2013年10月09日

虹をつかむ男 #1909

1996年 日本 120分 山田洋次監督 /脚本

男はつらいよ終了後、次のシリーズに期待が高まった作品だったが、終わってすぐでは敷居が高かったのか、残念ながら2作で終わってしまった。よっぽどつまらないのかと思ったら、何をいわんや面白い。

葛飾柴又で父前田吟と母倍賞美津子の息子吉岡秀隆は父と喧嘩してバイトしながら旅に出る。田舎の小さな町の映画館に足を運ぶとそこの店主となんだかんだで付き合いができ、しばらくそこで働くことに。

映画LOVEがたくさん詰まった映画です。作中、西田敏行がさも面白そうにストーリーを紹介したり、スクリーンに流れる映画があるんでチェックしておきます。中でもニュー・シネマ・パラダイスはまさに同じような設定の映画館で、モデルになったと思う。
警察日記(森繁久彌主演)
ニュー・シネマ・パラダイス
鞍馬天狗
若者たち(車の中で運転手の田中邦衛のモノマネを西田敏行がする)
野菊の如き君なりき(木下恵介監督)
ラスト・タンゴ・イン・パリ
81/2
かくも長き不在(上映されたけど不評だったw)
雨に歌えば
禁じられた遊び
東京物語

そして最後に、映画館で西田敏行と吉岡秀隆が二人で観る「男はつらいよ」!渥美清に捧げるという文字が映し出されたあと、CGでバス停から出てくる寅さんの姿が!

このままシリーズ化して欲しかったなー!2作目も見たい


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2013年10月07日

アルゴ #1908

2012年 アメリカ 130分 アカデミー賞作品賞
 
 ベン・アフレック主演監督のアカデミー賞作品賞受賞作。イラン革命真っ最中の1979年、テヘランのアメリカ大使館を乗っ取られ、軍事力による救出作戦も次々に失敗。アルゴという架空の映画の製作していることにして、6人を飛行機に乗せる。

 監禁されているわけでないのだが、どっちにしてもイランから出られない状態で、膠着状態が続く。主人公が子供に電話していた時に見ていた映画猿の惑星から、カナダの映画製作会社が中東でロケをしたい、ってことで国外脱出に成功する。その国の領空を過ぎればホッと一息ってところがなんとも不思議な感じがした。同じ地球上で飛行機に乗っててそれが移動するだけで、地獄から天国って感じで、これほどのドラマになってしまうんで、今度飛行機乗る時、アルゴを思い出そう。

 当時のフィルムのイメージに近い画質で、その時の世相を表す人たちも実名で登場。派手なアクションこそ無いものの、異国の恐怖みたいなのがよく出ていた。

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2013年10月05日

顔(松本清張ドラマ2013)#1907

2013年 フジテレビ開局55周年 松本清張TVドラマ

売れない駆け出し女優だった松雪泰子が、バイト先のスナックでつらい日々を送っている際に出会った紳士(坂口憲二)と恋に落ちるが、実はろくでもない男で、仲がこじれていく。時期を同じくして、女優としてちょい役から主役級にのし上がっていく。女は男を殺害するが、列車の中で会った男の幼なじみ(田中麗奈)が、自分のことを覚えてるんじゃないかと不安になる。ある日、彼女を呼び出し、青酸カリで殺害しようとするが、偶然隣り合わせた飲食店で、自分のことを覚えてないことを知り、殺人は取りやめる。しかしその後、主演した映画のラストシーンでタバコをする姿を見た女が女優のことを思い出し事件は発覚する。

原作にも近く、時代も昭和30年台の雰囲気で作られたドラマ。殺人に使う予定だった青酸カリを記者会見の時に持っていて、会見現場に踏み込んできた刑事の姿を見て、最後にスピーチしたあとその水を握りしめてドラマは終わる。
なかなかの良いシーンで、ラストも良かった。

顔(昭和32年)#1250松本清張
顔(松本清張ドラマ1999)#1627
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淋しい狩人(宮部みゆきドラマ2013)#1906

2013年 フジテレビ 宮部みゆき

原作は同じ主人公の短篇集で、その中の表題作をドラマ化。
小説「淋しい狩人」の内容と同じ殺人事件が発生する。古本屋の北大路欣也が、旧友の書いた本に似た事件が連発していることをその小説家の娘で盲目の加藤あいに知らされ、調査を警察に依頼する。

事件は意外な方向に向かい、身近なところに犯人と思われる人物が・・・。

原作は読んで無いけれど、短いストーリーを2時間で描いている。宮部みゆき原作作品は連続ドラマにもなってて、尺を長く描きやすいんだろう。いろんな社会的な要素が入ってるんでちょうどいいのかも。
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2013年10月04日

最強のふたり #1905

2011年 ベルギーフランス 112分

車椅子の大富豪フィリップが介護人に黒人の青年ドリスを雇う。決して意欲的ではなかったが自分を可哀想だと思っていない、というのが選考の理由。介護には疎く、失敗の多いドリスだが、ユーモアが好きで、体調が急変する時は、相手を気遣い、誰からも教わってないがその時の本人にベストの選択ができる男だった。しかし家庭は複雑な状況に置かれていた。そのことを知ったフィリップは、一度彼を家族のもとに返すのだが・・。

身体障害者でできないことはあっても、もちろん頭脳は明瞭。どう接すればいいのか、一度は頭を悩ますタイプだと思う。そんな彼に自然体で接し、友情を育む二人の姿を共感する人が多かった映画である。障害者をテーマにした映画がそもそも少ないのだが、この映画みたいに腹の底から笑えるのは稀有だと思う。

ドリスのセリフややってること(麻痺した足に熱湯をかけてみたり・・)が脚本ならばよく考えたものだと感心する。

いい映画でした。
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2013年10月03日

極道の妻たち 最後の戦い #1904

1990年 日本 116分

シリーズ4作目。これまで初回の岩下志麻に続き、十朱幸代、三田佳子と主役を交代してきたが、今回再び岩下志麻に。以後シリーズ10作目まで岩下志麻が主演、代表作とも言えるシリーズに。

今回はどちらかと言うと、シリーズにずっと出演してきたかたせ梨乃の出番が多い。ヒットマン役を自ら行い、最後のバーでの銃撃シーンは、女優のアクションシーンとして華やかでインパクトがあった。
哀川翔がチンピラ役で出てた。

途中を見てないんでわかんないけど、1作ごとに親分が代替わりしているのか、今回は4代目と呼ばれていた。
posted by 映画のせかいマスター at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の映画(33)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月02日

天地明察 #1903

2012年 日本 141分

第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞した冲方丁の時代小説である。のぼうの城と言い、歴史小説のブームを作った一作で、これもまた歴史小説というよりも偉人伝みたいな感じ。

映画で改めてスポットを当てて見れば、暦って興味深い。1年経った、記念だというのは、地球が太陽の周りを1週したってこと。それを観測するのに、空の動きを定点観測して測るなんて!

水戸光圀の意外な姿(ずっと旅してるのと違かったん?)や、公家との暦を巡る争いなど、面白かった、
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2013年10月01日

ゆうひが丘の総理大臣(第7話-14話)#1902

#7
山川(清水昭博)の恋愛ネタ。バスで見かけた美女(神保美喜)に恋したんだけど、灯台下暗しで同じ学校の女の子。アプローチしたいところだが、彼女には裏の顔が・・!
度が過ぎた行動を叱る総理に彼女が見せた涙は、本気で怒ってくれる人がいなかった、というものでした。最後は列車でのお別れのシーン。これが昭和っぽくていいんだまた。


#8
以前からちょこちょこエピソードにあった山下先生(前田吟)と大坂先生(名古屋章)の娘(篠ひろ子)とのロマンス話。病床の母を置いて父親が女に走った(と言っても大きくハマったりしてないんだけど)ことから、恋人だった山下先生とも別れてしまい、孤独に生きている。お互いまだ相手を思いながらも素直になれない二人に総理がトラップを仕掛ける・・。
最後は由利徹と屋台で一杯飲むシーンが良かった。

#9 淋しさなんかに負けません
桜子先生を小松政夫と取り合う小ネタからスタート。小松政夫って、当時40くらいかな、植木等に見出されて、苦労人からのし上がったらしく、Wiki見てたら泣けてくる。コミカルなキャラとは別に人情に厚そうだ。どこかで会えないかな。
クラスはだんだん学級崩壊してきてる。女子生徒の小島が悪化、あと草川壮馬が9話で結核のため降板し、3人組が4人組に再編成。


#12
下宿の料理屋かおるのかおるちゃん(岡田奈々)がアメリカに留学したいと言い出す。母親(樹木希林)はいい顔をしない。
今回は学校の話よりも完全に岡田奈々がヒロイン。基本的に俺たちの旅のオメダの妹の時と変わらないんだよねえー。

#13さようなら柴田君
スタート時から柴田が両親と離れて一人暮らししながら夕日丘学園に通ってたけど、今回病気の母親のために、転校することに。今回は母親との関係がテーマ。木原光知子も厳格な母にお見合いを迫られてて、総理に恋人のふりをするよう頼む。この母親役の人、俺たちの旅のグズ六のコワイお母さん。似合いますね。
で、転校する柴田をクラス全員で見送る。

#14
転校生で岡村清太郎(現・清元延寿太夫)が登場!優等生でありながら、不良グループと接して人生の楽しみを見出す。もう一人、女子の北川が転校生が初恋の人であり、真面目に変身すると言い出す。優等生の出現に木念先生は教師の生きがいだと張り切るが、総理は人生の楽しみも知った方がいいと、二人を交際させる。

いやー、歌舞伎界の名優だけあって、さすがの存在感。優等生で言えば遠藤とキャラかぶりそうなんだけど、抜群の存在感です。この回、おもしろかった!
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のぼうの城 #1901

2012年 日本 145分

和田竜の小説家デビュー作。歴史小説の新たな息吹、ってことだったんで、一体どんなわざを使ったのかと思ったら、史実通りの話しらしい。切り口と展開がうけたんだろう。

でくのぼうからアダ名を取られたのぼうこと成田長親(野村萬斎)。歴史オンチの私は、成田長親なんて全く知らなかった。忍城もどこにあるかさえわかんない。これも途中で挫折しそうになったけど、野村萬斎のコミカルな演技に惹かれてなんとか見終わった。脇を固める人たちもしっかりしてて、最後の水攻めのシーンも大震災を彷彿させると、公開が延びた問題のシーンだけあって大迫力。のぼうのキャラがまず無理だと思われていた戦いから生き延びることに成功するまでのストーリー。
posted by 映画のせかいマスター at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | な行映画(8)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする