テレビ朝日開局55周年記念作品
家政婦は見た!の原作です。今回は米倉涼子主演で、コミカルに進んで行く。家政婦の時は不細工メイクをしているものの、キャラとしては市原悦子の方がそれっぽくてキャラ立ちしてる。彼女に白羽の矢が立ったのは、去年の家政婦はミタの松嶋菜々子を意識してのものだろう。
前半は原作に沿った進行なんだけど、米倉涼子はオリジナルのキャラクターで、何とも言えない新・家政婦を魅力たっぷりに演ってます。悪ガキとは対峙し、チクリの投書はするし、手紙は勝手に開封しちゃうし、ハチャメチャで、仕事もできるわけじゃない。妻(余貴美子)からは追い出されそうになるのだが・・・。
現代の設定なんで、ケータイの動画が使われてたりするのだが、夫と愛人のやり取りは手紙だし、旅館にはチフス菌を撒かれるし、カラオケで歌う歌は中島みゆきのわかれうただし、という古い設定も生かしてる。
後半は、事件はさほどたいしたことなく、家政婦の過去にまつわる話にスポットが。見たとミタの中間のような感じだったが、でもとにかく面白かった(^ ^)