2013年08月20日

あなたへ #1884

2012年 日本 111分 降旗康男高倉健

映画館に見に行きたかったんだけど、行けなくてTV放映を見てやっぱり行けばよかったと後悔。どうかまだまだ高倉健さん主演映画が作られますように!

富山から長崎までをキャンピングカーで一人旅するロードムービー。途中人と人との出会いが描かれる。いい人そうだったビートたけしは実は○○だったり、お人好しだけど強引な草g剛からは一緒に飲んでるうちに意外な告白をされる。同じ席にいた佐藤浩市は、これは私も気づかなかったんでネタバレもったいないから書かないでおく。

漁師の大滝秀治はこの映画を最期に鬼籍に入られたが、台詞は少ないものの迫真の演技。そして妻の手紙に書かれてあることを理解した男はある男のもとに向かう・・・。

基本的にロードムービーは好きなんだけど、出てくる人が魅力的でやっぱり目が離せなかった。こんな人達と出会えるなら一人旅もいいかもしれない。そんな夢とロマンに満ちた一本。
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2013年08月16日

HOME愛しの座敷わらし #1883

2012年 日本 109分

荻原浩の直木賞受賞作品。都会暮らしでそれぞれ問題を抱えた家族が、東北の田舎町に引っ越し、そこには伝説の生物である座敷わらしがいた。最初は恐怖におののく一家だったが、子どもが仲良くなると、ボケていたおばあちゃんが幼い頃に亡くなった弟の影をわらしに見るようになる。都会でいじめられてた長女も人情に熱い学友に恵まれ生き生きしてくる。営業に飛ばされた父も、少しずつ馴染み始め、ある日自らの商品に関する思いを上司にぶちまける。町内会の雑事に追われる母もようやく慣れてきた頃、活躍が認められ本社に戻るようお達しが来る。

よくある話ではあるが、そこに座敷わらしを絡ませて、幻想的にした。ロハスとかエコで憧れる田舎暮らしも、最初はそれなりに大変だ。でも、環境を変えれば生き方も変わる、生きるのに疲れたら、自然と戯れるのが一番だ。一時期そういう考えが流行ったけど、最近は落ち着いてるのかな?今後は常にこういうネタがリフレインされると思いつつ。
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2013年08月12日

黒の回廊(松本清張ドラマ2004) #1882

2004年 日本テレビ

2時間ドラマの帝王・船越英一郎が出てるから、ってわけじゃじゃないだろうけど、すっかりドラマ風になった作品。日本テレビ50周年記念でヨーロッパロケは豪華だけども、謎解きのチープさはところどころ見かけられる。

セレブツアーの7人の貴婦人たち、出発からトラブルの連続、ついに起きる殺人事件、そして連続殺人・・。

10年前、熟女ブームの前の熟女たちがいいですね。殺される順に、格付けがあったのかなーとか深読みしつつ。中でも清水由貴子さんは不幸な死に方をされたし、主演格の島田陽子さんも幸せそうには思えない展開だった。若い頃もそうだけど、熟女になってからの展開も人生いろいろありますなあ。

あ、それは話と無関係だったw
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つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 #1881

2012年 日本 138分

うーん、こういった深い男女の愛情の話は私にはついていけないみたいだ。もう一回見るかなー?!コメディなのかシリアスなのか、ついていくのに必死だったが・・。

つやというのは名前のこと。ガンで昏睡状態の妻・艶の過去の男性関係を調べる夫。そこにはさまざまな人間模様が・・。

最期まで見たのは、代わる代わる登場する豪華キャストのお陰だ。最初のエピソードでは小泉今日子と荻野目慶子がパーティー会場でワインを掛け合う大げんか。野波麻帆は体当たりヌードシーン(吹き替え?)を披露し、真木よう子や忽那汐里も可愛さ満点、大竹しのぶと風吹ジュンも素敵だ。

まあ、そもそもが感情移入して映画を見るタイプではないのでしゃーないかな。
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2013年08月11日

苦役列車 #1880

2012年 日本 113分

西村賢太原作の芥川賞作品の映画化。あんまり評判良くなかったけど、そういう話なんだから仕方が無い。確かに後半だれてきた感じはあって90分くらいでまとめてたらよかったのにと、思わなくもないが、逆にもっとグダグダになっちまえ的なおもしろさもあった。

原作の世界観を理解してから見ないと、これはわからないと思う。主人公のどうしようもなさ、これを表現するに、森山未來は良くやったと思うし、前田敦子もかわいくまとまっていた。

アングラ映画になるくらいやっちまった方がよかったのかもしれない。作者の本は好きだけど、次の映像化はもう無いかもね笑
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ふるさとがえり #1879

2011年 日本 135分

脚本の栗本さんや監督さんが全国を回って上映会やトークショーをしてるので参加した作品。普段このブログ見ててわかるとおり、自分はほぼ主観的に映画を見ている。映画の中でどうなっていようと、自分の目線でしか見れない。それはそれで奇特な人間のようだ。たまに大勢と映画見て感想を語り合ったりすると、いろんな気づきがあっておもしろい。

また脚本家の人と初めて話したけど、脚本家って、クランクインすると現場にはノータッチなんだそうだ。たまにそうじゃない人もいるんだろうけど。賞とかで前に出てくることない地味っぽい存在だったけど、脚本は脚本で聖典みたいな感じのようで、ミーハーな私はいろいろおもしろかった。もし近所で上映会がある時はぜひ参加してください。

ストーリーはある事情で東京の生活を諦め、ふるさとに帰ってきた青年が消防団に入って地域で活動しながら、少年の時の話とリンクしていく。泣ける部分もありーの、地元で頑張っている私には元気付けられる話だった。
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2013年08月09日

コント55号とミーコの絶体絶命 #1878

1971年 日本 89分 野村芳太郎

もはやミーコが誰のことなのか不明なんだけど、話の筋から見てマドンナ役の由美かおるを指すようだ。コント55号でもマドンナとして登場してたようだが、当時を知らない私にはなんとも言い難い。とは言え、歌も上手いしセクシーな体系で、二郎さんのセリフを借りれば「レモンみたいな」美女ってのが当てはまる。

もう一人太地喜和子もセクシーなのはセクシーなんだけど、あばずれお嬢様な役でどちらかと言うと悪役、マドンナとは言えない役だ。欽ちゃんと二郎さんは兄弟で役所のなんでもやる課に勤めてて、兄の二郎さんはケチで有名、欽ちゃんはモテ男の役だ。二郎さんが胃がんで数ヶ月の命と勘違いした欽ちゃんのススメで、二郎さんが温泉旅行に出かけるところから、物語は急展開する。

コント55号シリーズの中では一番ストーリーがしっかりしてた。ボーリングでデートするシーンは当時のブームだったんだろうし、ブラウン管に登場する和田アキ子や後楽園ホテルなど世相も映してる。大学出たからって役所に勤めなくても自分らしい生き方を、とラーメン屋を開業するんだけど、それを言い出したミーコ本人は医者を恋人に選ぶっていうオチだった(笑)

posted by 映画のせかいマスター at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月08日

園子温

ひそひそ星 (2015) プロデュース/脚本/監督  
みんなエスパーだよ #2394 (2015) 監督/脚本  
リアル鬼ごっこ(2015年版)#2414 (2015) 脚本/監督  
ラブ&ピース #2354 (2015) 監督/脚本  
新宿スワン (2014) 監督  
TOKYO TRIBE (2014)
地獄でなぜ悪い #2187 (2013) 音楽/監督/脚本
希望の国 #1877 (2012) 監督/脚本
ヒミズ #1711(2011) 監督/脚本
恋の罪 #2361 (2011) 監督/脚本
冷たい熱帯魚 #1710 (2010) 監督/脚本
ちゃんと伝える #2059 (2009) 監督/脚本
愛のむきだし #2189 (2008) 監督/脚本/原案
エクステ (2007) 監督/脚本
気球クラブ、その後 (2006) 監督/脚本
紀子の食卓 (2005) テーマ作曲/監督/脚本/原作
Strange Circus 奇妙なサーカス (2005) 音楽/監督/脚本
夢の中へ (2005) 監督/脚本
園子温ファンタ・ジア SHORT FILM COLLECTION (2004) 監督/脚本
ノーパンツ・ガールズ 〜Movie Box-ing2〜 (2004) 監督/脚本
HAZARD ハザード (2002) 監督/脚本/原作
自殺サークル (2002) 監督/脚本
性戯の達人 女体壺さぐり (2000) 監督/脚本
0CM4(ゼロ・センチ・メーター・フォー) (2000) 監督/脚本/編集
うつしみ (1999) 監督/脚本/撮影/編集
男痕-THE MAN- (1998) 監督/脚本
桂子ですけど (1997) 監督/脚本/製作/美術/編集
部屋 THE ROOM (1993) 監督/脚本/編集
自転車吐息 (1990) 監督/脚本/出演
俺は園子温だ! (1985)<未> 監督/出演
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希望の国 #1877

2012年 日本 133分 園子温監督

舞台こそは架空の県であるが、東日本大震災後に震災地でロケをして、震災および原発事故をテーマにしている作品。製作当時、自分はまだ何が起こったのかを理解できずにいて、こういう映画を作ろうとは夢にも思っていなかたんだけども、原発事故による放射能漏れから胎児を守ろうとする母親をキテレツに描いたり、津波で流された両親を立入禁止になっても探し続けようとする娘、そして退去命令が出てもそこに居続けようとする夫婦を、妻の認知症を交えながら描いている。

決して茶化しているわけではないし、突飛なことを取り上げているわけでもない。こういう切り口をストンと落とし込める、しかもあの時期に、ってのがスゴイ。上映されてすぐ見たほうがよりリアルだっただろう。

出てくる役者さんは園子温監督映画によく出てくる人たちだが、ちょっと気になったのが役所から退去命令を伝えに来る役所の職員2人組、志村と加藤だった。よく見かける名脇役の菅原大吉と山中崇がやっている。

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2013年08月07日

スケアクロウ #1876

1973年 アメリカ 112分

ジーン・ハックマンとアル・パチーノのロードムービー。お互いヒッチハイクをしてて出会った二人が、洗車屋をやろうと意気投合。途中の街で女にいかれたり、30日間の強制労働をさせられたり、そこでホモの男に狙われたり、珍道中がはじまる。目的の一つであったパチーノの家族に会いに行くことは、電話ボックスからかけた妻への電話で拒否され、パチーノは倒れてしまう。

たまたま出会っただけの男二人の友情物語。多分探せば現代でもこういうことは起こっているのかも。日常にしがみついている毎日の生活を見なおしてみたくなっちゃった。が、見直す暇もなく毎日は続くんだけども。
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青い鳥 #1875

2008年 日本 105分

重松清原作。中学校を舞台にいじめ自殺未遂事件後、平静を装ってはじまる3学期、問題のクラスは担任の先生が休養し、臨時教師が赴任する。教師は転校した生徒の机を置き、おはようと毎日呼びかける。

世間体を気にして、反省文を書かせて体裁を取り繕ってそれで終わりにしたい学校サイドに、忘れるのは卑怯だと訴える臨時教師。確かに生徒の中にも、これでいいのかと思う子もいた。

問題が起きることに過剰に反応しないといけない風情なのはわからなくはない。正義を振りかざしてやーやー言ってくる親も多いだろう。なんでこんなに誰かに責任を取らせるってことが当たり前の時代になっちゃったんだろうね。例えば校長が辞任したらそれで問題は解決するのか、一番大切なのは生徒の心のケア、どうやってその事件を自分の中で消化していくのか。そこから何を学べばいいのか、幼い心は混乱するだろう。そのことよりも世間体、確かに世間体は大変だ。対応する担当者の消耗も激しいに違いない。言う側も何が問題なのかハッキリわかっているんだろうか??

なんていろいろ考えちゃいました。ガラにもなく(笑)
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2013年08月05日

北の螢 #1874

1984年 日本 125分 五社英雄仲代達矢

明治時代に実在した「樺戸集治監」。北海道の道路開発のために全国から集められた囚人たちが、過酷な労働を強いられる。取り仕切るのは“鬼の典獄”と異名をとる月潟(仲代達矢)。そこに現れた美女(岩下志麻)は、囚人の露口茂(太陽に吠えろのヤマさん、映画で見るのは初めてかも??)のかつての恋人だった。二人は接見で再開し、月潟の殺害を指令するが・・。

要は、樺戸集治監という場所を舞台に、監視員と囚人のバトルに美女を絡めた、って話ではあるんだけど、そもそもその舞台が、私は存在すら知らなかったんだけど、美味しい舞台です。貴重な話しであるが、現代ではもうウケないのかなー。普通の市民も北海道開拓の名にかこつけて無理やり行かされてたという話もあるようだ。

もう一つの舞台として大きな料理屋があって、もちろんそこでは裏でいろんなことがやられているわけだけど、夏木マリがその女将役(似合ってるー)、兵士たちの休息の場となっている。

大まかにはその2つの場所を交互に映してるんだけど、それなりに人間関係もしっかり描いているし、この頃の五社監督の映画はさすがです。

途中に流れた森進一の挿入歌も素晴らしく渋かった!
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難波金融伝ミナミの帝王27「仮面の女」#1873

2004年 ミナミの帝王

ぼんちまさとが夏樹陽子と組んで、大病院の移転をめぐる資金ロンダリング詐欺を仕掛ける医者役。今回のお笑い枠のまさとは、多分に漏れずちょっと間抜けで、銀二郎にお金を借りて返済に追われている役。結局うまいこと使われて自分は得しないw。敵キャラボスの夏樹陽子は小さな不動産屋を営む裏で、偽名を使って詐欺で大金を動かしている。大きな街だとそうそう面が割れないんだろうけど、結局領収書に書いた名前の筆跡でばれちゃう。当時50歳くらいなんだろうけどピンクのスーツが似合っててキレイ!

被害者役の河原崎健三(長一郎の弟)は名脇役で、町工場を立て直すために大きな機械を入れようとして借金を重ねる。何とか持ち直したのをキッカケに投資話に乗っかってしまう。いくら医者の勧めだからといって2000万円が3000万円になる話は早々無いだろうにねえ。

今回の舎弟は山本太郎、今では議員のセンセイになっちゃった。
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2013年08月02日

ブルース・リー死亡遊戯 #1872

1978年 香港

ラストのアクションシーンのみ撮影したあと、ブルース・リーが死去、それまでに至る部分は前の映画からのつなぎ合わせと、代役を使って完成させた作品。代役のシーンはサングラスをかけてたり、ひどいところはアイコラ風に顔写真を貼りつけただけだったり、雑な部分もあるんだけど、ラストの塔を登って敵を倒していくところは圧巻。

怒りの鉄拳のラストシーンの撮影時に空砲のはずの銃に実弾が入っていて撃たれるんだけど、息子のブランドン・リーが自分の主演映画でまさかのこれと同じ死に方をしてしまう。話題性には事欠かない作品。

ブルース・リーとは何だったのか、数少ない作品から、70年前後のアングラな時代の中を駆け巡る伝説であったことは間違いないようだ。
posted by 映画のせかいマスター at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | は行映画(37)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする