のみ部屋に戻るが、次回からのたちばな荘での話が楽しみだ。
2012年07月04日
愛のメモリー #1595
1976年 アメリカ 98分 ブライアン・デ・パルマ
題名を見ればメロドラマふう。しかし、中身はサスペンス、でも終わってみればメロドラマにも見えなくない・・。ヒッチコックのめまい #1431っぽい設定で、公開当時はヒッチコックを意識した売り方だったようだ。初期のパルマ作品は、どれもそれっぽい雰囲気は漂わせているが、ヒッチコックっぽいかと聞かれると、うーんどうなんだろう。
誘拐されて殺されたと思っていた娘が生きていて、妻に生き写しだと、婚約する。しかしその誘拐は実は仕組まれていたもので、娘との婚約も裏で・・・。
と、ここまで書いちゃうとネタバレなんだろうけど、多分知ってて見ても問題ないと思うんで書きました〜。パルマ・サスペンスの代表作の一つです。
題名を見ればメロドラマふう。しかし、中身はサスペンス、でも終わってみればメロドラマにも見えなくない・・。ヒッチコックのめまい #1431っぽい設定で、公開当時はヒッチコックを意識した売り方だったようだ。初期のパルマ作品は、どれもそれっぽい雰囲気は漂わせているが、ヒッチコックっぽいかと聞かれると、うーんどうなんだろう。
誘拐されて殺されたと思っていた娘が生きていて、妻に生き写しだと、婚約する。しかしその誘拐は実は仕組まれていたもので、娘との婚約も裏で・・・。
と、ここまで書いちゃうとネタバレなんだろうけど、多分知ってて見ても問題ないと思うんで書きました〜。パルマ・サスペンスの代表作の一つです。